大会(Congrès)

全国大会を年2回開催しています。    
La SJLLF organise deux congrès par an.

大会カレンダー

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タイトル
2024年度春季大会(Congrès de printemps 2024)
会場

明治大学・駿河台キャンパス(東京都千代田区)

大会実行委員長
谷口亜沙子
開催日
2024年6月1日(土)、2日(日)
大会案内

2024年春季大会プログラム.PDF
(5/4)プログラムの誤記を修正しました。郵送される紙媒体のプログラムは旧バージョンです。不手際をお詫び申し上げます。

※ 大会参加希望者は大会費を、郵送されるプログラムに同封されているご案内用紙に従って、5月24日(金)までにお振込みください。

※懇親会参加希望者は、プログラム記載の登録フォームから事前登録をお願いします。

研究発表要旨.PDF

※ (5/2)研究発表要旨を掲載しました。パスワードは会員宛メールにてお伝えします。
(5/4)研究発表要旨の誤記を修正しました。不手際をお詫び申し上げます。

大会の記録(Historique des Congrès)

下の記事で、過去の大会について調べられます。一部未入力。Archives des congrès (1997- )

2021年度秋季大会(完全オンライン開催)

2021年度秋季大会発表要旨集


■2021年度春季大会・賛助会員展示ルーム

*大会両日にわたって、通常の賛助会員展示部屋にかえて、賛助会員展示用特設ミーティングルームを用意しております。以下にアクセスして頂けば、賛助会員の方々を訪問することができます。

 参加賛助会員一覧
 朝日出版社
 アシェット・ジャポン
 アティーナ・プレス
 グロリアツアーズ
 三修社
 駿河台出版社
 第三書房
 白水社
 フランス語教育振興協会 APEF
 ボンサマ

 

■2021年度秋季大会・賛助会員展示ルーム(大部屋)

10月30日(土)13:0017:00

 

https://zoom.us/j/91518041935?pwd=L1ZITzdXQUNmT0x6K25MVFgrYzhSZz09

ミーティングID: 915 1804 1935

パスコード: 392311

 

10月31日(日)12:0016:40

 

https://zoom.us/j/98174029250?pwd=S3V3cnBIQTJFRFAvc21QaXIwT3Rhdz09

ミーティングID: 981 7402 9250

パスコード: 978683

 


賛助会員情報(個別)

朝日出版社

朝日出版社ではZoomでのオンラインブースのほか、学会期間限定「新刊テキスト見本デジタル版」などをご用意いたしております。ぜひ下記HPからお気軽にお立ちよりください。

【朝日出版社 日本フランス語フランス文学会秋季大会特設HP

https://text.asahipress.com/free/french/2021sjllf/index.html

 

アシェット・ジャポン

【アシェット・ジャポン特設ページ】
個別ブースや新刊情報、献本依頼フォーム等をご用意しています!
https://www.hachette-japon.jp/gakkai2021
雑談やご質問など、何でもどうぞ!
ブースでお待ちしています。

 

アティーナ・プレス

http://www.athena-press.co.jp/french.html

http://www.athena-press.co.jp/catalogues/fr/French%20Department%20Store%20Catalogues,%20Pt.%201.pdf

http://www.athena-press.co.jp/catalogues/fr/Nouveau%20Paris%201860.pdf

http://www.athena-press.co.jp/catalogues/fr/Octave%20Uzanne%20(FS7-9).pdf

 

グロリアツアーズ

フランスオンライン留学

現地スタッフによるライブ・ビデオによるフランスオンライン文化ツアー

フランス留学情報

10月30日 13時~17時 https://us06web.zoom.us/j/89088211915

10月31日 13時~15時 https://us06web.zoom.us/j/83001360099

 

三修社

三修社オンライン展示ブースのURLは以下です。

https://www.sanshusha.co.jp/text/info.html#227

上記には、フランス語教科書カタログ2022(デジタル版)も掲載。

2022年度用新刊教科書には、好評既刊の新版『ヴレマン? 文法を深めながら発見するフランス14章[第2版]』(Liliane LATTANZIO/澤田直 共著)がございます。

ぜひ見本請求等お気軽にお申しつけください。

【日本フランス語フランス文学会2021年秋季大会 オンラインブースのご案内】

10/30(土)

時間:12:00-17:30

https://us06web.zoom.us/j/88615114609?pwd=alg3ZnZPTmhCMUIyQlBjMUNaTGdmdz09

ミーティングID: 886 1511 4609

パスコード: 053876

10/31(日)

時間:12:00-15:30

https://us06web.zoom.us/j/82590322421?pwd=dmNDdjFXKzloRU83cm1BNm9aQ2JOZz09

ミーティングID: 825 9032 2421

パスコード: 146397

 

駿河台出版社

【駿河台出版社 Zoomオンラインブース(上野名保子・上野大介)】

ご質問、雑談なんでも結構です。気軽にお越しください。

10月30日(土) 12:30-17:15

10月31日(日) 10:30-15:10

https://zoom.us/j/5576587058?pwd=Y25IVW1SbEE1ampZSEFWQWliVDh4QT09

ミーティングID: 557 658 7058

パスコード: surugadai

 

