大会(Congrès)

全国大会を年2回開催しています。    
La SJLLF organise deux congrès par an.

大会カレンダー

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タイトル
2024年度春季大会(Congrès de printemps 2024)
会場

明治大学・駿河台キャンパス(東京都千代田区)

大会実行委員長
谷口亜沙子
開催日
2024年6月1日(土)、2日(日)
連絡先

学会事務局SJLLF

大会案内

大会の記録(Historique des Congrès)

下の記事で、過去の大会について調べられます。一部未入力。Archives des congrès (1997- )

2021年度秋季大会(完全オンライン開催)

2021年度秋季大会発表要旨集


■2021年度春季大会・賛助会員展示ルーム

*大会両日にわたって、通常の賛助会員展示部屋にかえて、賛助会員展示用特設ミーティングルームを用意しております。以下にアクセスして頂けば、賛助会員の方々を訪問することができます。

 参加賛助会員一覧
 朝日出版社
 アシェット・ジャポン
 アティーナ・プレス
 グロリアツアーズ
 三修社
 駿河台出版社
 第三書房
 白水社
 フランス語教育振興協会 APEF
 ボンサマ

 

■2021年度秋季大会・賛助会員展示ルーム(大部屋)

10月30日(土)13:0017:00

 

https://zoom.us/j/91518041935?pwd=L1ZITzdXQUNmT0x6K25MVFgrYzhSZz09

ミーティングID: 915 1804 1935

パスコード: 392311

 

10月31日(日)12:0016:40

 

https://zoom.us/j/98174029250?pwd=S3V3cnBIQTJFRFAvc21QaXIwT3Rhdz09

ミーティングID: 981 7402 9250

パスコード: 978683

 


賛助会員情報(個別)

朝日出版社

朝日出版社ではZoomでのオンラインブースのほか、学会期間限定「新刊テキスト見本デジタル版」などをご用意いたしております。ぜひ下記HPからお気軽にお立ちよりください。

【朝日出版社 日本フランス語フランス文学会秋季大会特設HP

https://text.asahipress.com/free/french/2021sjllf/index.html

 

アシェット・ジャポン

【アシェット・ジャポン特設ページ】
個別ブースや新刊情報、献本依頼フォーム等をご用意しています!
https://www.hachette-japon.jp/gakkai2021
雑談やご質問など、何でもどうぞ!
ブースでお待ちしています。

 

アティーナ・プレス

http://www.athena-press.co.jp/french.html

http://www.athena-press.co.jp/catalogues/fr/French%20Department%20Store%20Catalogues,%20Pt.%201.pdf

http://www.athena-press.co.jp/catalogues/fr/Nouveau%20Paris%201860.pdf

http://www.athena-press.co.jp/catalogues/fr/Octave%20Uzanne%20(FS7-9).pdf

 

グロリアツアーズ

フランスオンライン留学

現地スタッフによるライブ・ビデオによるフランスオンライン文化ツアー

フランス留学情報

10月30日 13時~17時 https://us06web.zoom.us/j/89088211915

10月31日 13時~15時 https://us06web.zoom.us/j/83001360099

 

三修社

三修社オンライン展示ブースのURLは以下です。

https://www.sanshusha.co.jp/text/info.html#227

上記には、フランス語教科書カタログ2022(デジタル版)も掲載。

2022年度用新刊教科書には、好評既刊の新版『ヴレマン? 文法を深めながら発見するフランス14章[第2版]』(Liliane LATTANZIO/澤田直 共著)がございます。

ぜひ見本請求等お気軽にお申しつけください。

【日本フランス語フランス文学会2021年秋季大会 オンラインブースのご案内】

10/30(土)

時間:12:00-17:30

https://us06web.zoom.us/j/88615114609?pwd=alg3ZnZPTmhCMUIyQlBjMUNaTGdmdz09

ミーティングID: 886 1511 4609

パスコード: 053876

10/31(日)

時間:12:00-15:30

https://us06web.zoom.us/j/82590322421?pwd=dmNDdjFXKzloRU83cm1BNm9aQ2JOZz09

ミーティングID: 825 9032 2421

パスコード: 146397

 

駿河台出版社

【駿河台出版社 Zoomオンラインブース(上野名保子・上野大介)】

ご質問、雑談なんでも結構です。気軽にお越しください。

10月30日(土) 12:30-17:15

10月31日(日) 10:30-15:10

https://zoom.us/j/5576587058?pwd=Y25IVW1SbEE1ampZSEFWQWliVDh4QT09

ミーティングID: 557 658 7058

パスコード: surugadai

 

第三書房

第三書房オンライブース:

https://www.daisan-shobo.co.jp/company/c1615.html

新刊等の情報をご紹介しております。ご質問、ご相談、雑談など、弊社ミーティングルームへ、お気軽にお越し下さい。お待ちしております。

 

白水社

白水社オンライン展示ブースのご案内

https://www.hakusuisha.co.jp/news/n43716.html

書籍の割引販売や教科書見本のご依頼を承ります。

Zoom面談もおこないます。お気軽にお越しください。

(白水社HPhttps://www.hakusuisha.co.jp/

 

(公財)フランス語教育振興協会 APEF

仏検に関するご質問ご相談、あるいは世間話に、お気軽にお立ち寄りください。

10月30日(土)12:00-17:00(担当:滝澤/深川)

https://us02web.zoom.us/j/84571112438?pwd=U2xONGgxazZMM3lsYWlJWnN2eTMvZz09

ミーティングID: 845 7111 2438

パスコード: apef

 

ボンサマ

https://e-studio.work/news/

学会当日はzoomのボンサマ専用ルームでもお待ちしております。(担当 : 河合美和)

 



2021年度春季大会(完全オンライン開催)

2021年度春季大会発表要旨集
(ダウンロードはこちら↓から
発表要旨集2021春季.pdf

■2021年度春季大会・賛助会員展示ルーム(大部屋)

5月22日(土)13:00〜17:00
ミーティングID: 978 2336 8756
パスコード: 554923

5月23日(日)12:00〜16:30
https://zoom.us/j/98008292546?pwd=L0ZiaHR5elM0anNFZ25mTXJGQ3YvZz09
ミーティングID: 980 0829 2546
パスコード: 017398


23日(日)12時から13時、賛助会員展示ルームにおきまして、賛助会員の方々によるミニプレゼンテーションが予定されております。

参加賛助会員一覧
・朝日出版社

・アシェット・ジャポン/Hachette Japon
・アティーナ・プレス
・グロリアツアーズ

・三修社
・三省堂

・駿河台出版社
・第三書房

・白水社

・ボンサマ



 
■賛助会員情報(個別)

・朝日出版社
朝日出版社では、昨年の秋季全国大会同様、展示ブース@Zoomを設けました。
例年のリアル学会大会のブースに立ち寄るつもりで、お気軽にご相談ください。
もちろん後日メールやお電話でお問い合わせも随時承っております
★おすすめ語学書・ZoomURLのご案内はこちら★ 
https://text.asahipress.com/free/french/2021sjllf/2021_p/
【朝日出版社フランス語教科書サイトはこちら】 
https://text.asahipress.com/french/

・アシェット・ジャポン
https://www.hachette-japon.jp/stand2021
アシェット・ジャポンでは、大会期間中専用ブースを用意して皆様をお待ちしております。来てくださった方には、もれなく特製クリアファイルとボールペンをプレゼント! 
ちょっと挨拶でも結構です、ぜひお寄りください! 

