マルタン・リュエフ×ガブリエル・ラディカ 連続公開講演会《第一夜「遠くて近き他者:近くにして遠き他者:現代道徳哲学から見る翻訳と家族」》(10/29 wed. 早稲田大学小野記念講堂)
2025年度秋季大会にてご講演をいただくマルタン・リュエフ教授(ジュネーヴ大学)をリール大学教授のガブリエル・ラディカ教授と共にお招きし、奈良女子大学(10/27(月))・早稲田大学(10/29と10/30)に講演会を開催いたします。いずれのプログラムも異なる内容の講演となりますので、皆様是非ともご参加ください。
マルタン・リュエフ×ガブリエル・ラディカ
連続公開講演会《第一夜》
Conférences publiques de Martin Rueff et Gabrielle Radica
近くにして遠き他者:現代道徳哲学から見る翻訳と家族
Autrui, proche et lointain: la traduction et la famille au prisme de la philosophie morale et contemporaine
日時・会場
- 日時: 2025年10月29日(水)16:00~19:00
- 会場: 早稲田大学 小野記念講堂
https://waseda.app.box.com/s/lwwbo30xn58b1mjoahvthnmbrad5xqrm - 入場無料 予約不要 逐次通訳付
プログラム
- 16:00~17:00
講演:マルタン・リュエフ(Martin RUEFF)
「一方を他方の中に」:翻訳はいかにして哲学的課題となったのか
«“L'un dans l'autre” ou comment la traduction est-elle devenue un problème philosophique ?» - 17:15~18:15
講演:ガブリエル・ラディカ(Gabrielle RADICA)
家族と所有
« Famille et propriété » - 18:15~19:00
ディスカッション - 司会:橋本一径/早稲田大学文学学術院教授
講師紹介
Martin RUEFF
マルタン・リュエフ:ジュネーヴ大学フランス文学教授、詩人・翻訳家。ボローニャ大学、パリ大学、スタンフォード大学でも教鞭を執り、イタロ・カルヴィーノ、ジョルジョ・アガンベン、カルロ・ギンズブルグなどの著作を翻訳。ミシェル・フーコー、クロード・レヴィ=ストロースのLa Pléiade叢書を編纂。これまでの功績に対して、今年度アカデミー・フランセーズのGrand Prix Henri Galを受賞。
Gabrielle RADICA
ガブリエル・ラディカ:リール大学哲学教授。ジャン=ジャック・ルソーやモンテスキューを中心に、啓蒙期の政治哲学・法哲学・家族論を研究。主な編著に Philosophie de la Famille: Communauté, normes et pouvoirs(2013)、En famille. Sentiments, liberté, reconnaissance、La famille des classiques. Philosophie, droit, histoire(いずれも近刊)など。
お問い合わせ: 橋本一径(早稲田大学文学学術院)
hashimoto.kaz@waseda.jp
主催: 早稲田大学総合人文科学研究センター「イメージ文化史」部門
科学研究費基盤研究B「文学による国家創造のプロジェクト:フランス近代における文学教育と国民形成」(研究代表者 玉田敦子/中部大学)
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