2004年度関東支部大会(東京大学・駒場)
日時 2005年3月21日(月・祝)10:00-18:15
数理科学研究科棟
受付 9:30-16:00
大会費 1,000縁
懇親会場 駒場ファカルティハウス1F レストラン《ルヴェ ソン ヴェール》(Lever son verre)
懇親会費 7,000円
プログラム
10:00-10:15 開会式(大講義室)
支部長挨拶 中地義和(東京大学)
10:30-12:30 分科会 午前の部
第1分科会 中世・16・17・18世紀 126教室
司会 篠田勝英(白百合女子大学)
1.「死」を手なずける―中世の二つの『死の詩』における「私」
2.ラブレーのBriefve Declarationに関する一考察
司会 井田尚(青山学院大学)
3.デカルトと意識する情念―「外的表徴」とactioによる説得
4.「自然に帰るな」:ルソーにおける「反-自然人」としての英雄
第2分科会 19世紀(1) 122教室
司会 澤田肇(上智大学)
1.ゾラの小説における「老人」の眼差し
2.ゾラ『死せる女の願い』における心理ドラマ
4.バルザック、7月王政下のコント作家
第3分科会 20世紀(1) 123教室
1.ルネ・シャール『イプノスの綴り』における連続と非連続
2.エメ・セゼールの戯曲『あるテンペスト』、シェイクスピア演劇の新大陸的問題系への翻案の意味
3.ジャック・プレヴェールとスペイン戦争―la Crosse en l'airをめぐって
4.夢の物質化―アンドレ・ブルトンの「夢-オブジェ」
第4分科会 19世紀(2) 117教室
1.フロベール『ブヴァールとペキュシェ』におけるエクリチュールと科学―地球の歴史をいかに語るか
荒原由紀子(日本学術振興会特別研究員)
2.自由間接話法概念とフロベール
3.フロベール『聖アントワーヌの誘惑』分析
4.シャルル・トリアルフのアリアドネの糸―シャルル・ラッサイー『トリアルフの術策』におけるパロディ
14:00-16:00 分科会 午後の部
第5分科会 19世紀(3) 117教室
司会 兼子正勝(電気通信大学)
1.ルコント・ド・リール「カイン」における太陽=眼の形象と非個人性について
2.〈不在〉について―ランボー「若夫婦」を読む
3.マラルメと『鍛冶屋』―ワーグナーから〈音楽〉を奪回するために
第6分科会 20世紀(2) 122教室
司会 酒井三喜(白百合女子大学)
2.プルーストにおける画家の位置―マネとモローの間で
荒原邦博(日本学術振興会特別研究員)
3.マルセル・プルースト『失われた時を求めて』における身振り
第7分科会 20世紀(3) 123教室
司会 岩野卓司(明治大学)
1.「マラルメの神話」とは何か―ブランショとヴァレリーのマラルメ解釈をめぐって
2.共犯者の友愛 相互性なき友愛―ジョルジュ・バタイユとモーリス・ブランショの交流から
司会 石川美子(明治学院大学)
4.マルグリット・デュラスのエクリチュールと映画
16:15-17:15 特別講演 大講義室
" Lire ou traduire, faut-il choisir?"
anne Bayard-Sakai(INALCO)
17:30-18:15 総会 大講義室
議長:森田秀二(山梨大学)
18:30-20:30 懇親会
主催校挨拶 木畑洋一(総合文化研究科長・教養学部長)