・アティーナ・プレス
http://www.athena-press.co.jp/

・グロリアツアーズ
5月22日 https://zoom.us/j/99831591067
フランス渡航の見通し、現地の状況をご説明します。また、オンラインビデオツアー
オンライン留学など、現状でできるモチベーションアップへの取り組みなどご案内します

・三修社
【三修社】オンライン展示ブース
https://www.sanshusha.co.jp/text/info.html#192
※書籍のご購入やテキスト見本,ご採用予定のご連絡等,何でもご相談ください。
学会特別割引もいたしますので,この機会にぜひお立ち寄りください。
(公費書類のご対応もいたします)                                                                   
5/22(土)13:00〜17:00 https://zoom.us/j/99044621437?pwd=ZTlxZlQwU011RTJMcnZkU1JoZEp5Zz09
           ミーティングID: 990 4462 1437/パスコード: 789664
           ミーティングID: 933 7816 3149/パスコード: 704640
 
・三省堂(辞書出版部)
https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/sjllf_spring_2021
三省堂の学会特設ページです。人気の『てにをは辞典』ほか、三省堂刊行の書籍が全点2割引きです。

 ・駿河台出版社
ご質問、雑談なんでも結構です。気軽にお越しください。
5月22日 13:00〜17:00
5月23日 10:00〜16:30
https://zoom.us/j/5576587058?pwd=Y25IVW1SbEE1ampZSEFWQWliVDh4QT09
ミーティングID: 557 658 7058
パスコード: surugadai

・第三書房
第三書房オンライブース:https://www.daisan-shobo.co.jp/company/cc2067.html
新刊等の情報を掲載しております。お気軽にお越し下さい。Zoomでの面談も行います。

・白水社
公式HP  https://www.hakusuisha.co.jp/

大会当日は専用ミーティングルームも開設しております。
お気軽にお越しください。お待ちしております。

2020年度秋季大会(完全オンライン開催)

2020年秋季大会のZoomの利用に関するお問い合わせ先のご案内
サポートセンター受付時間
24日(土)は10時~16時(休憩12時~12時30分)
25日(日)は9時45分~16時55分(休憩12時~12時40分)
・お問い合わせメールアドレス:sjllf2020@gmail.com
・お問い合わせ電話番号:(050) 5532-9061  



分科会発表要旨PDF
(ダウンロードはこちら↓から

発表要旨集2020秋季.pdf


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2020年度秋季大会賛助会員展示
大会公式賛助会員用Zoomミーティングアドレス(大部屋)

 SJLLF2020年度秋季大会・賛助会員展示のZoom ミーティング

https://zoom.us/j/97905083546?pwd=QS9RemJCVGVFZDNHdzhqYU5OYmVzdz09

ミーティングID: 979 0508 3546

パスコード: 625549

 

参加賛助会員一覧

・アシェット・ジャポン/Hachette Japon

・駿河台出版社

・三修社

・白水社

・第三書房

・三省堂

・ボンサマ

DTP出版

・朝日出版社

・グロリアツアーズ

 

◎賛助会員公式オリジナル特設HP/ミーティングアドレス(大会当日に直接訪問可能)

・アシェット・ジャポン/Hachette Japonhttps://www.hachette-japon.jp/gakkai2020 (リンク先HPZoomアドレスあり) 当日連絡先:mail@hachette-japon.jp

・駿河台出版社:(2412:30-16:15Zoomhttps://zoom.us/j/92361058233?pwd=dlc2amRwbjZxZ1BaWGxCWGVmTklEUT09

            ミーティングID: 923 6105 8233 パスコード:8KHT1j

        (2512:00-15:15Zoomhttps://zoom.us/j/96475836055?pwd=QTNHdjl1TFFLYm9tcWM5ZjZVUXhFdz09

            ミーティングID: 964 7583 6055 パスコード:9yyYGy

・三修社:https://www.sanshusha.co.jp/text/info.html?category=14 (リンク先HPZoomアドレスあり)

・白水社:https://www.hakusuisha.co.jp/news/n37371.html (リンク先HPZoomアドレスあり) 当日連絡先:text@hakusuisha.co.jp

・第三書房:https://www.daisan-shobo.co.jp/company/c1615.html

・三省堂:https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/sjllf_2020

・ボンサマ:https://e-studio.work/news.html

DTP出版:https://bit.ly/2SIvAE4 (Zoom24日(土)12:45-16:15

・朝日出版社:https://text.asahipress.com/free/french/2020sjllf/ (オンライン展示ブース、Zoomミーティングも可能)

・グロリアツアーズ:(24日)https://zoom.us/j/98887703877

            25日)https://zoom.us/j/96934925972

 

大会の記録詳細

2001年6月3日 14時14分 [広報委員会]

2001年度春季総会報告

ニュース109号(2001.7.10)より

総務 中地義和

議長 平野和彦  書記 市川裕史 有田英也
◇会長・副会長選出の件
 5月12日の選挙管理委員会における書面投票開票作業の結果、上位11名が本投票候補者として選出された。赤木昭三、柏木隆雄、菅野昭正、小林茂、塩川徹也、竹内信夫、田辺保、筑紫文耀、中川久定、支倉崇晴、吉田城(敬称略)。
 まず会長選挙が行われ、第1回投票で菅野昭正氏が総会出席者の過半数の票を獲得し、選出された。ついで副会長選挙に移り、第2回投票で、A地域から塩川徹也氏、B地域から柏木隆雄氏が選出された。三氏ともその場で就任を受諾され、挨拶を行った。

報告事項

1.会員数
 5月29日現在、会員数は1983(一般1764、学生157、名誉3、賛助40、図書館19)。2000年度退会者は75、事務停止者は 105である。

2.幹事会の活動
 秋季大会以後,幹事会は2000年1月25日、4月21日、5月12日に計3回開催された。

(1)学会ニュースは秋季大会以後、第107号(12月)、第108号(4月、会長・副会長選挙特集号)が発行された。

(2)ホームページ運営小委員会では、1月末に、国立情報学研究所の電子図書館上に本学会のホームページを開設した。学会会則、入会案内、各支部および各種委員会の活動などが見られるほか、各大学のフランス文学科や関連研究組織のホームページをリンクできる。個々の記事は小委員会が適否をチェックしてから掲載する原則を採っている。まだ記事を掲載していない支部や委員会もあり、今後内容の充実が望まれる。

(3)会則改正委員会の発足に伴い、不備であった従来の「会議出席者への旅費支給規程」を「会議出席者への交通費支給規程」と改称し、二度にわたり改定した。最終版は学会ニュース108号に掲載されている。

3.昨年の秋季大会総会で設置が承認された会則改正委員会は、本年1月9日に開かれた在京委員のみの予備会議に続き、2月20日に第1回会議を、4月7日に第2回会議を開き、会則の全面改正に向けて作業を進めている。これまでに以下の原則を確認した。