第三書房

第三書房オンライブース:

https://www.daisan-shobo.co.jp/company/c1615.html

新刊等の情報をご紹介しております。ご質問、ご相談、雑談など、弊社ミーティングルームへ、お気軽にお越し下さい。お待ちしております。

 

白水社

白水社オンライン展示ブースのご案内

https://www.hakusuisha.co.jp/news/n43716.html

書籍の割引販売や教科書見本のご依頼を承ります。

Zoom面談もおこないます。お気軽にお越しください。

(白水社HPhttps://www.hakusuisha.co.jp/

 

(公財)フランス語教育振興協会 APEF

仏検に関するご質問ご相談、あるいは世間話に、お気軽にお立ち寄りください。

10月30日(土)12:00-17:00(担当:滝澤/深川)

https://us02web.zoom.us/j/84571112438?pwd=U2xONGgxazZMM3lsYWlJWnN2eTMvZz09

ミーティングID: 845 7111 2438

パスコード: apef

 

ボンサマ

https://e-studio.work/news/

学会当日はzoomのボンサマ専用ルームでもお待ちしております。(担当 : 河合美和)

 



2021年度春季大会(完全オンライン開催)

2021年度春季大会発表要旨集
(ダウンロードはこちら↓から
発表要旨集2021春季.pdf

■2021年度春季大会・賛助会員展示ルーム(大部屋)

5月22日(土)13:00〜17:00
ミーティングID: 978 2336 8756
パスコード: 554923

5月23日(日)12:00〜16:30
https://zoom.us/j/98008292546?pwd=L0ZiaHR5elM0anNFZ25mTXJGQ3YvZz09
ミーティングID: 980 0829 2546
パスコード: 017398


23日(日)12時から13時、賛助会員展示ルームにおきまして、賛助会員の方々によるミニプレゼンテーションが予定されております。

参加賛助会員一覧
・朝日出版社

・アシェット・ジャポン/Hachette Japon
・アティーナ・プレス
・グロリアツアーズ

・三修社
・三省堂

・駿河台出版社
・第三書房

・白水社

・ボンサマ



 
■賛助会員情報(個別)

・朝日出版社
朝日出版社では、昨年の秋季全国大会同様、展示ブース@Zoomを設けました。
例年のリアル学会大会のブースに立ち寄るつもりで、お気軽にご相談ください。
もちろん後日メールやお電話でお問い合わせも随時承っております
★おすすめ語学書・ZoomURLのご案内はこちら★ 
https://text.asahipress.com/free/french/2021sjllf/2021_p/
【朝日出版社フランス語教科書サイトはこちら】 
https://text.asahipress.com/french/

・アシェット・ジャポン
https://www.hachette-japon.jp/stand2021
アシェット・ジャポンでは、大会期間中専用ブースを用意して皆様をお待ちしております。来てくださった方には、もれなく特製クリアファイルとボールペンをプレゼント! 
ちょっと挨拶でも結構です、ぜひお寄りください! 

・アティーナ・プレス
http://www.athena-press.co.jp/

・グロリアツアーズ
5月22日 https://zoom.us/j/99831591067
フランス渡航の見通し、現地の状況をご説明します。また、オンラインビデオツアー
オンライン留学など、現状でできるモチベーションアップへの取り組みなどご案内します

・三修社
【三修社】オンライン展示ブース
https://www.sanshusha.co.jp/text/info.html#192
※書籍のご購入やテキスト見本,ご採用予定のご連絡等,何でもご相談ください。
学会特別割引もいたしますので,この機会にぜひお立ち寄りください。
(公費書類のご対応もいたします)                                                                   
5/22(土)13:00〜17:00 https://zoom.us/j/99044621437?pwd=ZTlxZlQwU011RTJMcnZkU1JoZEp5Zz09
           ミーティングID: 990 4462 1437/パスコード: 789664
           ミーティングID: 933 7816 3149/パスコード: 704640
 
・三省堂(辞書出版部)
https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/sjllf_spring_2021
三省堂の学会特設ページです。人気の『てにをは辞典』ほか、三省堂刊行の書籍が全点2割引きです。

 ・駿河台出版社
ご質問、雑談なんでも結構です。気軽にお越しください。
5月22日 13:00〜17:00
5月23日 10:00〜16:30
https://zoom.us/j/5576587058?pwd=Y25IVW1SbEE1ampZSEFWQWliVDh4QT09
ミーティングID: 557 658 7058
パスコード: surugadai

・第三書房
第三書房オンライブース:https://www.daisan-shobo.co.jp/company/cc2067.html
新刊等の情報を掲載しております。お気軽にお越し下さい。Zoomでの面談も行います。

・白水社
公式HP  https://www.hakusuisha.co.jp/

大会当日は専用ミーティングルームも開設しております。
お気軽にお越しください。お待ちしております。

2020年度秋季大会(完全オンライン開催)

2020年秋季大会のZoomの利用に関するお問い合わせ先のご案内
サポートセンター受付時間
24日(土)は10時~16時(休憩12時~12時30分)
25日(日)は9時45分~16時55分(休憩12時~12時40分)
・お問い合わせメールアドレス:sjllf2020@gmail.com
・お問い合わせ電話番号:(050) 5532-9061  



