関西フランス語フランス文学
日本フランス語フランス文学会関西支部論叢『関西フランス語フランス文学』はこちらからご覧いただけます。
関西支部(Kansai)
2007年度関西支部大会(大阪大学)
『関西フランス語フランス文学』第13号(2007年)
補文節における時制解釈のメカニズム | 高橋 克欣 |
不定詞を受けるleとça——aimerとvouloirの場合 | 山本 香里 |
エチエンヌ・パスキエの韻律論——『フランス考』第7巻を中心に | 伊藤 玄吾 |
『パスカル博士』と『ルルド』の連続性——水の表象をめぐって | 間野 照世 |
サラ・ベルナールとエドモン・ロスタン——『レグロン』の制作をめぐって | 白田 由樹 |
『失われた時を求めて』における土地の名の夢想の地理的現実性——間テクスト性か土地の特性か? | 川本 真也 |
アンドレ・ジイドの演劇作法——『法王庁の抜け穴』とその二つの戯曲版 | 藤本 智成 |
サミュエル・ベケットの中期作品におけるカーニバル文学の影響とその限界 | 藤原 曜 |
ロブ=グリエ作品における幾何学的形態について | 的場 寿光 |
ニュース124号
2006年度関西支部大会(同志社大学)
【日 時】 2006年11月26日(日) 13:00 開始(受付12 :30より)
【会 場】 同志社大学今出川校地(新町校舎 臨光館2 階)
[京都市営地下鉄烏丸線今出川駅下車徒歩4 分]
【連絡先】 〔大会当日以前〕
同志社大学言語文化教育研究センターフランス語教室
〒610-0394 京田辺市多々羅都谷1-3
Tel : 0774-65-7180 (宮嵜)
E-mail : kamiyaza@mail.doshisha.ac.jp
〔大会当日〕
大会本部 臨光館2階R212教室 Tel:080-3770-6791
【会 費】 当日会費 2000 円
懇親会費 8000 円(ただし、発表者と学生は5000 円)
プ ロ グ ラ ム
12:30~16:00 受付 臨光館2階
13:00~13:20 開会式 臨光館2階R201教室
司会 同志社大学 Anne GONON
開会の辞 同志社大学 西 田 稔
主催校挨拶 同志社大学副学長 田 端 信 廣
支部長挨拶 大阪大学 柏 木 隆 雄
13:30~15:30 分科会 臨光館2 階R204, R205, R211 教室
16:00~17:00 総会 臨光館2 階R201 教室
I. 議長選出
II. 議案
1. 報告(会務、代表幹事、会計、会計監査、各種委員会)
2. 役員選出
3. 審議事項
4. 次年度開催校について
5. その他
17:00~17:10 閉会式 臨光館2 階R201 教室
閉会の辞 同志社大学 東 宏治
17:30~19:30 懇親会
平安会館(京都市上京区烏丸通上長者町上ル Tel. 075-432-6181)
2006 年度日本フランス語フランス文学会関西支部大会研究発表会
13:30~15:30
第一分科会(語学・16世紀) 臨光館2階R211教室
司会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 大阪大学 春 木 仁 孝
1. 補文節における時制解釈のメカニズム
京都大学(博士課程) 高 橋 克 欣
2. Quelques remarques sur la pronominalisation de la proposition complétive
関西学院大学(博士課程) 山 本 香 理
司会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 大阪府立大学 寺 迫 正 廣
3. エチエンヌ・パーキエ『フランス考』第7 巻における韻律論の再検討
京都女子大学(非常勤講師) 伊 藤 玄 吾
第二分科会(19・20世紀) 臨光館2階R204教室
司会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 同志社大学 中 井 敦 子
1. ゾラ『ルルド』から見た『パスカル博士』
大阪大学(博士課程) 間 野 照 世
2. サラ・ベルナールとエドモン・ロスタン―L'Aiglon の制作をめぐって
大阪市立大学(博士課程) 白 田 由 樹
司会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 大阪大学 和 田 章 男
3. アンドレ・ジイドの演劇作法―『法王庁の抜け穴』とその二つの戯曲版
大阪市立大学(非常勤講師) 藤 本 智 成