(1)日本フランス語フランス文学会(以下「本会」)の基盤は7つの支部であり、すべての本会会員はいずれかの支部に所属しなければならない。ただし、支部会員であって本会会員ではないケースは認める。本会と7つの支部との関係は、本社に対する支社のようなものではなく、それぞれの支部が固有の歴史と活動方針をもつ自律的な組織である。その反面、本会は7つの自律的組織の緩やかな連合体ではなく、学術会議等に代表を送る全国的な単一組織である。この二重性を十分に弁え機能させることが、本会の活性化の基本をなすはずである。

(2)支部所属意識を高めるために、本会会費と支部会費を事務局で一括徴収できるかどうかを検討する。

(3)全国大会は、従来どおり年2回(春季大会を関東で、秋季大会をそれ以外の地域で)開催する原則を維持することが、本会会員の大半の希望であることを確認した。運営の円滑化のために常任幹事会に大会専任幹事をおくことを決定した。

4.2001年度学会奨励賞は該当者なし。この選考過程で、学会奨励賞規約第4条「対象業績」の定義が不十分であることが判明し、合同役員会・選考委員会での検討をへて、以下のように改定することが決まった。(この改正に伴い、付則に次の項を加える:5)2001年6月3日一部改正。)

 現在の学会活動に含まれる研究分野、すなわちフランス文学・フランス語学・フランス語教育等に関し、対象期間内で優れた業績と認められたもの。学会誌掲載論文、関連研究誌・紀要・論集類などの収録論文を対象とする。ただし、学位請求論文、または学位請求論文をほぼそのまま刊行した書物は、対象業績とはならない。なお、学位請求論文またはその一部を練り直した論文を応募作とする場合には、もとの学位論文とどのような相違があるかについて執筆者本人の説明書を添えること。

4.国際フランス語教授連合第9回世界大会記念事業委員会が2001年12月18日-22日に青山学院大学で開催する予定の国際シンポジウム「東アジアとフランス」に関して、同委員会委員長の加藤晴久氏より、本会への後援要請が届いた。会長の意向をうかがったうえで、第4回幹事会においてこの後援要請を受諾することを決定した。ただし、人的・精神的後援であり、資金的負担はない。

5.日本学術会議より5月15日付で科学研究費補助金の審査員候補者推薦の要請があり、5月31日締切であったため、会長と幹事長との協議により、以下の方々を推薦した。第1段担当候補者として、大久保康明(東京都立大学)、瀬戸直彦(早稲田大学)、田口紀子(京都大学)、田村毅(東京大学)、永見文雄(中央大学)、中村弓子(お茶の水女子大学)、第2段担当候補者として、朝比奈弘治(明治学院大学)、宮下志朗(東京大学)の各氏。

6.横浜女子短期大学助教授の善本孝氏の解雇をめぐる裁判は、これまで幹事会への報告を通じて経過を見守ってきたが、2月1日横浜地方裁判所で善本氏全面勝訴の判決が下された。2月3日付で善本氏より報告に代えて判決全文が学会宛に送られてきた。短大側は2月21日付で解雇を撤回、4月1日より善本氏は復職を果たしたが、授業を担当することなく事務職勤務を命じられているとのことである。以上の経過を説明し、支援してくれた本会会員への感謝を記した書簡が、5月20日付で善本氏より届いていることを報告する。職場復帰を果たしたにもかかわらず、真の解決にはなお道のりのあるこの問題を、本会としては今後も注意深く見守っていきたいと考える。

協議事項

1. 人事(新任)が提案され、承認された。
 同日行われた予備常任幹事会で川瀬武夫氏が新幹事長に選出されたことが報告され、川瀬氏の挨拶があった。また、あり方検討委員会予備会議において、小林茂氏が世話人に選ばれたことが報告された。

2.広報委員会の設置およびその人事
従来のホームページ運営小委員会の任務に学会ニュースをめぐる作業を統合する委員会として、広報委員会を立ち上げる提案がなされ、承認された。現ホームページ運営委員には全員残留してもらうべく交渉中。その間に委員会内規を整備する。学会ニュースの担当者として新たに1名を委員に加える。委員長には現ホームページ運営小委員会委員長の大久保政憲氏が就任。委員長を含め、第1期委員の任期は1年とする。

3.会則改正委員会での議論の進行と並行して、幹事会からあり方検討委員会に対し、各種委員会の活動の見直しを依頼した。とくにスタージュの内容の再検討および教育学会との共催の是非、語学教育学会のあり方を集中的に検討することを要請した。秋季大会までに臨時委員会を開く必要がある場合には交通費面での手当てを行うことを含めて承認された。

4.2001年度秋季大会の件
11月4日に名古屋外国語大学で開催される予定の秋季大会への発表申し込みの出足が鈍いので、参加を呼びかけるアピールが幹事長を通じてなされた。

5.2002年度春季大会開催校の件
2002年度春季大会を東京外国語大学で開催することが幹事会・合同役員会で決定されたという報告がなされ、開催校代表として西永良成氏から挨拶があった。大会は2002年6月1日(土)、2日(日)に開催の予定。

6.2000年度決算の件
会計担当幹事の椎名正博氏による2000年度決算書の説明書と、藤田侊一郎氏の監査報告ののち、決算報告書は承認された。

7.2001年度予算案の件
椎名幹事による2001年度予算案の説明があり、2001年度予算案は承認された。

8.2000年度スタージュ決算の件
澤田肇スタージュ運営委員会総務委員(会計担当)より2000年度スタージュ決算書の説明があり、石野好一氏の監査報告ののち、2000年度スタージュ決算書は承認された。

9.2001年度スタージュ予算案の件
2001年度スタージュ運営委員会総務委員(会計担当)の岩切正一郎氏より、2001年度スタージュ予算案の説明があり、承認された。

2001年6月3日 14時13分 [広報委員会]

2001年度春季大会報告

ニュース109号(2001.7.10)より

総務 中地義和


 2001年度春季大会は、上智大学において、6月2日(土)、3日(日)の2日間にわたって開催され、841名の会員が参加した。

 大会に先立ち、1日(金)午後、日仏会館会議室において各種委員会が開かれ(語学教育委員会は上智大学にて)、引き続き16時より18時まで、上智大学図書館L‐921において、日本フランス語フランス文学会と日本フランス語教育学会との共催シンポジウム「フランス語教育の振興」が開催された。18時30分よりフランス大使館大使公邸において、恒例のレセプションがあった。

 2日(土)9時45分より、図書館L‐911において合同役員会が開かれた。冒頭、上智大学の高井道夫氏より歓迎の挨拶があり、阿部会長が感謝を述べた。

 大会初日は、13時から10号館講堂において、上智大学永井敦子氏の司会による開会式をもって始まった。泉邦寿文学部長、ウイリアム・カリー学長の歓迎挨拶をいただいたあと、かつて上智大学で教鞭を取られた阿部会長が開会挨拶を行った。

 13時40分から約1時間、同講堂において、上智大学小田桐光隆氏の司会によるパリ第4大学ピエール・ブリュネル教授の特別講演 ≪ Ou va la litterature francaise aujourd’hui ? ≫が催された。ベケット、クロソフスキー、バタイユ、ロブ=グリエ、デュラスらの才能を発掘したミニュイ社創立者ジェローム・ランドン(本年4月に死去)の功績から話題を起こし、現代文学の根源的な問題を沈黙と言葉との相克に見ながら、文字、語、テクストの三つのレヴェルで、破断 (fracture)の様態と蘇生の可能性を考察した。講演者の貪欲な読者ぶりと、該博な知識、明確な展望を遺憾なく示す、刺激的、啓発的な講演であった。