分科会発表要旨PDF
(ダウンロードはこちら↓から

発表要旨集2020秋季.pdf


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2020年度秋季大会賛助会員展示
大会公式賛助会員用Zoomミーティングアドレス(大部屋)

 SJLLF2020年度秋季大会・賛助会員展示のZoom ミーティング

https://zoom.us/j/97905083546?pwd=QS9RemJCVGVFZDNHdzhqYU5OYmVzdz09

ミーティングID: 979 0508 3546

パスコード: 625549

 

参加賛助会員一覧

・アシェット・ジャポン/Hachette Japon

・駿河台出版社

・三修社

・白水社

・第三書房

・三省堂

・ボンサマ

DTP出版

・朝日出版社

・グロリアツアーズ

 

◎賛助会員公式オリジナル特設HP/ミーティングアドレス(大会当日に直接訪問可能)

・アシェット・ジャポン/Hachette Japonhttps://www.hachette-japon.jp/gakkai2020 (リンク先HPZoomアドレスあり) 当日連絡先:mail@hachette-japon.jp

・駿河台出版社:(2412:30-16:15Zoomhttps://zoom.us/j/92361058233?pwd=dlc2amRwbjZxZ1BaWGxCWGVmTklEUT09

            ミーティングID: 923 6105 8233 パスコード:8KHT1j

        (2512:00-15:15Zoomhttps://zoom.us/j/96475836055?pwd=QTNHdjl1TFFLYm9tcWM5ZjZVUXhFdz09

            ミーティングID: 964 7583 6055 パスコード:9yyYGy

・三修社:https://www.sanshusha.co.jp/text/info.html?category=14 (リンク先HPZoomアドレスあり)

・白水社:https://www.hakusuisha.co.jp/news/n37371.html (リンク先HPZoomアドレスあり) 当日連絡先:text@hakusuisha.co.jp

・第三書房:https://www.daisan-shobo.co.jp/company/c1615.html

・三省堂:https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/sjllf_2020

・ボンサマ:https://e-studio.work/news.html

DTP出版:https://bit.ly/2SIvAE4 (Zoom24日(土)12:45-16:15

・朝日出版社:https://text.asahipress.com/free/french/2020sjllf/ (オンライン展示ブース、Zoomミーティングも可能)

・グロリアツアーズ:(24日)https://zoom.us/j/98887703877

            25日)https://zoom.us/j/96934925972

 

大会の記録詳細

1999年5月30日 14時06分 [広報委員会]

1999年度春季総会報告

ニュース103号(1999.7.10)より

総務 竹内信夫

議長:一之瀬正興 書記:高頭麻子、北山研二
会長・副会長選挙
 まず、選挙管理委員会の構成が告知された。メンバーは竹内信夫、小林茂、有田英也、野崎歓、藤井寛、三井吉俊。続いて郵送書面投票の作業経過と投票結果が報告された。選出された候補者11名(9位同数が3名)の氏名は次の通り(50音順、敬称略)。赤木昭三、阿部良雄、柏木隆夫、菅野昭正、塩川徹也、田辺保、丹治恆次郎、筑紫文耀、中川久定、中村栄子、吉田城。

 最初に会長選挙が行われ、第1回投票で、阿部良雄氏が投票総数106の過半数59票を獲得し、会長に選出された。続いて副会長選挙に移り、A地域からは第1回投票で菅野昭正氏が過半数獲得で、B地域は第2回投票で最多得票で中川久定氏が副会長に選出された。阿部氏、菅野氏は総会会場において直接、中川氏は後日電話にて会長及び副会長就任を受諾された。なお、会長・副会長ともに再任であった。

報告事項 

(1)一般会務報告:5月20日現在の会員数は2031名、内一般会員1813、学生会員156、賛助会員43、図書館19であり、事務停止処分となっている者87名である。会費納入率は一般・学生会員33%、賛助会員42%で、ほぼ例年並である。

 学会ニュースは秋季大会以後101号、102号(選挙広報特別号)が発行され、幹事会は3度開かれた。日本学術会議会員選挙のための学術団体登録を終えた。

(2)支部報告、委員会報告は別に記載されるのでここでは省略する。

(3)なお、スタージュ運営委員会報告の補足として、幹事長より以下の報告があった。

 昨年度スタージュ終了後、次年度のスタージュ計画に関して重大な困難が感じられた。幹事長個人としては密かにスタージュ中止も視野に入れた検討が必要であると判断した。スタージュにとっては重大な決断となるので、幹事会の協議を経た上で、幹事長の臨時の諮問委員会として「スタージュを考える懇談会」を昨年度秋季総会において設置して頂いた。その後文部省、大使館の好意的配慮と運営委員会の献身的努力により、中止という最悪の事態が回避されたばかりでなく、有田担当幹事の報告にもあったように志賀スタージュへの高校教員の参加が正式に認められるという進展も見られた。 懇談会のメンバーの方には貴重な意見と支援を頂いたことを感謝しつつ、4月20日の幹事会において懇談会を解散させて頂いたことを報告する。

(4)善本孝氏の件について、小林茂総務担当幹事より、同氏の解雇をめぐる仮処分及び裁判の経過報告があり、今後とも学会としては幹事会において慎重に事態の推移を見守り、必要に応じて総会に諮りつつ、学会としての対応を行いうる態勢を維持する所存である旨の報告があった。なお、フランス語教育学会とも緊密な連絡を取りつづけることが相互に確認されていることも報告された。

