イベントその他関連情報(Autres Informations)

[広報委員会]

「哲学・文学・性差:フランス啓蒙の系譜学」研究会(9月17日)のお知らせ

イベント
東京大学にて以下のとおり研究会を開催いたします。

・「哲学・文学・性差:フランス啓蒙の系譜学」研究会
15:00-15:40 王寺賢太(東京大学人文社会系研究科)「モンテスキュー、「嫉妬の歴史」から『ペルシャ人の手紙』へ:文学は何を考えるか」 
15:40-16:20 菅原百合絵(京都大学人文科学研究所)「リベルタン小説は「両性の戦争」の舞台なのか」
16:20-17:00 森元庸介(東京大学総合文化研究科)「マリヴォーの『マリアンヌ』とランジェリーの決疑論:さらにいくらかの考察」
17:15-17:55 川村文重(慶應義塾大学文学部)「自らの巣の震えを聴く蜘蛛——性差というプリズムから見るディドロ『ダランベールの夢』における唯物論的エクリチュール」 
17:55-18:35 クリストフ・マルタン(ソルボンヌ大学文学部)「“J. E.”——ルソーとジュリーの声」
18:35-18:55 全体討論
日時:9月17日(木曜日)15:00〜19:00
形式:ハイブリッド開催
場所:東京大学本郷キャンパス法文1号館214号室/オンライン(要事前予約)https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/meeting/register/Wr1PeOivRQKzasVikHosBA
使用言語:フランス語での口頭発表/日本語での講演原稿、またはレジュメ配布 
研究会概要:18世紀フランスで「哲学者」はさかんに文芸の諸ジャンルで著作を発表した。その文芸ジャンルで最大の主題の一つは「性差」にあった。本研究会では、モンテスキュー、マリヴォー、ディドロ、ルソー、そしてリベルタン小説などについての日仏5名の研究者の発表を通して、「性差」の問題を焦点に18世紀の哲学と文学の交錯とその展開を再考する。

みなさま奮ってご参加ください。
20260917 Philosophie, Littérature et Différence sexuelle DEF.pdf
[広報委員会]

クリストフ・マルタン先生講演会(9月9日)のお知らせ

イベント
東京大学にクリストフ・マルタン先生(ソルボンヌ大学教授)をお招きし、以下のとおり講演会を開催いたします。

・クリストフ・マルタン教授(ソルボンヌ大学文学部)講演会「〈可能性の地平において現実を見ること〉—— ルソー、あるいは妨げられた可能性の思考」
日時:9月9日(水曜日)17:00〜18:30
形式:対面開催
場所:東京大学本郷キャンパス法文1号館214号室
使用言語:フランス語
セミナー概要:フランスの18世紀文学研究をリードする、クリストフ・マルタン教授のルソーの思想についての講演会。可能なものを現に存在するものへと還元することを拒む姿勢にルソーの原理的な立場を認め、この立場が一体何を含意するのか、そしてルソーのさまざまな著作においてどのようなあらわれを見せるかを検討する。

みなさま奮ってご参加ください。
20260909 150th HMC Open Seminar.pdf
[広報委員会]

2026年9月12日(土)開催 学術シンポジウム「フランス文学とマネ」のお知らせ

イベント
東京外国語大学では、下記のシンポジウムを開催致します。皆さまのご参加をお待ちしております。

日時:2026年9月12日(土)10:00-16:30
会場:東京外国語大学府中キャンパス 留学生日本語教育センター1階「さくらホール」
参加無料、事前登録不要、対面のみ

内容:フランス文学と美術をめぐるシンポジウムはしばしば開催されてきましたが、論点が多様化してしまい、焦点が絞りにくくなる傾向がありました。

そこで、本シンポジウムでは、フランス文学者たちに最も論じられてきたエドゥアール・マネを改めて対象として取り上げ、各文学者の執筆した「マネに関する美術批評」を発表の中心に据えて、その「批評」的言説に関して新たな解釈を提示することに焦点を絞ることにしました。

マネをめぐる6つのケース(今回は19世紀篇です)をそれぞれ再検討することで、これまでになかった新たなマネ像を取り出すことを目指します。

〈プログラム〉
10:00-12:00 午前の部
「影響力のある批評家」の肖像―テオフィール・ゴーティエのマネ評価とその変容
井口俊(東京外国語大学)
すべてを見て、すべてを描く―ゾラのテクストにおける「外光」の反映
福田美雪(青山学院大学)
関係論的レアリスム―デュランティのマネ論(仮題)
實谷総一郎(東京大学)

13:00-16:30 午後の部
屹立しない男性のポートレート―マネ、カイユボット、マラルメ
熊谷謙介(神奈川大学)
自然主義文学と「印象派」美術の結節点としての娼婦表象——ユイスマンスとマネ——
安達孝信(中央大学)
色斑から面(パン)へ―プルーストのゾラ批判と《ミス・サクリパン》
荒原邦博(東京外国語大学)
全体討議