 同じ会場で、15時より2時間半にわたって、早稲田大学千葉文夫氏を司会者とし、工藤庸子(東京大学)、ティエリー・マレ(学習院大学)、堀江敏幸(明治大学)の三氏をパネリストとするシンポジウム「1980年以降のフランス文学――ボーダーを越えて」が行われた。なぜ1980年なのか、「ボーダー」で何を了解すべきなのか、をあえて詰めることはせず、主として、現代フランス文学の動向、その日本語への翻訳、文学研究のあり方の3点をめぐって、自由な見解表明と意見交換が試みられた。この種の企画に議論の収斂を望むのはむずかしいが、パネリストおよび司会者の発言はそれぞれ示唆に富み、充実したシンポジウムであった。

 大会2日目は、午前と午後にわたり、8号館・9号館の教室で、15の分科会に分かれて39の研究発表が行われた。分科会終了後、14時45分から約1時間、10号館講堂において、上智大学澤田肇氏の司会で、パリ第3大学ミシェル・ベルナール氏の講演 ≪ Lecture par menu : une application a la Recherche du temps perdu ≫ が催された。プルーストに関してコンピュータを応用した文学研究の具体例が披露され、会場から高い関心が寄せられた。

 同じ会場で、上智大学小倉博孝氏の司会により、昨年度のフランス・スタージュ団長を務められた塩谷敬氏から、具体的でユーモア溢れる報告があった。

 16時より総会が開かれ、桐朋学園大学平野和彦氏による的確な司会のもと、会長・副会長選挙と並行して議事が予定どおり進行し、最後にフランソワ・ド・フロモン氏が閉会の辞を述べられた。

 その後9号館地下カフェテリアでの懇親会に移り、ガブリエル・メランベルジェ氏の司会で、菅野新会長が挨拶。大使館のアンドレ・シガノス文化参事官のスピーチ、ブリュネル、ベルナール両氏のスピーチと続き、柏木新副会長の音頭で乾杯となった。184名が参加し、最後まで歓談の尽きない盛会となった。

 綿密な準備をされ、大会を成功に導かれた上智大学のスタッフの皆さんに、心より感謝したい。本大会をバックアップしてくださった上智大学にも厚くお礼申し上げる、また、受付その他の面でご協力願った学生の皆さんにも謝辞をおくりたい。大会に向け、事務局側の準備に尽力された2人の書記、丸山理絵さん、漆原みゆきさんにお礼申し上げる。

 なお、葉書による参加申し込みをしていながら事前連絡なしに参加をとりやめた会員が129名、懇親会参加を予約しながら連絡なしに参加を取りやめた会員が35名いた。開催校の献身的努力に水を差すような無責任な振る舞いは、絶対に慎んでいただきたい。

2000年10月22日 14時25分 [広報委員会]

日本フランス語フランス文学会会則の一部改正

[2001年度秋季大会において承認された会則改正の内容は以下のとおりである。改定される条項のみを掲げる。以下に提示のない条項に関しては、現行会則に変更は加えられない。ただし、改定を加えられる条項に関しては、現行条文に変更のない場合も、これを示した。太字・イタリック・下線が改定部分]



日本フランス語フランス文学会会則

第1章 総則      [変更なし]
第2章 目的および事業 [変更なし]
第3章 会員 [変更なし]

第4章 役員

第13条(種類) 本会に次の役員をおく。
1.会長 1名
2.副会長  2名
3.支部長  7名
4.幹事長   1名
5.総務  1名
6.常任幹事  若干名
7.支部代表幹事 7名
8.各種委員会委員長  5名
9.学会のあり方検討委員会世話人 1名   
10.監査   2名

第14条(任務) 役員の任務を次のように定める。
1.会長は会務を総括し、本会を代表する。
2.副会長は会長を補佐し、必要に応じて会長の職務を代行する。
3.支部長は各支部を代表し、支部の運営を総括
する。
4.幹事長は常任幹事会・幹事会・合同役員会を主宰し、本会の運営を総括する。
5.総務は幹事長を補佐し、必要に応じて幹事長の職務を代行する。
6.常任幹事は、それぞれ、本会本部の財務、会員情報の管理、スタージュ運営、広報、会務記録
等の任務を分担する。
7.支部代表幹事は、幹事会において各支部を代表する。
8.各種委員会委員長は当該委員会の運営を総括する。
9.学会のあり方検討委員会世話人は、学会のあり方検討委員会を主宰する。
10.監査は会計を監査する。

第15条(選任・任期) 役員の選任方法および任期を次のように定める。
<1> 会長・副会長は総会で選出する。それぞれの任期は2年とし、重任を妨げない。
ただし、3選できない。選出方法の細部については、別にこれを定める。
<2> 支部長は、当該支部で選任する。
<3> 幹事長は、常任幹事会の互選に基づき総会で選任する。任期は1年とし、重任できない。
<4> 総務は、常任幹事会の推薦に基づき総会で選任する。任期は1年とし、重任できない。
<5> 常任幹事は、幹事会の推薦に基づき、総会で選任する。任期は1年とし、重任できない。 
<6> 支部代表幹事は、当該支部で選任する。 
<7> スタージュ運営委員会を除く各種委員会の委員長の選任方法及び任期は委員会内規にこれを定める。
<8> スタージュ運営委員会の委員長は幹事長がこれを兼務する。 
<9> 学会のあり方検討委員会世話人は当該委員会の互選によって選任する。任期は当該委員会の内規にこれを定める。
<10> 監査は、幹事会の推薦に基づき、総会で選任する。任期は2年とし、重任を妨げない。ただし3選できない。 
<11> 各役員に欠員が生じたときは、これを速やかに補充する。その場合の任期は前任者の任期の残余期間とする。 

第16条(名誉会長)[変更なし]

第5章 機関

第17条(種類) 本会に次の機関をおく。
1.総会
2.合同役員会
3.幹事会
4.常任幹事会  
5.各種委員会
6.学会のあり方検討委員会 

第18条(総会) [変更なし]

第19条 <1>(幹事会) イ 幹事会は、本会諸規約および総会の議にそって、本会の運営にあたる。
ロ 幹事会は、幹事長、総務、常任幹事、支部代表幹事、各種委員会委員長、学会のあり方検討委員会世話人をもって構成する。
ハ 幹事会は幹事長が随時これを招集する。

<2>(常任幹事会) イ 常任幹事会は、本会本部事務局の運営に当たる。
ロ 常任幹事会は、幹事長、総務、常任幹事をもって構成する。
ハ 常任幹事会は幹事長が主宰する。

第20条(各種委員会) [変更なし]

第21条(合同役員会) [変更なし]

以下略

付則
<1>~<8> [変更なし]
<9> 2000年(平成12年)10月22日一部改正。



施行細則

第1章より第5章まで変更なし。

第6章 役員・委員
第19条から第20条まで変更なし。

第21条(常任幹事)[削除]

第22条以降変更なし。

第7章以降変更なし。

以上

幹事長付記
総会において、会則第21条<2>の合同役員会構成員の定義を改定する必要が指摘され、文言については幹事会に一任することが承認された。そこで、2001年1月25日(木)に予定されている次回幹事会において検討のうえ、改正文案を決定したいと考えている。したがって、この改正文案は、学会ニュースの次号で報告するものとしたい。