(5)電子ネットワーク化小委員会の作業に関して、幹事長より、電子メールの運用を開始した旨の報告があった。事務局へのコンピュータ導入に伴い、電子メールの使用が可能になったので、事務局と幹事会、委員会などの範囲で6カ月間試験的に運用した。本大会以後、さらに会員と事務局との間の通信手段として運用したいと考えている旨の発言があった。

協議事項

1 役員改選の件:

2 2000年度春季大会開催校の件
 2000年度春季大会の開催校として明治学院大学が提案され承認された。承認後、同大学を代表して朝比奈弘治氏が受諾の挨拶をされた。

3 1998年度決算の件
 1998年度決算案が会計担当幹事酒井健氏より別紙の通り提案・説明され、山崎雅昭監査役より監査報告がなされた後、原案通り承認された。 

4 1999年度予算案の件 
 酒井会計担当幹事より別紙の通り1999年度予算案が提案・説明され原案通り承認された。

5 1998年度スタージュ決算の件
 スタージュ運営委員(昨年度総務担当)の西川直子氏より別紙の通り1998年度決算案が提案・説明され、佐々木滋子監査役の監査報告が行われた後、原案通り承認された。

6 1999年度スタージュ予算案の件
 スタージュ運営委員(今年度総務担当)石野好一氏より別紙の通り1999年度予算案が提案され承認された。

7 その他
 昨年度秋季大会において承認された1999年度秋季大会(於松山大学)の日程に関して、開催校の都合により、11月6日(土)の一日のみとすることが幹事会の協議を踏まえて幹事長より提案され、承認された。なお併せて、各種委員会・合同役員会は前日の5日(金)に行われること、翌7日(日)には開催校において「2、3のツアー」が予定されていることが報告された。

1999年5月30日 14時04分 [広報委員会]

1999年度春季大会報告

ニュース103号(1999.7.10)より

総務 竹内信夫


 1999年度春季大会は、神奈川県立外語短期大学、神奈川大学、関東学院女子短期大学、関東学院大学、フェリス女学院大学、横浜国立大学、横浜市立大学所属の会員により構成された横浜地区実施委員会によって、5月29日(土)、30日(日)の二日間にわたって神奈川大学横浜校舎を会場として開催された。実施委員会方式は今回が最初の試みである。

 大会に先立ち、28日(金)午後、日仏会館及び青山学院大学において各種委員会が開かれ、29日午前中に大会会場において合同役員会と予備幹事会が開かれた。また、28日午後5時半より7時までフランス大使公邸においてフランス大使館によるレセプションが開催された。今大会は日程・形態ともに従来とは異なった形で開催されたが、大会参加者は666名にのぼり、予想を超えた盛会であった。

 大会日程初日の29日午後1時よりセレスト・ホールで、神奈川大学の大場恒明氏の司会で開会式が行われた。開会の辞のなかで実施委員会委員長を務められた横浜国立大学佐藤東洋麿氏は今回の開催方式に触れ、それが新しい「実験」であるとの見解を示され、今大会の位置付けを明快に示された。続いて神奈川大学外国語学部長日高昭二氏の歓迎挨拶を受けて、阿部良雄学会会長の開会の挨拶があった。

 続いて、まず東京大学石井洋二郎氏の司会でイジドール・デュカス友の会会長のJean-Jacques Lefrere氏の、その後一橋大学の恒川邦夫氏の司会でハイチの作家 Franketienne氏の特別講演が行われた。講演終了後、午後4時から6時まで「イマージュと文学」のテーマでシンポジウムが行われた。司会は東京大学小林康夫氏、パネリストは立教大学宇野邦一、東京大学野崎歓、学習院大学中条省平の三氏であった。

 二日目は会場を11号館に移し、午前9時半より午後2時半まで、14の分科会に分かれて合わせて40の研究発表が行われた。分科会終了後、再びセレスト・ホールで青山学院大学石井晴一氏の司会で大江健三郎氏の特別講演が行われた。会場満席の盛況であった。引き続き、神奈川県立外語短期大学山崎ゆき子氏の司会で石川三千夫氏によるフランス・スタージュ報告会が持たれ、引き続いて成城大学一之瀬正興氏の司会で総会が開かれた(詳細は「総会」の項をご覧頂きたい)。所定の議事を終え、最後に横浜市立大学鈴村和成氏の閉会の辞を以て、本大会を無事終了した。

 大会終了後は、横浜東急ホテルに場所を移し、渡辺芳敬氏の司会で懇親会が開かれた。大野英二郎氏の開宴の辞に始まり、来賓(在日フランス大使館公使Yves DELAUNAY氏、パリ第3大学教授Pierre-Edmond ROBERT氏)のご挨拶を頂き、また学会を代表して菅野昭正氏の挨拶があった。大勢の会員が会場狭しと参集して大変賑やかな懇親会であった。

 前例のない形で本大会の運営にあたられた横浜地区実施委員会の方々に敬意と感謝の意を表したい。また、最後になったが、学会事務局の大谷克子さん、丸山理絵さんにいつもながら大変お世話になった。併せて心より感謝申し上げたい。

