2008年度関東支部大会(法政大学)
2008年度日本フランス語フランス文学会関東支部大会を下記のとおり開催いたします。お忙しい折かとは存じますが、奮ってご参加ください。
日時 2009年3月14日(土) 10:30~19:00
受付 10:00~15:30 富士見坂校舎 3F
大会費 1,000円
懇親会費 7,000円(学生会員は4,000円)
開会式 10:30~10:45 富士見坂校舎 F309
司会 山下 誠(法政大学)
支部長挨拶 川瀬武夫(早稲田大学)
主催校挨拶 白井泰隆(法政大学)
(なお、昼食につきましては、学外の飲食店あるいはコンビニエンスストアをご利用ください)
分科会(午前の部 11:00~12:30)
第1分科会 19世紀(富士見坂校舎 F301)
司会:永見文雄 (中央大学)
1.ルソーの父親像
井関麻帆 (パリ第7大学博士課程)
2.『演劇に関するダランベール氏への手紙』におけるルソーのポレミック
第2分科会 19世紀・20世紀(1) (富士見坂校舎 F302)
1.ボードレールのユゴー 1860年前後の韻文詩篇とユゴー論
2.フランシス・ポンジュにおける意味の厚み―「蝋燭」をめぐって
3.享楽する真理―フランシス・ポンジュ「物喜び」と「物遊び」の体系的理解のためのプロレゴーメナ
梶田裕 (学術振興会特別研究員・早稲田大学博士課程)
第3分科会 19世紀・20世紀(2) (富士見坂校舎 F303)
1.マルセル・シュウォブとアナーキズム
2.アナトール・フランスにおける剽窃の見方
3.プルーストと愛好家
第4分科会 20世紀(1) (富士見坂校舎 F304)
司会:岡村民夫(法政大学)
1.動詞をめぐるベケットの文体探求―『名づけえぬもの』から『なく』へ―
鈴木哲平 (日本学術振興会特別研究員)
2.マルグリット・デュラス『破壊しに、と彼女は言う』―映画とともに書くことへ向けて
分科会(午後の部 14:00~15:30)
第5分科会 語学 (富士見坂校舎 F301)
司会:青井明(国際基督教大学)
1.直接目的補語に現れる文照応詞 ça と le の違いについて -dire ça vs le dire-
2.視覚動詞の自動詞的用法について-voirとregarderの対比を通じて-
木島愛 (筑波大学大学院博士課程・フランシュ・コンテ大学博士課程)
第6分科会 19世紀 (富士見坂校舎 F302)
司会:小倉孝誠(慶応義塾大学)
1.シャトーブリアン『殉教者たち』について
2.バルザック『セラフィタ』におけるスウェーデンボルグ―『真のキリスト教』との関連を中心として―
大須賀沙織 (日本学術振興会特別研究員・早稲田大学博士課程)
3.「群衆と迫害される女性」-バルベー・ドールヴィイ『呪縛された女』とモーパッサン『マダム・バチスト』について-
第7分科会 20世紀(2) (富士見坂校舎 F303)
1.サディスムとマゾヒスム―サルトルにおける愛の形について
2.ジョルジュ・バタイユと回帰の文学
3.言語と死―モーリス・ブランショとブリス・パラン―
門間広明 (早稲田大学助手)
第8分科会 20世紀(3) (富士見坂校舎 F304)
司会:星埜守之(東京大学)
1.アンドレ・ブルトンにおける神話―「集合的神話」と「新しい神話」
2.『ヘリオガバルス または戴冠せるアナーキスト』をめぐって
総会 (15:45~16:45)
富士見坂校舎 F309
議長:安藤俊次(法政大学)
懇親会(17:30~19:30)
主催校挨拶:安藤俊次(法政大学)