主催:東京外国語大学 言語文化学部フランス語専攻
共催:東京外国語大学 総合文化研究所
:科学研究費助成事業 若手研究「エドゥアール・マネによる共和主義者たちの肖像―制作、
展示、受容の相互作用」(26K15859)
お問い合わせ先:井口俊(東京外国語大学)iguchi@tufs.ac.jp
「フランス文学とマネ」ポスター.pdf
[広報委員会]

Revue Balzac第11号投稿案内

クラシック・ガルニエ社の研究誌The Balzac Review/Revue Balzacの第11号(2028年刊行予定)は特集Denouements(J. Alliet, A. Del Lungo責任編集)を予定しています。投稿希望の方は添付の投稿案内(仏語版および英語版あり)に沿って所定の連絡先にご連絡ください。

The Balzac Review/Revue Balzac編集部
鎌田隆行

Appel-Call n° 11-2028.pdf
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9/18(金)「文学を外から見る――数学・AI・クノー」開催のお知らせ

イベント

(公財)日仏会館では、下記のイベントを開催いたします。皆さまのご参加をお待ちしております。



「文学を外から見る――数学・AI・クノー」

【講師】円城塔(作家)、中村雄祐(東京大学)、塩塚秀一郎(東京大学)
【司会】塚本昌則((公財)日仏会館、東京大学名誉教授)

日時: 2026年9月18日(金) 18:00 - 20:00
場所:日仏会館ホール(恵比寿)
参加費:一般1,000円、日仏会館会員/学生 無料(要参加登録)

▼詳細・お申し込みはこちら
https://fmfj-20260918.peatix.com/ 


文学作品は、文芸愛好家に享受され、研究者に分析され、批評家に価値づけられていきます。しかし、そうした「あまりに文学的な」営みの外側から、「文学」と呼ばれる文字列を眺めたとき、いったいどのような景色が広がっているのでしょうか。

『これはペンです』(2011)、『コード・ブッダ 機械仏教史縁起』(2024)など、数学・物理学・人工知能の発想を取り入れた革新的作品を発表し続ける作家円城塔氏、文書をはじめとする認知的道具の汎用技術化をアクション・リサーチを通じて研究する中村雄祐氏、そして「文学内部の文学ならざるもの」に惹かれるフランス文学者塩塚秀一郎氏。本イベントでは、この三氏が共通する関心を蝶番として「文学を外から見る」ことを試みます。

円城氏は、大学院で物理学の博士号を取得後、ポスドクとして研究生活を送ったという異色の経歴の持ち主です。その作品に現れる数学や人工知能のモチーフは、単なる意匠ではなく、文学そのものの構造や発想を内側から変形する異物として機能しているように見えます。フランスの実験文学集団ウリポへの造詣も深く、ジャック・ルーボー『誘拐されたオルタンス』(創元推理文庫、2017)には、「クノー・ダニエル置換」をめぐる鋭い解説を寄せておられます。

文学部に所属しながら雑多な文化資源を研究する中村氏の場合、その研究は通常「文系」に分類されるものですが、大学入学時には理系コースを選択されています。そのため、数学やAIに対しても、「敬して遠ざける」のではなく、必要に応じてフランクに付き合う姿勢を保っています。また、「あまりに文学的な」文学研究者からは軽視されがちなクノー『文体練習』(1947)の熱烈な愛読者でもあります。

フランス文学者塩塚氏もまた、もともとは数学を志して理系として大学に入学し、その後、文学研究へ転じました。クノーやペレックをはじめとするウリポ作家を研究対象とする一方、翻訳者・教育者として、AIが人文学や人類文明にもたらしつつある変化を固唾を呑んで見守っているとのことです。

このように、三氏の活動や関心には「数学・AI・クノー」という接点があります。本イベントでは、それらを出発点、あるいは口実として、それぞれの立場から「あまりに文学的な」文学を相対化し、文学を少し外側から眺め直すことを目指します。


【講師プロフィール】
●円城塔
ものかき。文字で書けるものであればなんでも。ワードプロセッサやコードを利用します。『道化師の蝶』で第146回芥川龍之介賞、『文字渦』で第39回日本SF大賞、『コード・ブッダ』で第76回読売文学賞など。ラフカディ・ハーン『怪談』翻訳、上田秋成『雨月物語』現代語訳など。近刊に『土人形と動く死体』。


●中村雄祐
1990年代の西アフリカにおける口頭伝承の研究以来、中南米における社会開発・職業訓練、東京における祭・まちおこし・家庭料理などに関わってきましたが、多様な現場に鍛えられると同時に、デジタル技術の加速度的な普及ぶりを身をもって経験する30年でした。この動きと「文学と呼ばれる文字列」がどのように交錯し、何が生まれるのか?期待と不安が入り混じる日々ですが、クノーはこのような展開をすでに予見していたような気がしています。