1998年10月25日 14時03分 [広報委員会]

1998年度秋季総会報告

ニュース101号(1998.12.15)より

幹事長 竹内信夫

議長 中堀浩和  書記 曽我祐典 高頭麻子
報告事項

1.一般会務報告が以下の通り行われた。9月30日現在の会員数は2055(一般会員1842、学生会員149、賛助会員44、図書館関係20)で、会費納入率は予算に対して約80%(賛助会員のみでは95%)である。対会員数比率はもう少し低い。

2.電子ネットワーク化小委員会は、前年度からの議論を引き継ぐ形で、精力的に作業を行ない、幾つかの点で結論が得られた。幹事会に報告し了承を得られたものから実施する運びとなった。

3.スタージュ運営に関して、幹事長から以下の2点について補足的な報告があった。(1)今年から高校教員の志賀スタージュ参加が実現したが、フランス・スタージュについても、フランス大使館は受入れの意向を表明しており、往復の旅費及びパリ滞在費等を自己負担すれば参加できる見込みである。(2)スタージュ運営に関して大きな問題が生じているが、学会として長期的展望に立った的確な対応をしなければならない。そのために幹事長の相談役的機関として「スタージュ問題を考える懇談会」を発足させた。幹事会の承認、役員会での了承を得ている。

4.善本孝会員の問題に関して小林茂氏(総務担当幹事)から以下の説明があった。このことについては、春季総会に議題として提起され、幹事会が事実関係の把握に努め、その結果を総会に報告する旨の幹事長提案が承認されている。それを受けて、6月22日の幹事会において、総務担当幹事がこの問題を担当することを決定した。その決定を踏まえて、小林氏は善本氏及び支援者組織代表者の田中幸子氏から事情を聴取した。6月18日付けで善本氏が横浜地裁に地位保全の仮処分申請を行ったので、現在はその経緯を見守っている。今後、学会として対応する必要が生じた場合、(1)幹事会の議を経、総会の承認を得る、(2)フランス語教育学会とも緊密な連絡をとる、という方針が幹事会で承認されている。

協議事項

1.科学研究費補助金審査委員会候補者推薦の件
今回は第2段階2名の推薦依頼を受けたので、保苅瑞穂(獨協大学)、末松壽(九州大学)の両氏を推薦した旨が報告され、了承された。

2.1999年度春季大会開催日程の件
(1)分科会及び総会は5月29日(土)、30日(日)に神奈川大学六角橋校舎において開催、(2)委員会・役員会は28日(金)に日仏会館にて行うこと、(3)またフランス大使館レセプションも28日夕刻に開催する方向で調整すること、以上3点が提案され承認された。

3.1999年度秋季大会の件
このことについて、1999年11月6日(土)、7日(日)の両日にわたって、松山大学において開催することが提案され、承認された。引き続き、青木正樹氏(松山大学)の受諾の挨拶があった。

1998年10月25日 14時02分 [広報委員会]

1998年度秋季大会報告

ニュース101号(1998.12.15)より

幹事長 竹内信夫


1998年度秋季大会は、10月24日(土)、25日(日)の両日、大阪大学豊中キャンパスにおきて開催された。これは、大阪大学文学部創立50周年を記念する行事の一環として、大阪大学が積極的に開催を引き受けてくださったものである。両日ともに、前日までの雨天が嘘のような晴天に恵まれた。参加者は、大阪大学受付分で、506名(うち賛助会員16)であったが、実際にはこれ以上の人が参加したものと思われる。

第1日目。午後1時からの開会式において、まず高岡幸一氏(大阪大学)の開会の辞が述べられ、続いて大阪大学の副学長本間正明氏と同文学部長川北稔氏の御挨拶を頂いた。両氏とも、学問的刺激に富む内容の御挨拶であった。最後に本学会の阿部良雄会長の挨拶が述べられたが、本間・川北両氏の言葉をしっかりと受け止めた、まことに本大会の充実を予感させる挨拶であった。

開会式に引き続いて、シンポジウム「絵画と文学」が、吉村和明(國學院大學)、吉田典子(神戸大学)、吉川一義(東京都立大学)の3氏をパネリストとして、大阪大学内藤高氏の司会の下に催され、さらに本学会招聘文化使節のNicole MOZET氏(Université de Paris VII)による特別講演«Balzac mode d'emploi : quels textes pour quelle lectures?»が行われた。司会は大阪女子大学村田京子氏。

第2日目は、まず午前・午後にわたって8つの分科会発表が行われた。続いてフランス語教育学会の招聘文化使節Bernard CERQUIGLINI氏(Institut National de la Langue Française)による特別講演«Sur l'origine de la langue française : le Prince, ou le Poète?»が行われた。司会は筑波大学青木三郎氏。

その後、甲南女子大学中堀浩和氏を議長として総会が開かれ、ほぼ予定通りの時刻に、大阪大学柏木隆雄氏の閉会の辞を以って1998年度秋季大会が閉じられた。

続いて、会場を千里阪急ホテル仙寿の間に移し、大阪大学岩根久氏の司会で、懇親会が開かれた。中川久定副会長の挨拶、田島宏名誉会員の発声による乾杯で宴は始まり、フランス大使館語学担当官Jean-Noël JUTTET氏、特別講演者の挨拶を挟みつつ、主催校有志のdégustationによって選ばれたワインの酌み交わされるなか、盛会のうちに懇談の宴は終わった。参加者は172名。

