2020年度関東支部大会開催のお知らせ
来る3月13日(土)に関東支部大会が東京工業大学を開催校とし、Zoomを利用したリモートにより開催されます。研究発表、シンポジウムとも充実したプログラムとなりました。また本年度は2年に一度の支部長選挙の年にもあたっています。支部会員の皆さまには、ふるってご参加くださいますようお願いいたします。
日本フランス語フランス文学会 関東支部・支部長 永井敦子
2020年度関東支部大会プログラム
日 時 2021年3月13日(土) 10:30~18:10
開催校 東京工業大学(〒152-8550 東京都目黒区大岡山2-12-1)
大会本部:東京工業大学リベラルアーツ研究教育院 三ツ堀広一郎研究室
*今大会は、オンライン方式で開催します。
*賛助会員展示は、オンライン会場にて開かれます。
大会費 無料
懇親会 大会がオンライン開催のため、実施されません。
【開会式】 10:30~10:40 司会:三ツ堀広一郎(東京工業大学)
支部長挨拶:永井 敦子(上智大学)
【分科会】午前の部 11:00~12:10
第1分科会 18世紀 司会:越森彦(白百合女子大学)
1 取り去ることの出来ないジュリのヴェール――ルソー『新エロイーズ』後半部における「姦通」と「恥じらい」
富田 圭(慶應義塾大学大学院 文学研究科 博士課程)
2 『エミール』初期教育における非自然的経験について
木村 太郎(東京大学大学院 総合文化研究科 博士課程)
第2分科会 19世紀(1) 司会:博多かおる(上智大学)[1]
原大地(慶應義塾大学)[2]
1 アレクサンドル・デュマ・フィス初期戯曲における結婚の主題
藤井 惇史(明治学院大学大学院 文学研究科 博士課程)
2 マラルメ「懲罰された道化」初稿再考――再創造されたドラマ
藤本 和(明治学院大学大学院 文学研究科博士課程)
第3分科会 20・21世紀(1) 司会:森井良(獨協大学)
1 異教の交差点――サド、ジッド、クロソウスキー
後庵野 一樹(筑波大学大学院 人文社会科学研究科 博士課程)
2 往還する思考:非人称、他者、無人島――トゥルニエとドゥルーズは何を共有し、どこですれ違ったか
中江 太一(東京大学大学院 人文社会系研究科博士課程)
【分科会】午後の部 13:00~14:10
第4分科会 16世紀/19世紀(2) 司会:志々見 剛(学習院大学)[1]
福田 美雪(青山学院大学)[2]
1 モンテーニュ『エセー』における名詞化された人称代名詞 « le moi » の不在について
竹中 公二(慶應義塾大学 非常勤講師)
2 文学キャバレー「シャ・ノワール」と宣伝活動
岡本 夢子(日本学術振興会特別研究員PD)
第5分科会 20・21世紀(2) 司会:元木淳子(法政大学)
1 カリブ海の環境文学――エメ・セゼールの詩作品のエコロジー的読解にむけて
福島 亮(ソルボンヌ大学文学部 博士課程)
第6分科会 思想 司会:黒木 秀房(立教大学)
1 『創造的進化』に至るまでのベルクソンの科学観の変遷について
天野 恵美理(大阪大学大学院 文学研究科 博士課程単位取得退学)
2 存在論からポイエーシスへ――ドゥルーズにおける「骰子の一振り」と「チェスゲーム」の主題
飯野 雅敏(東京大学大学院 総合文化研究科博士課程)
【シンポジウム】 14:30~16:40
証言と文学
司会:三ツ堀 広一郎(東京工業大学)
パネリスト
安原 伸一朗(日本大学)「第二次大戦期の迫害と子供」
谷口 亜沙子(明治大学)「詩と強制収容所――誰かにそこにいてもらうこと」
若松 英輔(批評家、東京工業大学)「石牟礼道子との対話」
【総 会】 17:00~18:00 議長:塚本 昌則(東京大学)
【閉会式】 18:00~18:10 主催校挨拶:三ツ堀広一郎(大会実行委員長)
*開会式、分科会、シンポジウム、総会、閉会式、および賛助会員展示会場のZoomミーティング情報(ミーティングID、パスコード)、および発表要旨閲覧用のパスワードは、大会実行委員会より会員向け一斉メールにてお知らせいたします(2月下旬予定)。
*非会員で参加を希望される方がありましたら、1)お名前 2)ご所属 3)参加を希望される分科会やシンポジウム(複数可)を、3月11日(木)までに本大会実行委員会(sjllfkanto[at]gmail.com)までメールにてご連絡ください(メールアドレスの[at]は@に置き換えてください)。Zoom情報等をお知らせいたします。