Site Web cahier ── 書評・エッセー・研究レヴュー

年2回発行されるcahier所収の書評とワークショップ報告に加えて、
フランス語・フランス文学に関するエッセーや研究レヴューを随時更新していきます。

cahier

その他の研究レビュー

2015-09-24 [sjllf]
2013-05-04 [sjllf]
2012-05-23 [sjllf]

書評コーナー

過去の書評・エッセー・研究レヴュー

2008年3月1日 00時00分 [WEB担当]

『バルザック、フローベール 作品の生成と解釈の問題』

グローバルCOEプログラム「テクストの布置の解釈学的研究と教育」第2回国際研究集会報告書
松澤和宏編、名古屋大学大学院文学研究科発行、2008年

 開会の辞
佐藤彰一
1
 序文
松澤和宏
 3
 生成論は解釈学か?
エリック・ボルダス
7
 民主主義的小説と人間的なるものの邂逅
フィリップ・デュフール
15
 バルザックの作品生成における循環的ダイナミズム―『セザール・ビロトー』
 を中心に
鎌田隆行
27
 バルザック生成論の展望
ステファンヌ・ヴァッション
39
 バルザック『ラ・ラブイユーズ』のタイトルを巡る考察
村田京子
53
 『ヴァン=クロール』から『谷間の百合』へ―絶えざる生成途上の風景画と
 肖像画
澤田肇
63
 バルザックの読者フローベール―『感情教育』あるいは小説の再創造
ジゼル・セジャンジェール
75
 解釈学に逆らって―『ボヴァリー夫人』の場合
エリック・ル=カルヴェーズ
85
 フローベールの「黒い太陽」―実人生から作品へ
沢崎久木
99
 ことばと化石―『ブヴァールとペキュシェ』における地質学
荒原由紀子
107
 フロベール『ブヴァールとペキュシェ』における科学論的両義性の解釈に
 ついて
和田光昌
117
 フローベールと民主主義小説
菅谷憲興
127
 『純な心』におけるコルミッシュ爺さんの挿話の発展
黒川美和
135
 生成論と解釈学―『感情教育』の冒頭「ついに船が出た」をめぐって
松澤和宏
 143