今秋季大会を成功裏のうちに終えることができたことについて、主催校のスタッフの方々に心から感謝申し上げたい。また、学会事務局の大谷克子さん、丸山理絵さんの協力にもお礼申し上げる。

1998年5月31日 13時48分 [広報委員会]

仏語仏文学研究におけるコンピュータの有効利用

1998年度春季大会 コンピュータ・ワークショップ

仏語仏文学研究におけるコンピュータの有効利用

司会
パネリスト


 石野好一(東京都立大学)
 中尾浩(名古屋大学)
 REBOLLAR, Patrick(学習院大学非常勤)
 赤間啓之(東京工業大学)





 仏語仏文学におけるコンピュータの有効利用を模索する本ワークショップが開催されるようになって以来、常に関心の的となっているのが、仏語文字の扱いである。今回もその点で例外ではない。
 しかしながら、それを単なるハンディとして否定的・消極的に見るのではなく、むしろそれを足がかりにして積極的・肯定的な方向に転換し、広い視野に立って見直そうとする姿勢が今回の特徴である。

「多言語、文字、文字コード」(中尾浩)は、現在普及が進行中の統一文字コード(Unicode)が単に日仏混在や様々な言語の表示に役立つばかりか、「マイナー(少数話者の)言語」の消滅に歯止めをかけ、多言語主義を支援する手段ともなり得ると主張する。

「La français : première langue littéraire de l'Internet」(Patrick REBOLLAR)では、仏語文字の特殊性を克服し、インターネット上に仏文学テクストを公開するサイトを紹介しつつ、これらが仏語仏文学研究に有効であることを説く。

「Javaアプレットを利用したフランス語処理支援ソフトの開発と利用法」(赤間啓之)は、Unicodeを採用したインターネット用プログラム言語 Javaを紹介し、日仏語のみならず多言語環境をネット上に構築するために有効な言語であることを示そうとした。(石野)

1998年5月31日 13時46分 [広報委員会]

1998年度春季総会報告

ニュース100号(1998.7.15)より

総務 小林茂

議長 西澤文昭  書記 牧野文子、遠山博雄
報告事項

1.会員数
5月20日現在、2011(内賛助会員42社)。

2.幹事会の活動

1)幹事会議事録公開の件
1996年周期大会時総会で提案がなされた、幹事会議事録公開については、「あり方検討委員会」の提言を経て、すでに1997年春季大会総会において公開の方針を表明してきた。その後、公開の方法について検討を重ねたが、別掲のように決定した。なお、議事録は、学会役員全員に配布されるものであるから、各役員は、決定された公開方式に留意して、責任ある管理に当たって欲しい。

2)電子ネットワーク化小委員会の件
1997年春季大会において設置が認められた「電子ネットワーク化小委員会」について、幹事会では活動の指針を「覚書」としてまとめた。骨子は:
 (1)「電子ネットワーク化小委員会」を、各種委員会とはせず、幹事会の直接の管轄下に置く;
 (2)業務は、以下の各号の事項に関して、幹事会の諮問に答え、あるいは、幹事会の指示に基いて、実施作業にあたること;
  (イ)学術情報センターの電子図書館(NACSIS)加入によって生じる、技術的な問題の検討と、必要となる各種作業の実施と学会員への技術的援助・助言;
  (ロ)学術情報センターの、Academic Village内へのホームページ開設にともなう、設計・実施・維持;
  (ハ)学会活動および事務局管理・維持への、コンピュータ導入に関する検討と、実施の際の事務。
 (3)本小委員会委員は、幹事会が任命するものとし、委員には、必要な専門的知識・敬虔を有する学会員が加えられるほか、学会誌編集委員、資料調査委員各1名以上も加えられるものとする。
以上の決定に従い、小委員会には、以下の諮問を行うことが、幹事会において決定された。
 (1)NACSIS(電子図書館)における、本学会提供物の著作権使用料の算定・申請を、学術情報センターより求められているので、適切な著作権使用料の算出を行い、提案すること。
 (2)学術情報センターによるWWW資源提供サービスへの参加の可否、および参加の場合の、学会側の態勢・組織、および、提供する情報ならびに、デザインに関わる諸問題について、検討・提案すること。
 (3)学会活動および学会事務に関して、コンピュータ導入の現実的な可能性およびその内容、ならびに実施の段階的見取り図を検討して提案すること。

3)日仏関連学会共同シンポジウムの件
日仏会館に設けられている、日仏関連学会懇談会において、「日本におけるフランス年」である1998年に、共同でコロック「日本にとってフランスとは」の開催が提唱され、本学会もこれに参加することとした。総務担当幹事が担当して、プログラム作成に当たっている。12月18日から3日間の期間中第1日目に、哲学、歴史、演劇、音楽の各学協会と共同でコロックを行う。決定次第、会員に連絡を行う。