司会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 京都造形芸術大学 吉 川 佳英子
4. 『失われた時を求めて』における土地の名の夢想の地理的現実性について―間テクスト性か土地の特性か
ストラスブール第2 大学(博士課程) 川 本 真 也
第三分科会(2 0 世紀) 臨光館2 階R205 教室
司会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 兵庫県立大学 木 下 誠
1. サミュエル・ベケットの中期作品におけるカーニバル文学の影響とその限界
関西学院大学(非常勤講師) 藤 原 曜
2. エメ・セゼール『帰郷ノート』における土地の問題系
関西学院大学(博士課程) 小 松 正 道
司会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 関西学院大学 岩 松 正 洋
3. ロブ=グリエ作品における幾何学的形態について
神戸大学(博士課程) 的 場 寿 光
4. エレーヌ・シクスー『内部』
パリ第8 大学(博士課程) 上 田 章 子
ニュース123号
『関西フランス語フランス文学』第12号(2006年)
中世ファルスに見る ”人のだまし方”——狂言との比較において | 小澤 祥子 |
ピュール神父の『才女、またはサロン(閨)の秘密』における美意識について | 粟野 広雅 |
ヴィクトル・ユゴーのドラマの文体——『リュイ・ブラス』を中心に | 濱野 淑美 |
ネルヴァルの都市描写——「タンプル大通り」をめぐって | 脇 聡 |
マルセル・プルーストと第一次世界大戦——コンブレーの崩壊に込められた意図 | 小黒 昌文 |
サルトルとキェルケゴールに於けるモラルの相関性について | 南 コニー |
アルベール・カミュ『幸福な死』における身体——作品読解の試み | 千々岩 靖子 |
アルベール・カミュ『異邦人』から『不貞』へ——星の下での大地との交感 | 各務 奈緒子 |
ユルスナールの戯曲の特質について——『エレクトラ、あるいは仮面の剥落』の中の女性の声 | 久田原 泰子 |
2005年度関西支部大会(京都外国語大学)
ニュース121号
1)2005年4月28日(木)、関西学院大学にて、リヨン第2大学教授Denis REYNAUD氏の講演会「18世紀のフランス─国王は賭けなければならないのか? 18世紀フランスにおける偶然、政治、道徳」が関西支部協賛で開催された。
2)2005年度関西支部大会が、11月27日(日)に京都外国語大学において開催される。大会のプログラムは、日本フランス語フランス文学会のホームページ(関西支部)に掲載の予定である。(宇佐美斉)
ニュース120号
1)2004年6月18日(日)~19日(土)関西日仏学館・京都大学人文科学研究所主催、Colloque franco-japonais Arthur Rimbaud a l'aube d'un nouveau siecle ? Cent cinquantieme anniversaire de la naissance de Rimbaud ? を協賛した。
2)2004年11月27日(土)、神戸大学において2003年度関西支部総会ならびに研究発表会が開催された。出席者数112名、研究発表11件。
3)総会において新実行委員および新支部長の選挙結果が報告され、新支部長には京都大学の宇佐美斉氏が次期支部長候補に選ばれた。
4)2004年12月12日(日)奈良女子大学・奈良日仏協会・奈良シネクラブ主催、講演会(Denis Delcourt氏)“Le Temps musical, le Temps cinematographique”を共催した。
5)支部機関誌『関西フランス語フランス文学』第11号が発行され、2005年5月7日の実行委員会において全会員への発送作業を行った。掲載論文は次の7点(敬称、副題省略)ならびに概要4点。(1)宇野木めぐみ「18世紀フランスの女性と読書」、(2)岩村(西川)和泉「バルザック『コルネリウス卿』『赤い宿屋』における犯罪の表象」、(3)坂巻康司「マラルメの観たゾラの演劇」、(4)杉浦順子「戦争とメランコリー、あるいは新世紀病」、(5)有馬麻理亜「アンドレ・ブルトンと崇高の詩学」、(6)久保田亮「ユルスナール文学における『境界』:東洋と西洋」、(7)辻村暁子「シモーヌ・ヴェイユにおける力の概念」。
6)2005年度支部大会は京都外国語大学にて開催の予定。(高岡幸一)