2000年10月22日 14時21分 [広報委員会]

学会会則を再検討するための特別委員会最終報告書

1999年度秋季大会(於松山大学)時の総会において設置された「学会会則を再検討するための特別委員会」(以下、「特別委員会」と呼ぶ)は、2000年1月25日の東京圏在住委員による予備協議において、主として検討すべき課題として以下の3点を取り上げることとした。つまり、

(1) 全国大会のあり方、主として開催回数
(2) 幹事会のあり方、主として構成
(3) 支部のあり方、主として活性化の方策

これに付随して、検討すべき課題のそれぞれについての「現状と経緯」及び「検討課題」についての討議資料が作成され特別委員会の委員全員に送付された。

続いて、2月20日に第1回全体会議が本部事務局において開催され、上記資料が検討された。その結果、三つの検討課題のうち、幹事会のあり方に関する問題を優先的に取り上げることが合意された。この合意は、

(1) 会則をめぐるさまざまな問題が、結局は、幹事会の問題に集約されているという共通認識が確認されたこと、
(2) また前記討議資料に提案された幹事会構成の再検討の方向が委員全員によって基本的に承認されたこと、
以上2つの理由に基づくものであった。

第1回全体会議の協議に基づき、「第1回特別委員会の協議を受けて支部において更に議論を進めるための提案」(3月15日付)(以下、「第一次提案」と呼ぶ)が作成された。そこでは幹事会構成について次の4箇条が提案されていた。

(1) 幹事会は、幹事長、総務、常任幹事(若干名)、各種委員会委員長、学会のあり方検討委員会世話人、支部代表幹事(7名)を以って構成する。
(2) 常任幹事会を設置する。常任幹事会は、学会の日常的運営にあたる。
(3) 幹事会の開催回数を現在の年6回より減らす。
(4) 幹事会出席のための旅費を全額支給とする。

この「第一次提案」に関する協議は、4月2日、青山学院大学総研ビル会議室で開催された第2回特別委員会で行われた。その結果、幹事会構成に関する上記「第一次提案」が合意された。併せて、全国大会のあり方、支部のあり方に関しても議論の進展を見た。

第2回特別委員会の協議と合意を踏まえて、「第2回特別委員会報告書 ――現段階での合意事項と今後の課題――」(4月5日付)(以下、「委員会報告書」と呼ぶ)が作成されて各委員に送付された。

この「委員会報告書」に基づき、各支部において委員による意見聴取が行われ、それが文書で特別委員会に集約された。「委員会報告書」及びこの意見集約を踏まえて、「特別委員会中間報告」(以下、「中間報告」と呼ぶ)と「特別委員会からの提案」(以下、「提案」と呼ぶ)が作成された。(以上は、「中間報告」の要約である。)

この「中間報告」の骨子及び「提案」は、5月6日の幹事会に提出され、承認された。これを受けて、上記「提案」は、あらたに幹事会提案として、2000年度春季大会(於明治学院大学)における合同役員会、総会に提案され、それぞれ承認された。

この「提案」には、幹事会構成に関わる会則改正の方針、及び今後の作業プロセスに関わる提案が8箇条にまとめられていた。要点のみを記せば、

(1)現会則の幹事会、常任幹事会構成に関わる条項を上記の「第一次提案」概要(1)、(2)に記した方向で改正する。
(2)会則改正案を作成するための「学会会則改正案の起草小委員会」を設置し、改正案起草作業をそれに委ねる。

この「提案」が総会で承認されたことにより、「学会会則改正案の起草小委員会」(以下、「起草小委員会」と呼ぶ)が設置された。「提案」には、起草小委員会は、「2000年8月中を目処として改正案のとりまとめに努め」、改正案文を幹事会に提案すること、幹事会は「改正案を審議し、可とした場合には、直近の合同役員会の議を経て、総会に提案する」ことが盛り込まれていた。

9月23日に第3回特別委員会が召集され、上記「起草小委員会」の作成した改正案が「提案」に適合したものであることが確認された。この確認を受けて、改正案は9月30日の幹事会に付議された。

第3回特別委員会では、併せて、「特別委員会最終報告」の内容について協議が行われ、以下の3点が合意された。

1 本報告書冒頭に述べた検討課題のうち、幹事会のあり方に関わるものを除いた他の2点すなわち、
(1) 全国大会のあり方、特に全国大会を年1回の開催とすることの是非、
(2) 支部活動のあり方、特にその活性化を図るための方策、
についても議論を重ねてきたが、現段階では最終的結論を得ることはできなかったこと。

2 したがって、これらの検討課題については、新しく構成される幹事会において(あるいは第2次特別委員会、会則改正委員会等が設置されるようであれば、そこで)議論を継続してゆくことが必要であるということ。

3 今後、上記の検討課題に関して早期に合意を得、その合意を踏まえて現会則及び現施行細則を全面的に改定する必要があるということ。

なお、会則等の全面改定にむけての今後の作業において、特別委員会の議論が充分に理解され、継承されることを特別委員会は望んでいる。そのために、竹内委員から特別委員会に私案の形で示された「会則(案)」および「運営規則(案)」が重要な資料として引き継がれるべきであると特別委員会は考えるものである。

以上をもって、「学会会則を再検討するための特別委員会」からの最終報告とする。本委員会は,本報告書を総会に提出することをもってその活動を終え、解散する。

学会会則を再検討するための特別委員会
西澤文昭(特別委員会委員長、1999年度幹事長、2000年度総務担当幹事、関東支部選出委員を兼務)
竹内信夫(1998年度幹事長、1999年度総務担当幹事)
小林 茂(1997年度幹事長、1998年度総務担当幹事)
筑紫文燿(学会のあり方検討委員会世話人)
大平具彦(北海道支部選出委員、前北海道支部支部長)
高橋 純(2000年度春季総会後大平具彦と交替、北海道支部支部長)
斉藤征雄(東北支部選出委員、東北支部支部長)
高橋秀雄(中部支部選出委員、中部支部支部長)
平山弓月(関西支部選出委員、関西支部選出幹事)
楳木栄一(中国・四国支部選出委員、前中国・四国支部支部長)
中村栄子(九州支部選出委員、2000年度春季総会後九州支部支部長)

2000年10月22日 14時13分 [広報委員会]

2000年度秋季総会

ニュース107号(2000.12.1)より

幹事長 中地義和

議長 米山親能  書記 市川裕史 岩切正一郎
支部報告および委員会報告を除く一般会務報告と協議事項を、以下に記す。

報告事項

1.会員数および会費納入率
9月30日現在、会員数は2013(一般会員1791、学生会員161、賛助会員41、図書館関係20)で、予算に対して82%の会費が納入されている。