4)琉球大学大会開催収支補填の件
1997年秋季大会を開催した琉球大学から、収支決算の結果20万円強の欠損が生じたので、補填を求めたい旨の要請があった。幹事会において慎重に検討、以下の結論に達した。①困難な状況の中で、沖縄県における初めての大会を開催、成功させられた労苦を考えて、補填を行う。②しかし、学会会計が赤字予算を余儀なくされている現状に鑑みて、厳正な収支監査の上で、一部の支出について補助を行うこととし、算定額の端数を切り上げて、10万円の補填を行う。③1997年度の会計に関わる件であるが、97年度収支決算後に幹事会決定されたので、1998年度会計において処理する。また、費目は予備費とする。④この扱いは特殊事情に基づく特例とし、前例とはしない。

5)事務局書記交代の件
1973年以来、学会事務局書記として、学会の実務を支えてきた霜山恭子氏が退職の意向を示されたので、残念であるが、お認めすることとした。永年のご協力に感謝する。後任に丸山理絵氏を迎える。

協議事項

1.人事の件(省略)

2.1997年度学会会計決算の件
澤田直之担当幹事より説明を受け、奥山由紀雄氏(欧明社)の監査報告の後、原案どおり可決。

3.1998年度学会会計予算の件
澤田直之担当幹事の提案を受け、原案どおり可決。

4.1997年度スタージュ会計決算の件
佐々木滋子スタージュ運営委員より説明を受け、吉田裕氏の監査報告の後、原案どおり可決。

5.1998年度スタージュ予算の件
西山直子スタージュ運営委員の提案を受け、原案どおり可決。

6.1999年度春季大会開催校の件
横浜地区の複数大学(神奈川大学、神奈川外語短期大学、関東学院大学、フェリス女学院大学、横浜国立大学、横浜市立大学)所属の学会員による合同の運営組織による開催が提案され、承認された。会場・開催日については未定で、追って提案されることもあわせて承認された。合同の準備委員会を代表して、佐藤東洋麿氏(横浜国立大学)の挨拶があった。

7.その他
・退任される霜山恭子書記に、牛場暁夫前幹事長より、感謝の言葉とともに、記念品が贈呈された。
・学会員善本孝氏が、勤務校から不当な解雇を受けたと考えられるので、学会として対応を要望する旨の緊急動議の提案があった。動議には支持があって議題とされ、「善本孝さんを支援する会」による趣旨説明の後討議に入り、幹事長より、幹事会が本件について事実関係の把握に努め、その結果を総会に報告しつつ、対応にあたることが提案され、承認された。

1998年5月31日 13時44分 [広報委員会]

1998年度春季大会報告

ニュース100号(1998.7.15)より

総務 小林茂


1998年度春季大会は、5月30日(土)、31日(日)の両日、成城大学において開催された。また、29日(金)には、各種委員会、合同役員会が同大学で行われた。大会参加者は、743の多くにのぼった。

なお、1997年度春季大会第1日目の特別講演およびシンポジウムの記録が、主催校学習院大学文学部フランス文学科によって『小説・演劇・言葉』として刊行され、今大会の参加者に無償で配布された。経緯については、同記録編集後記に詳しいが、学会活動の印刷刊行のために学習院大学スタッフの払われたご努力と、学会員へのご配慮に、経緯と感謝を表したい。

さて、今大会第1日目、開会式が西﨑愛子氏司会で行われ、西節夫氏の開会の辞、南博方成城大学学長の歓迎挨拶、阿部良雄学会会長の挨拶で開会した。その後、金沢公子氏司会で、Audré Kleinアルザス開発公社相殺の講演、ついで、有田英也氏司会によるシンポジウム《現代フランス文学の翻訳と多文化状況》が、星埜守之、小森陽一、西永良成、中地義和各氏の参加で行われ、満場の会場は議論に聴き入った。

夕刻6時よりフランス大使館公邸において、恒例の歓迎レセプションが催された。

第2日目は、午前・午後にまたがる分科会発表とコンピュータ・ワークショップをおえて、恒川邦夫氏司会で文化使節の作家Maryse Condé夫人の特別講演が行われた。高原照弘氏司会で、篠田一夫氏による渡仏スタージュ報告がなされた後に総会が開かれ、早川基氏の閉会の辞によって、大会は終了した。新宿に会場を移して、中條屋進氏の司会で懇親会が開かれ、西節夫氏の開宴の辞、本間長世成城学園長挨拶、菅野昭正学会副会長乾杯の辞にはじまり、充分な葡萄酒に潤された宴は、Maryse Condé夫人、フランス大使館文化参事官Christian Morieux氏、永年の滞在協力の後職務を離れる語学担当官Jean Maiffredy氏の挨拶をはさんで、賑やかに運ばれたが、一之瀬正興氏、北山研二氏の閉会の辞に名残を惜しんだ。

大会の運営にあたられた主催校スタッフに、深甚の感謝を表したい。いま、学会事務局の霜山恭子、大谷克子、丸山理絵の各書記の協力にお礼申し上げる。

1997年11月2日 13時41分 [広報委員会]