●塩塚秀一郎
逸脱学説の集成『不正確科学百科事典』(クノー編纂)、Eの文字抜きの長編小説『煙滅』(ペレック著)、平凡な集合住宅の来歴に関するルポルタージュ『パリ十区サン=モール通り二〇九番地』(ジルベルマン著)……。あらためて振り返ってみると、私がこれまでに取り組んできた書物は、どれもこれも「文学っぽくない」気がします。でも、「文学」以外のどこで、こんな営みが許されるのか、とも思うのです。

[広報委員会]

2026年10月27日(火)開催「La French Theory et Marguerite Duras フレンチセオリーとマルグリット・デュラス」のお知らせ

イベント
日時:2026年10月27日(火)17:10~19:30
場所:立教大学池袋キャンパス・M201教室
名称:「La French Theory et Marguerite Duras フレンチセオリーとマルグリット・デュラス」(フランス語、講演の日本語訳を配布予定)
内容:サルトルやフーコー、リオタールなど20世紀のフランス哲学を専門としながら、マルグリット・デュラスの文学作品の研究も手掛け、プレイヤード全集編纂にも携わったロバート・ハーヴェイ氏(ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校名誉教授)による講演会を開催します。講演後には澤田直氏(立教大学名誉教授)、関大聡氏(立教大学文学研究科在籍日本学術振興会特別研究員PD)によるコメントと討論会を予定しております。マルグリット・デュラス作品について、フレンチセオリーの観点から分析を行うとともに、フレンチセオリーの発展を検証します。ぜひご参加いただけましたら幸いです。
講師:Robert Harvey(ロバート・ハーヴェイ/ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校名誉教授)、澤田 直(立教大学名誉教授)、関 大聡(立教大学文学研究科在籍日本学術振興会特別研究員PD)
司会:関 未玲(立教大学)
主催:立教大学文学部文学科フランス文学専修 
申込:予約不要
問合せ先:関 未玲(sekimirei@rikkyo.ac.jp)
詳細情報:https://www.rikkyo.ac.jp/events/2026/10/mknpps0000052ov4.html
[広報委員会]

成蹊大学 専任教員(フランス文学、フランス語(言語学))公募

募集
この度成蹊大学法学部では下記の通り本学のフランス語教育を担っていただける専任教員を公募することとなりました。

専門分野:フランス文学、フランス語(言語学)
職務内容:(1)研究
(2)全学及び学部等教育。担当予定科目「フランス語基礎」、「文化理解トピックス(フランス語圏)」、「文化演習(フランス語圏)」など
(3)大学及び学部運営業務等
募集人数;1名(経歴等により講師または准教授または教授)
採用予定日:2027年4月1日
応募締切:2026年8月31日(必着)
詳細はJREC-INでご確認いただけます。
https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?id=D126070539
[広報委員会]

「響き合うことばの花束 〜朗読で味わう日仏翻訳の世界〜」のお知らせ

イベント
早稲田大学国際文学館と小西国際交流財団の共催によって、朗読を通して翻訳の魅力を味わうイベントを開催します。
優れた翻訳を、一流のパフォーマーを介して味わってほしい——本企画は、日仏翻訳という、国境や言語を超えたことばの響き合いを体験することを目的としています。今回は、SPAC-静岡県舞台芸術センターなどで活躍する俳優・宮城嶋遥加さんをお迎えし、「愛」をテーマとするフランス文学の翻訳を味わいます。

開催日時:2026年7月15日(水)18:30-20:00
開  場:18:00
開催場所:早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)地下1階
言  語:日本語
共  催:早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)、公益財団法人小西国際交流財団
朗  読:宮城嶋 遥加
対  談:宮城嶋 遥加、福島 亮
入  場:無料(事前申し込み制。申込多数の場合抽選)
参加募集締切:6月29日(月)23:59まで

詳細・参加申込:https://www.waseda.jp/culture/wihl/other/13087
[広報委員会]

九州大学フランス語フランス文学研究会『ステラ』Hors-série no 4 をウェブ掲載

その他
九州大学フランス語フランス文学研究会発行『ステラ』の別冊 Hors-série の第4弾として、1907年にシャトレ座、続いて1910年にオペラ座で上演され、大きな反響を呼んだオペラ『サロメ』(オスカー・ワイルド原作、リヒャルト・シュトラウス作曲)にかんする一連の評論をデータセットとしてウェブ掲載しました。20世紀初頭の文学史・文化史についての貴重な資料体です。ぜひご参照・ご活用ください。
https://hdl.handle.net/2324/7432637