関東支部論集


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関東支部(Kanto)

2023年1月28日 23時25分 [関東支部]

2022年度関東支部大会開催のお知らせ

大会

2022年度関東支部大会開催のお知らせ

来る3月4日(土)、明治学院大学を開催校として2022年度日本フランス語フランス文学会関東支部大会がリモート開催されますことを、ここに謹んでご案内申しあげます。
 支部会員の皆さまには、対面での交流はかないませんが、ふるってご参加いただき、有意義な一日をお過ごしいただければと願っております。今年度は支部長選挙もありますのでよろしくお願いいたします。また、総会後オンラインでの懇談会もあります。少しでも旧交を温めるお役にたてれば幸いです。

日本フランス語フランス文学会 関東支部長 岩野卓司

【開会式】10:30~10:40      
司会:杉本 圭子(明治学院大学) 
支部長挨拶:岩野 卓司(明治大学)
主催校挨拶:湯沢 英彦(明治学院大学副学長)

【分科会】午前の部 11:00~12:10
第1分科会 16世紀/思想(1)  
司会:久保田 静香(日本女子大学)[1]/ 渡名喜 庸哲(立教大学)[2]

1 ノストラダムス『予言集』1558 年版の実在性に関する検討―17・18 世紀の版本を中心に
  鈴木 大輔(放送大学大学院 博士課程)

2 ジャック・デリダ「タイプライターのリボン」における「はじまりの言葉」
高波 力生哉(東京都立大学大学院 人文科学研究科 博士課程)

第2分科会 19世紀                   
司会: 熊谷 謙介(神奈川大学)

1 デュマ・フィス『金銭の問題』における父親像
  藤井 惇史(明治学院大学大学院 文学研究科 博士課程)

2 女になる。男の看板になる―マラルメ『最新流行』における「文体としての異性装」研究のために
清水 佳暁(東京大学大学院 人文社会系研究科 博士課程)

第3分科会 20・21世紀(1)                
司会:齊藤 哲也(明治学院大学)

1 マッソンのデッサン・オートマティック―『シュルレアリスム革命』誌を中心に
  古屋 詩織(早稲田大学大学院 文学研究科 博士課程)

2 ハヴロック・エリスはルネ・クルヴェルに何を考えさせたか?―エリス『羞恥心・性的周期・自体愛』とその読書ノート
  鈴木 大悟(中央大学法学部 助教)

【分科会】午後の部 13:00~14:10
第4分科会 20・21世紀(2)         
司会:吉本 素子(青山学院大学)[1]/ 村中 由美子(白百合女子大学)[2]

1 まっすぐ立つ人―ルネ・シャールと「ルイ・キュレル・ド・ラ・ソルグ」
  白石 幸作(東京大学大学院 総合文化研究科 博士課程)

2 われ逃げる、ゆえにわれあり―マルグリット・ユルスナール『アレクシ』における出発
  深田 孝太朗(東京大学大学院 人文社会系研究科 博士課程)

第5分科会 思想(2)
司会:福島 勲(早稲田大学) 

1 アパシーと連続性―バタイユのサド論から
  小林 奏太(法政大学大学院 人文科学研究科 博士課程)

2 やさしい沈黙―ジョルジュ・バタイユ『内的体験』から
  梁 安吉子(筑波大学大学院 人文社会科学研究科 博士課程)

【シンポジウム】 14:30~16:40 「なかなか絶滅しない紙の書物について」
司会:鈴木和彦明治学院大学)
このたび明治学院大学は『悪の華』初版を含むボードレール関連の貴重書を複数購入し、『悪の華』全3版を所蔵する大学となった。今回のシンポジウムの背景には、ボードレール貴重書コレクションをPRするとともに、より広い観点から「紙の書物」というメディアについて再考したいという意図がある。読書環境のデジタル化が進む昨今、物質としての書物がもつ可能性を確認することは無駄ではないだろう。歴史上さまざまな進化を遂げてきた書物というメディアは、そのたびごとに読者とどのような関係を築いてきたのか。本シンポジウムでは、編集者の青木誠也氏、装丁家の草苅睦子氏と西村真紀子氏、羊皮紙研究者の八木健治氏という書物の現場に携わる方々をお迎えし、書物の過去・現在・未来を多角的に考えてみたい。
パネリスト
青木誠也(作品社)、八木健治(羊皮紙工房)、草苅睦子(アルビレオ)、西村真紀子(アルビレオ)、畠山達(明治学院大学)

【総 会】  17:00~18:00     
議長:湯沢 英彦(明治学院大学)

【閉会式】 18:00~18:10         
主催校挨拶:杉本 圭子(大会実行委員長)

【懇談会】(オンライン oVice使用) 18:20~19:00 


・分科会の発表要旨は、PDFを学会ホームページの関東支部ページ(https://www.sjllf.org/kanto)にパスワードをかけてアップいたします(2月下旬予定)。
・開会式、分科会、シンポジウム、総会、閉会式のZoomミーティング情報(ミーティングID、パスコード)、発表要旨閲覧用のパスワード、および懇談会・賛助会員展示会場のoViceのURLは、大会実行委員会より会員向け一斉メールにてお知らせいたします(2月下旬予定)。
・関東支部非会員で参加を希望される方は、下記Googleフォームより2 月28 日(火)までにお申し込みいただければ、Zoom情報等をお知らせいたします。
 ※Google フォーム:https://forms.gle/CbxDPKLVTmhDoFdx5

フォームへのアクセスに困難がある場合は、本大会実行委員会(sjllfkanto@gmail.com)までメールにてご連絡ください。
・今大会では初めての試みとしてオンライン懇談会を実施します。oVice(オヴィス)というダウンロード不要のメタバースを使用します。なお、同じURL上で賛助会員展示も実施します(10:30~17:00)。

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