2.幹事会の活動
春季総会以後、幹事会が2度開かれた(6月10日、9月30日)。

(1)7月5日付で学会ニュース106号が発行され、2年ごとに更新されている名簿が刊行された。

(2)ホームページ運営小委員会では、テスト版での試行を経て、まもなく国立情報学研究所(旧学術情報センター)の電子図書館上に開設できる見通しである。

(3)学会と文部省の共催により、フランス大使館の後援を受けて実施されている夏期スタージュは、38回目にあたる今年、志賀高原ホテルの閉館に伴い、アートランドホテル蓼科に場所を移して開催された。広報活動が効を奏して応募者・参加者ともに大幅に増え、参加者には好評のうちに終了した。それが、ホテル側の好意的な受け入れと、何よりも運営委員、現地責任者の多大な努力に支えられていることを銘記したい。講師陣からの提案を受けて、渡仏スタジエールを複数の施設に分割派遣する可能性を検討している。また、高校教員にもフランス派遣の道が開かれることが望ましいが、文部省ではこの面での改善が検討されつつある。

3.「学会会則を再検討するための特別委員会」からの最終報告
西澤委員長(総務担当幹事・前幹事長)から、昨年度秋季大会の総会において設置された同委員会の一年間にわたる活動の総括が行われた。同委員会が当初掲げた三つの課題のうち最重要課題である幹事会構成に限定した会則の一部改正を行うこと、および、そのために「学会会則改正案の起草小委員会」を設置することが、本年度春季大会で承認されていた。これに従い、9月9日の「学会会則改正案の起草小委員会」で改正文案が作成され、それを同月23日の第3回「特別委員会」で確認したのち、第2回幹事会で検討し、総会における審議の運びとなった経緯が報告された(改正内容は協議事項を参照)。

また、同委員会において最終的な結論を得るに至らなかった他の二点(全国大会のあり方、支部の活性化)について、新構成による幹事会のもとに新たな委員会を設けて審議を継続し、現状との乖離が顕在化しつつある会則の全面改訂に向けて作業を進めてもらいたいという要望が出された。その際、竹内委員から同委員会に私案の形で示された「会則(案)」「運営規則(案)」が重要な資料として引き継がれるべきである、という見解が添えられた(詳しくは「最終報告書」を参照)。

4.善本孝氏の訴訟は、証人尋問を終え、近く結審を迎える段階に来ているとの報告を受けている。学会としては、幹事会において経過を報告しながら、今後の裁判の進展を注意深く見守りたい。

協議事項

1.2001年度秋季大会開催校の件
名古屋外国語大学において、2001年11月4日(日)に開催することが提案され、承認された。引き続き、同大学の滝沢隆幸氏から受諾の挨拶があった。

2.学会会則改正案の件
報告事項3に記した手続きを踏んで作成された会則改正案が、幹事長に代わって、「学会会則を再検討するための特別委員会」の西澤委員長から示された。現行会則と対照しながら改定内容が説明され、「合同役員会」に関わる現行会則第21条
<2>に修正を加えることを前提に(文言の決定は幹事会に一任)、改正案は承認された(詳細はこちらを参照)。

3.「学会会則改正委員会」設置の件
報告事項3に記した、「学会会則を再検討するための特別委員会」の最終報告に盛り込まれた要望を受けて、会則の全面改正を準備する「学会会則改正委員会」を新たに設置すること、その構成員については幹事会に一任することが、幹事会、合同役員会の議を経たのち、総会において承認された。

2000年10月22日 14時12分 [広報委員会]

2000年度秋季大会報告

ニュース107号(2000.12.1)より

幹事長 中地義和


2000年度秋季大会は、10月21日(土)、22日(日)の両日、弘前大学において開催された。この時期の津軽地方としては温暖な気候に恵まれ、全国から372名の会員が集った。当初、研究発表申し込みの出足が鈍く、明治学院大学における春季大会の総会で改めて応募が呼びかけられた。その結果、30の研究発表が行われる盛会となった。

大会に先立ち、21日午前11時より各種委員会が、また13時より合同役員会が開かれた。これらの会場の提供についても主催校のお世話になった。合同役員会の冒頭で、大会実行委員会責任者の弘前大学寺田光徳氏から歓迎の挨拶があり、これを受けて阿部良雄会長が返礼の挨拶を行った。

同日15時より、50周年記念会館1階みちのくホールにおいて、弘前大学熊野真規子氏の司会で開会式が行われ、寺田氏の開会の辞に続いて、青森県日仏協会名誉会長でもあられる弘前大学吉田豊学長の歓迎挨拶をいただいた。そのなかで、弘前とゆかりの深い政治風刺漫画家で第2回国際漫画コンクール(フランス)においてグランプリを受賞された山井(やまのい)教雄氏のことが紹介された。大会期間中大学会館で開かれていた同氏のイラスト展をご覧になった会員も少なくないだろう。続いて阿部会長の開会挨拶があり、開会式を終えた。

小休憩を挿んで、13時40分から、コレージュ・ド・フランス教授で碑文・文芸アカデミー会員のMichel Zink氏による特別講演が、≪ Translatio : traduire, adapter, lire la littérature du Moyen Âge aujourd’hui ≫ と題して、東京大学松村剛氏の司会で行われた。Romania誌の編集、中世対訳叢書の監修、中世文学に想を得た創作など多彩な仕事を手がける立場から、今日の読者に中世文学を提示するにあたっていかなる問題が存するかを明快に語られた。

大会2日目は、11時から12時30分まで、そして昼休みを挿んで13時30分から15時30分まで、共通教育棟において13の分科会に分かれて30の発表が行われた。続いて16時より、50周年記念会館1階みちのくホールにおいて、東北大学米山親能氏の議長のもと、総会が開かれた(詳細は「総会」の項を参照のこと)。総会は所定の議事を終え、最後に弘前大学奈蔵正之氏の閉会の辞をもって本大会を無事終了した。

大会終了後、ホテルニューキャッスルに場所を移して懇親会が開かれた。司会は、前半をMichel Janson氏が、後半を泉谷安規氏が担当された。はじめにフランス大使館文化部教育担当官 Jean-Noel Juttet氏の挨拶があり、Michel Zink氏のスピーチ、菅野昭正副会長の乾杯の音頭が続いた。本大会総会で2001年度秋季大会の主催校に決まった名古屋外国語大学の滝沢隆幸氏からも、開催受諾を兼ねたスピーチがあった。懇親会には169名が参加、最後まで歓談の尽きない盛会となった。

綿密な準備をされ、大会を成功に導くべく尽力された主催校の5人のスタッフに心より感謝したい。それをバックアップされた弘前大学と、協力を願った学生諸君にも厚くお礼申し上げる。また、大会に向け、事務局側の準備に精力を注がれた二人の書記、丸山理絵さんと漆原みゆきさんにお礼申し上げる。

2000年5月21日 14時11分 [広報委員会]

2000年度春季総会報告

ニュース106号(2000.7.5)より

総務 西澤文昭

議長 塚原 史  書記 若森栄樹、藤井 寛
報告事項

1.会員数
会員数 1931(一般会員1790,学生会員141,賛助会員42,図書館関係20)(以上の数字は5月17日現在のもの)。なお3月31日現在で判明した退会者は94、事務停止者は63である。

2.幹事会の活動
秋季大会以後,幹事会は2000年1月26日、4月18日,5月6日の計3回開催された。
(1)学会ニュースは秋季大会以後第104号,第105号(研究会情報及び各種お知らせ)が発行された。2年ごとに更新されている名簿は会員への問い合わせを終えて、現在校正中であり、6月中旬に刊行予定。
(2)ホームページ運営小委員会の設置:「電子ネットワーク化小委員会」を改組し、「ホームページ運営小委員会」を幹事会の下に設置する。これによって本格的に学会のホームページの構築に取りかかる。
(3)事務局書記の交代:大谷克子さんは5月末をもって退職する。後任に漆原みゆきさんを採用した。

