付則
2011年8月29日 15時01分 [広報委員会]① 本会則は2002年(平成14年)6月3日より施行する。
② 2008年(平成20年)11月9日、一部改正。
③ 2010年(平成22年)5月30日、一部改正。
④ 2011年(平成23年)5月29日、一部改正。
⑤ 2012年(平成24年)6月2日、一部改正。
日本フランス語フランス文学会は、フランス語学・文学研究者や愛好者約925名の会員を擁する学術団体で、日本におけるフランス語・フランス文学研究の進歩発展とその普及のために1962年に設立されました。全国大会を年2回開催しています。刊行物には、大会での研究成果からなる『フランス語フランス文学研究』、フランス語による学術研究誌LITTERA等があります。また6つの支部では、支部大会の開催や支部機関誌の刊行などの活動を行っています。
入会をご希望の方は、入会案内のページをご覧ください。
日本フランス語フランス文学会は、1946年に設立された「フランス文学会」と、1951年に設立された「フランス語学会」が合併して、1962年に設立されました。以後60年間に亘り、日本におけるフランス語学、言語学、文学、思想研究に携わる研究者たちが集う中心的な学術機関として機能してきました。具体的な活動としては、年に2回、春と秋に開催される全国大会、7つの支部における支部大会、学会誌(全国誌および支部会誌)の発行、フランス語スタージュの実施などがあります。全国大会と支部大会においては、会員の個別研究発表だけでなく、国内外の研究者による講演会、ワークショップ、さらにはビデオセッションによる研究発表など、多様なプログラムが展開します。
本学会は「日本フランス語フランス文学会」という名称ですが、会員の専門分野は文学、語学、思想、文化史など多岐に亘ります。また狭義のフランスだけでなく、広くフランス語圏(ベルギー、スイス、アフリカ諸国、カリブ海地域、ケベック)の文学・思想を研究している会員もかなりの数に上ります。研究領域の多様化と越境は喜ばしい現象であり、今後も続いていくことでしょう。
研究のさらなる進展のためには、会員同士の学術的交流が重要なことは言うまでもありませんが、今後は他の学会との積極的な交流、協力も必要になってくるでしょう。個別の学会はえてして閉鎖的な印象を世間に持たれがちですが、できる限り外部に開かれた学会であることが望ましいのです。フランスを対象とする学会は、日本に少なからず存在します。それらの学会と連携しながらシンポジウムなどを企画することができれば、会員の研究の向上にも繋がるはずです。
世界的な風潮ですが、人文学研究は近年ますます、その存在意義と価値を外部に向けて説明することを求められています。本学会としても、機会を捉えて、進んでその責務を果たしていかなければなりません。というのも、一方で、グローバル化という名の下に、英語と英語文化圏への過度な傾斜が見られますし、他方で、研究や教育の場で学問の対象と方法論の多様化が進み、少なくとも日本においてヨーロッパ文化がかつてほどの威光を放っていないことは認めざるをえないからです。そうした状況のなかで、論文、著書、翻訳をつうじてフランス語圏文化の価値を広く日本社会に知らしめることは、学会員の重要な役割の一つだと考えます。
本学会は、講演、研究集会、シンポジウムをつうじて世界各国の研究者との国際交流も図ってきました。多くの学会員がそのような人的繋がりを有し、国際的な舞台で活躍し、本学会の活動を支えてきたからです。今後もこうした活動を継続していく予定ですので、会員の皆さまの協力とイニシアティヴを強く期待します。
本学会は、会員同士の切磋琢磨の場、研究・教育上の情報交換および交流・親睦のための貴重な場として、長年有効に機能してきました。また、大学院生や若手研究者にたいしては、研究発表の機会を提供してきました。誰にでも開かれた自由な組織です。本学会の活動が今後も円滑に継続するためには、会員の皆さまの積極的な参加と発案が不可欠です。時代と社会の変化に伴って、学会のあり方も変わっていくべきでしょう。先例に囚われず、必要に応じて新たな方向性を果敢に打ち出しながら本学会がさらに発展していくために、会員の皆さまの貢献を切にお願いする次第です。
2021年8月1日
小倉 孝誠
① 本会則は2002年(平成14年)6月3日より施行する。
② 2008年(平成20年)11月9日、一部改正。
③ 2010年(平成22年)5月30日、一部改正。
④ 2011年(平成23年)5月29日、一部改正。
⑤ 2012年(平成24年)6月2日、一部改正。
学会誌「フランス語フランス文学研究」の編集・刊行をしています。
委員長 郷原 佳以 委員会内規
学術交流の企画・調整を行います。
委員長 前之園 望 委員会内規
フランス語教育の問題について検討しています。
委員長 竹本 研史 委員会内規
フランス語教育実状調査報告書.pdf
フランス語・フランス文学研究の資料を調査し、Cahierの編纂をしています。
委員長 小林 亜美 委員会内規
会報の発行およびホームページの運営をしています。
委員長 浅間 哲平 委員会内規
本会運営上の疑義について審議・検討する総会諮問機関です。
世話人 永井 敦子 委員会内規
答申
1973 会員の権利と会の運営について、フランス語教育について、各種委員会への要望等
1983 「各種委員会委員の交代」に関する答申
1986 資料調査委員会の改組に関する答申
1987 フランス語教育研究協会との連絡調整に関する答申
1988 全国大会における分科会のあり方に関する答申
1989 全国大会における分科会発表と学会誌掲載に関する答申
2002 I スタージュ運営委員会に関する件、II 語学教育委員会に関する件
組織図(PDFファイル)
2024年度役員
会長 | 小倉 孝誠 |
副会長(A地域) | 澤田 直 |
副会長(B地域) | 山上 浩嗣 |
支部長 | |
北海道・東北支部 | 寺本 成彦 |
関東支部 | 田上 竜也 |
中部支部 | 重見 晋也 |
関西支部 | 友谷 知己 |
中国・四国支部 | 大場 静枝 |
九州支部 | 高木 信宏 |
学会のあり方検討委員会 世話人 | 永井 敦子 |
監査 |
石井 真奈 |
常任幹事会 | |
幹事長 | 杉本 圭子 |
総務 | 久保 昭博 |
常任幹事 | |
庶務・広報 | 濱野 耕一郎 |
会計 | 三枝 大修 |
大会 | 安永 愛 |
スタージュ | 梅澤 礼 |
支部代表幹事 | |
北海道・東北支部 | 坂巻 康司 |
関東支部 | ローベル 柊子 |
中部支部 | 玉田 敦子 |
関西支部 | 中畑 寛之 |
中国・四国支部 | 杉浦 順子 |
九州支部 | 倉方 健作 |
委員長 | |
学会誌編集委員会 | 郷原 佳似 |
渉外委員会 | 前之園 望 |
語学教育委員会 | 竹本 研史 |
研究情報委員会 | 小林 亜美 |
広報委員会 | 浅間 哲平 |
本会には6つの支部があり、会員は必ずいずれかの支部に所属します。
居住地と勤務地が2つの支部にまたがる場合は、いずれかの支部を選択できます。
支部大会や支部論集刊行などの活動をしています。
★メニューの各支部名をクリックで各支部のページが開きます
各支部のページでは各支部会論叢のアーカイブにアクセスして、PDFファイルで論文をご覧いただくことができます。