1999年度春季総会報告
ニュース103号(1999.7.10)より
総務 竹内信夫 |
議長:一之瀬正興 書記:高頭麻子、北山研二 |
会長・副会長選挙 まず、選挙管理委員会の構成が告知された。メンバーは竹内信夫、小林茂、有田英也、野崎歓、藤井寛、三井吉俊。続いて郵送書面投票の作業経過と投票結果が報告された。選出された候補者11名(9位同数が3名)の氏名は次の通り(50音順、敬称略)。赤木昭三、阿部良雄、柏木隆夫、菅野昭正、塩川徹也、田辺保、丹治恆次郎、筑紫文耀、中川久定、中村栄子、吉田城。 最初に会長選挙が行われ、第1回投票で、阿部良雄氏が投票総数106の過半数59票を獲得し、会長に選出された。続いて副会長選挙に移り、A地域からは第1回投票で菅野昭正氏が過半数獲得で、B地域は第2回投票で最多得票で中川久定氏が副会長に選出された。阿部氏、菅野氏は総会会場において直接、中川氏は後日電話にて会長及び副会長就任を受諾された。なお、会長・副会長ともに再任であった。 報告事項 (1)一般会務報告:5月20日現在の会員数は2031名、内一般会員1813、学生会員156、賛助会員43、図書館19であり、事務停止処分となっている者87名である。会費納入率は一般・学生会員33%、賛助会員42%で、ほぼ例年並である。 学会ニュースは秋季大会以後101号、102号(選挙広報特別号)が発行され、幹事会は3度開かれた。日本学術会議会員選挙のための学術団体登録を終えた。 (2)支部報告、委員会報告は別に記載されるのでここでは省略する。 (3)なお、スタージュ運営委員会報告の補足として、幹事長より以下の報告があった。 昨年度スタージュ終了後、次年度のスタージュ計画に関して重大な困難が感じられた。幹事長個人としては密かにスタージュ中止も視野に入れた検討が必要であると判断した。スタージュにとっては重大な決断となるので、幹事会の協議を経た上で、幹事長の臨時の諮問委員会として「スタージュを考える懇談会」を昨年度秋季総会において設置して頂いた。その後文部省、大使館の好意的配慮と運営委員会の献身的努力により、中止という最悪の事態が回避されたばかりでなく、有田担当幹事の報告にもあったように志賀スタージュへの高校教員の参加が正式に認められるという進展も見られた。 懇談会のメンバーの方には貴重な意見と支援を頂いたことを感謝しつつ、4月20日の幹事会において懇談会を解散させて頂いたことを報告する。 (4)善本孝氏の件について、小林茂総務担当幹事より、同氏の解雇をめぐる仮処分及び裁判の経過報告があり、今後とも学会としては幹事会において慎重に事態の推移を見守り、必要に応じて総会に諮りつつ、学会としての対応を行いうる態勢を維持する所存である旨の報告があった。なお、フランス語教育学会とも緊密な連絡を取りつづけることが相互に確認されていることも報告された。 (5)電子ネットワーク化小委員会の作業に関して、幹事長より、電子メールの運用を開始した旨の報告があった。事務局へのコンピュータ導入に伴い、電子メールの使用が可能になったので、事務局と幹事会、委員会などの範囲で6カ月間試験的に運用した。本大会以後、さらに会員と事務局との間の通信手段として運用したいと考えている旨の発言があった。 協議事項 1 役員改選の件: 2 2000年度春季大会開催校の件 2000年度春季大会の開催校として明治学院大学が提案され承認された。承認後、同大学を代表して朝比奈弘治氏が受諾の挨拶をされた。 3 1998年度決算の件 1998年度決算案が会計担当幹事酒井健氏より別紙の通り提案・説明され、山崎雅昭監査役より監査報告がなされた後、原案通り承認された。 4 1999年度予算案の件 酒井会計担当幹事より別紙の通り1999年度予算案が提案・説明され原案通り承認された。 5 1998年度スタージュ決算の件 スタージュ運営委員(昨年度総務担当)の西川直子氏より別紙の通り1998年度決算案が提案・説明され、佐々木滋子監査役の監査報告が行われた後、原案通り承認された。 6 1999年度スタージュ予算案の件 スタージュ運営委員(今年度総務担当)石野好一氏より別紙の通り1999年度予算案が提案され承認された。 7 その他 昨年度秋季大会において承認された1999年度秋季大会(於松山大学)の日程に関して、開催校の都合により、11月6日(土)の一日のみとすることが幹事会の協議を踏まえて幹事長より提案され、承認された。なお併せて、各種委員会・合同役員会は前日の5日(金)に行われること、翌7日(日)には開催校において「2、3のツアー」が予定されていることが報告された。 |