3.フランス外務省からの助成金15,000フランが入金された。

4.「学会会則を再検討するための特別委員会」の現在までの活動について
同委員会は秋季大会でその設置を認められてから、本部選出の特別委員4名に支部選出特別委員6名(関東支部は幹事長が代行)を加えて、その構成案が1月26日の幹事会に提案され、承認された。
その前日の1月25日、本部選出委員4名が予備的な協議会を持ち、問題点の整理を行った。その協議に基づいて「第1回全体会議」のための「特別委員会討議資料」が作成され、特別委員に配布された。その資料においては次の3点が検討すべき課題として示された。

  1.全国大会のあり方、主として開催回数
  2.幹事会のあり方、主として構成
  3.支部のあり方、主として活性化の方策

2月20日(日)第1回会議が開かれた。席上上記3点について多岐にわたる意見が出されたが、幹事会の再構成については格段の異論はなく、むしろ全国大会の開催回数及び支部活性化の方策について各支部から異論・批判・修正提案等が出された。
第1回の討議を踏まえて「第1次提案」(3月15日付)が作成された。そこでは、学会運営の問題点が結局は幹事会のあり方に集約されるという共通の認識に基づいて、検討すべき3つの課題のうちまず「幹事会再構成案」を優先させて、その点についてのコンセンサスを形成するという方針が決まった。この再構成案は本日の協議事項で提案されるものの原型である。  続いて、第2回会議が4月2日(日)に開催された。「第1次提案」に基づく各支部の協議が報告され、それに基づいて協議が行われた。その結果、

  1.幹事会のあり方→「第1次提案」が合意された
  2.全国大会のあり方→年1回とした場合の問題点が共通認識となった
  3.支部のあり方→具体的な提案がなされ、今後の議論の基礎ができた

第2回会議のまとめとして「第2回特別委員会報告書」(4月5日付)が作成され各委員に送付された。
4月5日付「報告書」に対する特別委員会委員の意見聴取が文書で行われた。それを受けて幹事会に提出するための「学会会則を再検討する特別委員会中間報告」(案)が作成され、各委員に配布された後、文書による調整を経て確定された。また「学会会則を再検討する特別委員会」からの提案(案)も同じ手順で確定され、いずれも5月6日の幹事会に報告・提案され、承認を得た。

5.(この部分は報告事項その他において一般会務報告の追加として発言された)
 善本孝氏の訴訟は継続中であるが、学会の立場としては、幹事会において経過を報告しつつ、裁判を注意深く見守っていくことにする。

協議事項

1.平成13年度科学研究費補助金審査委員候補者の推薦の件
 幹事長より、学術会議の依頼を受けて審査委員候補者を推薦した旨が報告され、了承された。
第1段階:倉田信子(南山大学)、稲垣直樹(京都大学)、酒詰治男(甲南女子大学)、鈴木啓二(東京大学)、川口順二(慶應義塾大学)、西村淳子(武蔵大学)
第2段階:西永良成(東京外国語大学)、支倉崇晴(早稲田大学)

2.人事の件
 幹事長より、支部長、各種委員会委員長、幹事および学会のあり方検討委員会委員の任期満了に伴い、新役員が紹介され、承認された。
 同日行われた予備幹事会で中地義和氏が新幹事長に選出されたことが報告され、その後中地氏の挨拶があった。

3.「学会会則を再検討するための特別委員会」からの提案(案)
 竹内総務担当幹事より上記提案(案)に関して、この提案は「特別委員会」からの提案となっているが、幹事会の提案と理解していただきたいとのコメントがあった。次に配布された上記提案および「新幹事会の構成」(総会資料参照)について説明があり、本総会での提案は会則改訂の全般についての賛否を問うものではなく、新幹事会のあり方に限定されることが述べられた。本提案は3箇所語句を変更した後、承認された。

4.2001年度春季大会開催校の件
 西澤幹事長より2001年度春季大会は上智大学で開催されることが幹事会決定として公表された。開催校代表として高井道夫氏の挨拶があった。大会は2001年6月2、3日に行なわれる予定。

5.1999年度決算の件
 会計担当幹事稲垣文雄氏による1999年度決算書の説明と山崎雅昭氏の監査報告の後、決算報告書は承認された。

6.2000年度予算案の件
 稲垣幹事による2000年度予算案の説明があり、2000年度予算案は承認された。

7.1999年度スタージュ決算の件
 石野好一スタージュ運営委員(会計担当)より1999年度スタージュ決算書の説明があり、西川直子氏の監査報告の後、1999年度スタージュ決算書は承認された。

8.2000年度スタージュ予算案の件
澤田肇スタージュ運営委員(総務担当)より2000年度スタージュ予算案の説明があり、承認された。

9.その他
 特になし。

2000年5月21日 14時11分 [広報委員会]

2000年度春季大会報告

ニュース106号(2000.7.5)より

総務 西澤文昭


 2000年度春季大会は、明治学院大学白金校舎において、5月20日(土)、21日(日)の2日間にわたって開催された。

 大会に先立ち、19日(金)午後、日仏会館会議室にて各種委員会が、20日(土)午前10時から本館10階大会議室にて合同役員会が開かれた。合同役員会の冒頭、明治学院大学の天沢退二郎氏から歓迎の挨拶があり、これを受けて阿部会長の返礼の挨拶があった。

 大会初日は13時から3号館1階の3201号教室において、明治学院大学朝比奈弘治氏の司会による開会式をもって始まった。まずフランス文学科の天沢退二郎氏、学長脇田良一氏の歓迎挨拶では、新制大学として50周年を経たばかりであること、学科創立35年を迎えたこと、今年度から大学院が創設されたことなどで今年2000年が節目になる年にあたることが述べられた。またヘボン館に名を残すヘボン博士と明治学院との関わりについて紹介があった。続いて阿部良雄会長の開会挨拶があり、開会式を終えた。

 13時40分から予定されていた特別講演は講師 R. CHAUDENSSON氏に突然のご不幸があり中止となった。幸い同じ時間帯には当初より Veronique DANIEL さんによるバルザックの『ウジェニー・グランデ』を脚色した一人芝居が予定されていたので、参加者の中には思いがけない観劇の機会を得た方も少なからずいたと思われる。

 15時からは3201教室にてシンポジウム《1900年──政治・文化・表象》が清水徹氏の司会によって催された。パネリストには天野知香(お茶の水女子大学)、菅野賢治(東京都立大学)、松浦寿輝(東京大学)、吉田典子(神戸大学)の諸氏が招かれ、それぞれの専門の観点から1900年という年を浮き彫りにする試みがなされた。スライドの使用によって視覚にも訴えた発表はきわめて説得的で聴衆を惹きつけた。19世紀全体を振り返る視点だけでなく、2000年にあるわれわれと20世紀という現象に対するスタンスの取り方についても示唆を与えてくれたという点で、この企画は満員の会場から共感をもって迎えられた。

