第2章 学会奨励賞 (第5条①の4)
2011年9月26日 15時33分 [広報委員会]第1条(趣旨) 本会は、会則第5条①の規定に基づき、若い会員の研究を奨励、表彰するために学会奨励賞を設ける。
第2条(基金) 本賞は、辰野隆氏、鈴木信太郎氏、小場瀬卓三氏、水野亮氏、高木進氏、高橋孝氏、鈴木敏夫氏、小林正氏、望月芳郎氏よりの寄付金合計8,341,074円に本会会計より4,600,000円を加え、合計12,941,074円を基金とし、その利息等を以て賞金に充てるものとする。
第3条(受賞人数) 本賞の受賞者は年2名以内とする。
第4条(対象業績) ① 現在の学会活動に含まれる研究分野、すなわちフランス文学・フランス語学・フランス語教育等に関し、優れた業績と認められたもので、学会誌掲載論文、関連研究誌・紀要・論集類などの収録論文を対象とする。ただし、学位論文、または学位論文をほぼそのまま刊行した書物は、対象業績とはならない。なお、学位論文またはその一部を練り直したものを推薦する場合には、もとの学位論文とどのような相違があるかについて執筆者本人の説明書を添えなければならない。
② 毎年3月31日を期限として、それより過去2年以内に公刊されたものを対象とする。毎年3月31日を期限として、それより過去2年以内に公刊されたものを対象とする。
第5条(年齢制限) 公刊時満40歳未満の会員のみを選考の対象とする。
第6条(選考委員会) 選考は選考委員会が行なう。選考委員会は会長(委員長)、両副会長、幹事長、総務の5名と、各支部長(北海道、東北、関東、中部、関西、中国・四国、九州)7名の計12名により構成する。
第7条(選考方法) ① 各支部および学会誌編集委員会は、2名を限度として受賞候補予定者を推薦する。なお、支部による推薦の対象は当該支部所属会員に限らない。
② 各支部は毎年4月30日までに受賞候補予定者を選考委員会に推薦する。ただし、一度選考の対象になった業績は再度選考の対象とならない。
③ 選考委員会は選考の対象となる各1件につき2名以上の審査委員を委嘱し、予備審査を行なう。審査委員名は公表しない。
④ 選考委員会は予備審査の結果に基づき、受賞者を決定し、次年度の春季大会の総会において賞の授与を行なう。