1997年度秋季総会報告

ニュース99号(1997.12.10)より

幹事長 小林茂

議長 立花英裕  書記 中川信吾 酒井三喜
報告事項

一般会務として、9月30日現在の学会現況 ─ 会員数2063名(うち賛助会員42社)、会費納入率78%(賛助会員92%) ─ が報告された。

学術情報センターNACSIS(電子図書館)に学会として参加し、学会誌掲載論文は、今後同ネットワーク上でインターネットによって閲覧可能とすることが、本年度春季大会において協議可決されたが、なお、個別の掲載拒否は認められるので、既掲載論文執筆者の異議等は、本秋季大会までに申し出を待つこととし、春季大会で文書を配布するとともに、学会ニュース98号にこの旨を掲載した。本大会までに申し出はなかった。この件はこれで確認が終了したものとする。

協議事項

1.科学研究費補助金審査委員候補者推薦の件
平成10年度につき同委員候補(第1段)の推薦が求められたので、留任委員立仙順朗氏(慶應義塾大学)のほか、天沢退二郎(明治学院大学)、塩川徹也(東京大学)、市川慎一(早稲田大学)、吉田城(京都大学)の各氏を推薦したことが了承された。

2.日本学術会議語学・文学研究連絡委員会委員推薦の件
第17回日本学術会議に本学会推薦の候補が選出されなかったことに伴い、同会議語学・文学研究連絡委員会に委員を推薦することが求められ、阿部会長を委員として推薦したことが了承された。

3.1998年度秋季大会の件
大阪大学において、10月24日(土)、25日(日)の両日開催することが同大学柏木隆雄氏より提案され、了承決定された。

その他
『一言語主義から多言語主義へ ─ フランス語の未来』刊行に関する件
昨年度春季大会における、本学会、日本フランス語教育学会共催のシンポジウム「一言語主義から多言語主義へ ─ フランス語の未来」の記録が本年春季大会時に両学会によって印刷・刊行されたが、それと時を同じくして、同シンポジウム開催責任者の一人を編纂者として『多言語主義とは何か』と題する論文集が出版されたことについて、本年春季総会において議論がなされ、幹事会による審議に任されていた。幹事会は慎重な検討の結果、以下の態度を表明した。この問題は、一方で、学会全国大会活動によって生じる著作物およびその扱いに関して明確な規定の存在しなかったことによると考えられるので、これについては、編集委員会において検討を開始してもらうこととする。他方、この出版の手続が充分に妥当であったかという問題がある。同シンポジウムの責任担当者は、財政状況の困難な中から、シンポジウムの成果の刊行を予算化した本学会と充分な連絡調整をせずに、学会による刊行物と内容の一部重複を含むと考えられる刊行物を商業出版したものであって、より慎重な態度が望ましかった。また、学会刊行物の「編集後記」に、内容の一部のフランス語による印刷刊行の予算化が検討されていたと誤解されうる文言も見られた。幹事会は、以下の経緯を遺憾とするが、当事者の反省がすでに示されていることを確認し、この認識を将来に生かすものとすることを提案する。
 以上の認識と提案は承認された。

1997年11月2日 13時38分 [広報委員会]

1997年度秋季大会報告

ニュース99号(1997.12.10)より

幹事長 小林茂


1997年度秋季大会は、11月1日(土)、2日(日)の両日、本学会としては初めての、沖縄の地における全国大会が、琉球大学において開催された。晴天に恵まれ、広大なキャンパスに、330名の参加者が集った。

第1日目は、森田孟進氏(琉球大学)の開会の辞、琉球大学学長桂幸昭氏挨拶、阿部良雄学会会長挨拶に続いて、まず、パリ現代日本研究センターPatrick BEILLEVAIRE氏による特別講演«Etat Présent des études japonaisesnen France»、ついで、主催校森田孟進氏の司会で、小川早百合(聖心女子大学)、中島昭子(キリスト教史学会)、豊見山和行(琉球大学)の各氏に、特別講演者BEILLEVAIRE氏を加えたパネリストによって、シンポジウム「琉球とフランス」が開催された。シンポジウムを終えて会場を出た参加者は、琉球大学学生諸君のエイサーの歓迎を受けた。暮れなずむ緑のなかに繰り広げられる演舞は、感銘深いものであった。

第2日目の午前は分科会発表にあてられた。午後は、Jean-Christian BOUVIER氏(九州芸術工科大学)の特別公演«La traduction, l'édition et la réception des livres japonais en France de Nishimura Kyotaro à Miyazawa Kenji, un succès relatif …»、そして、詩人・ジャーナリストである川満信一氏による記念講演「沖縄独立論の系譜」が行われた。

今大会の最大の特色は、シンポジウム・特別講演の主題が、一方で、琉球の地の歴史と文化に思いを向けるものであり、他方で、フランスに向けて発信する日本文化にかかわるものであったことにある。そのいずれもが、フランス語フランス文学の研究と無関係でないものとして、参加者は聴き入ったことであった。

立花英裕氏(早稲田大学)議長による総会終了の後に、懇親会に移り、西森和広氏(琉球大学)の司会のもと、菅野昭正副会長の挨拶、川村克己名誉会員発声の乾杯の辞で宴ははじめられ、在日フランス大使館文化部Jean MAIFFREDY氏、特別講演者P. BEILLEVAIRE氏の挨拶もはさんで、140名の参加者は、泡盛古酒と土地の料理、また古典琉球芸能の披露に時を忘れた。

大会の運営にあたられた主催校スタッフに、深甚の感謝を表したい。また、学会事務局の霜山恭子、大谷克子の両書記の協力にお礼申し上げる。