 午後6時からはフランス大使公邸にて大使館主催のレセプションが開催された。

 大会2日目は本館において、10時から14時30分まで、13の分科会に分かれて合わせて31の研究発表が行われた。分科会終了後、会場を3号館に移して慶應義塾大学川口順二氏の司会によるトゥルーズ大学教授 Andree BORILLO 氏の特別講演が行われた。引き続き大崎明子氏の司会で佐合桜子氏によるフランス・スタージュ報告会が持たれた。続いて2000年度学会奨励賞の発表及び授与が行われた(別掲)。16時15分から早稲田大学塚原史氏の議長の下、総会が開かれた(詳細は「総会」の項参照)。 総会は所定の議事を終え、最後に須藤哲生氏の閉会の辞をもって本大会を無事終了した。

 大会終了後、すぐ近くの都ホテル東京に場所を移し、工藤進氏の司会で懇親会が開かれた。学会名誉会員田島宏氏の開会の挨拶に始まり、近いうちに離任することになったフランス大使館文化参事官の Christian MORIEUX 氏の熱い思いのこもった挨拶、また巌谷国士氏の大学院創設にまつわるユーモアある挨拶の後、学会を代表して菅野昭正氏が乾杯の音頭を取った。大勢の参加者を得て歓談の輪があちこちに所狭しとできるほどに、大変賑やかな懇親会であった。なお本大会の総参加者数は710、懇親会出席者は171であった。

 この報告でお名前を挙げられなかった方々を含め、本大会の運営にあたられた明治学院大学の実行委員会に心から敬意と感謝の念を表したい。また、最後になったが、学会事務局の丸山理絵さん、今大会限りで退職なさる大谷克子さん、新たに事務局に加わった漆原みゆきさんに心から感謝申し上げる。

1999年11月6日 14時09分 [広報委員会]

1999年度秋季総会報告

ニュース104号(1999.12.10)より

幹事長 西澤文昭

議長 渡邉英夫  書記 永瀬春男 若森栄樹
支部報告および委員会報告(別掲)以外の一般会務報告と協議事項のみ以下に記す。

報告事項

1.10月27日現在の会員数は2061(一般会員1837,学生会員160,賛助会員44,図書館関係20)で、会費納入率は予算に対して約80%である。

2.春季総会後以降、計3回の幹事会が開催された(6月22日、9月14日、10月22日)。現在まで順調に経過している。

3.幹事長から、特に補足するという意味で、次のような報告があった。
(1)今年の夏に行われた志賀高原スタージュは、さまざまな困難にも拘わらず、幸い参加者には好評のうちに終了することができた。実際の運営面での現地責任者、担当幹事をはじめ委員の方々が大変な努力をされたことを強調したい。また、スタージュそのものについては幹事会でも議論されており、重大な転機を迎えているという認識である。存続とさらなる発展のために会員の皆さまの協力をお願いする。

(2)学会事務および大会運営のスリム化を目指している。今秋季大会では、まず受付を縮小して開催校の負担を軽減することを試みている。学会誌郵送、会費の振込、名簿についても省力化、安全性、管理の効率化を図りたい。

(3)過去数年の「あり方検討委員会」の議論を踏まえて、顕在化してきた会則と現状の乖離を解消すべく、特別委員会の設置を幹事会として了承し、提案するに至った(協議事項参照)。

(4)春の総会で提案のあった「人文系基礎学問の充実」に関する声明文の件については、幹事長が日本文学関連連絡会議にオブザーバーとして参加するなど、本学会としてどのような活動ができるか探っている。幹事会では、他学会と連絡を取りながら、検討していくことが了承された。

協議事項

1.科学研究費補助金審査委員候補者推薦の件
学術会議より第2段階2名、第1段階10名の推薦以来を受けたので、次の各氏を推薦した旨が報告され、了承された。
第2段階:植田祐次(青山学院大学)、原野昇(広島大学)。
第1段階:月村辰雄(東京大学)、斉藤広信(日本女子大学)、清水康子(国立音楽大学)、柏木隆雄(大阪大学)、湯浅博雄(東京大学)、塚原史(早稲田大学)、東郷雄二(京都大学)、青井明(国際基督教大学)、西川直子(東京都立大学)、吉井亮雄(九州大学)。

2.2000年度春季大会開催日程の件
日程は5月20日(土)、21日(日)の両日、明治学院大学で行われる。大使館のレセプションは19日(金)を予定している。

3.2000年度秋季大会開催校の件
弘前大学にて10月21日(土)、22日(日)に開催することが提案され承認された。引き続き、寺田光徳氏(弘前大学)の受諾の挨拶があった。

4.「学会会則を再検討するための特別委員会」設置の件
幹事会、合同役員会の議を経た後、総会にて上記特別委員会の設置が承認された。

1999年11月6日 14時07分 [広報委員会]

1999年度秋季大会報告

ニュース104号(1999.12.10)より

幹事長 西澤文昭


1999年度秋季大会は、11月6日(土)、松山大学において開催された。1986年高知大学以来の四国地区での開催となった今大会は、文教地区の中心にあり、南に松山城址を望むという絶好の立地条件の中、瀟洒な校舎が並ぶキャンパスの中で催された。この大会が、松山大学の皆さまのご尽力で実現したことはいうまでもない。また,中国・四国支部会員の力強く親身な支援があったことも忘れることはできない。

大会前日には、各種委員会・合同役員会・学会奨励賞選考委員会が、また当日昼にはあり方検討委員会が開かれた。会場の提供についても主催校にはお世話になった。

さて、大会当日は、午前9時45分からの開会式において、まず青木正樹氏(松山大学)の開会の辞が述べられ、続いて松山大学学長の比嘉清松氏のご挨拶を頂いた。青木氏も比嘉氏も同時期に赴任されたということで、古き良き時代の思い出を語ってくださった。続いて本学会の阿部良雄会長の挨拶があった。

開会式の後は、10時30分より、8号館において午前と午後の部に分かれてあわせて8つの分科会発表が行われた。続いて、午後2時40分から、場所をカルフール・ホールに移して特別講演が行われた。講演者と演題はそれぞれ、Philippe Lacoue-Labarthe 氏 (Universite Marc Bloch de Strasbourg) の≪ L'exercice de la mort (Montaigne, Rousseau : naissance de la litterature) ≫
(司会は増田一夫氏)と Jean-Luc Steinmetz 氏 (Universite de Nantes) の≪ Le poete alchimiste ( Beaudelaire, Rimbaud, Mallarme ) ≫(司会は中地義和氏)であった。 その後、同じ会場で香川大学渡邉英夫氏を議長として総会が開かれ、予定通りの時刻に、青木正樹氏の大会閉会の辞を以って1999年度秋季大会が閉じられた(大会参加者は384名)。

続いて、ホテル奥道後において、松山大学の青木氏と大浜博氏の司会による懇親会が開かれた。阿部良雄会長の挨拶、田島宏名誉会員の発声による乾杯に始まり、中にフランス大使館文化担当官(教育担当)の Jean-Noel Juttet 氏,特別講演者の挨拶を挟んで、松山ゆかりの料理を味わいながら歓談が進み、盛会のうちに懇親の時は過ぎた(参加者は約180名)。

今秋季大会を成功裏に終えることができたのは、三人のフランス語専任スタッフをはじめとする主催校の方々(特に学生諸君のことを挙げさせていただくが)のおかげと心から感謝すると同時に、準備に細心の心配りをされた学会事務局の大谷さん、丸山さんにお礼申し上げる。