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2012年10月12日 22時07分 [sjllf]

日仏共同国際シンポジウム(早稲田大学演劇博物館)「演劇と演劇性」

 早稲田大学演劇博物館 演劇映像学連携研究拠点では、このたび1030日(火)~111日(木)の3日間にわたって、日仏共同国際シンポジウムを以下の通り開催することになりました。当国際シンポジウムは早稲田大学とストラスブール大学、アルザス・欧州日本学研究所との提携により、2005年度から定期的に開催され、今年度で4回目を数えます。今回は「演劇と演劇性」をテーマに、フランスより8人の研究者を招請して講演と討論を行います。どなたでもご自由にご参加いただけますので、皆様ぜひ足をお運びください。 

◆日時:
1030日(火)13:30 -18:00
            1031日(水)10:00 -18:10
            111日(木) 10:00 -17:40

 ◆会場:早稲田大学小野記念講堂(27号館小野梓記念館 地下2階)
http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html

 ◆入場:無料(日本語逐次通訳あり)

 ◆概要
  当国際シンポジウムは早稲田大学とストラスブール大学、アルザス・欧州日本学研究所との提携により、2005年度から定期的に開催され、今年度で4回目を数えます。今回は「演劇と演劇性」をテーマに、フランスより8人の研究者を招請して講演と討論を行います。

※日本語通訳付

 ◆プログラムーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1030日(火) テーマ:「演劇と台本」

13:3013:40 開会の辞(竹本幹夫)
13:4014:10 竹本幹夫「世阿弥自筆能本をめぐる諸問題――謡本との断絶を中心に――」
14:1014:40 児玉竜一「戯曲を刊行するのか、しないのか、それが問題だ――歌舞伎の事例を出発点として」
14:4015:40  ダルウィン・スミス「フランスの演劇伝統における書かれたものの位置(13世紀から16世紀まで)」

15:4016:40 黒岩卓「中世演劇テクストの写本とその使用―アルヌール・グレバン作『受難の聖史劇』H写本(Paris, BnF, fr. 1550)の例―」

16:4017:00 休憩

17:0018:00 パネル討論

 1031日(水)

【午前の部】
10:0010:40 近藤弘子「説話と能」
10:4011:20 金昭賢「日本の近世演劇における韓国」
11:2012:00 サカエ・ムラカミ=ジルー「能と歌舞伎における女性の役に見られる演劇性 秘伝をめぐって」

 【午後の部】
13:3014:10 アントナン・ベシュレル「大江健三郎、あるいは犠牲の演劇について」
14:1015:10 奥香織「マリヴォー劇における身体の表象」
15:1016:10 間瀬幸江「テクストと挿絵の対話関係―小説『ベラ』の場合」
16:1016:30 休憩
16:3017:10 サンドラ・シャール「近代日本における都市のドラマトゥルギーと女性の演劇性銀座とモダン・ガール」
17:1018:10 カロール・ エゲル「時代に試される演劇性」

 111日(木)

【午前の部】
10:0011:00 イリニ・ツァマドゥ=ジャコベルジェ「ギリシア起源の言葉を通してみる演劇性概念」
11:0012:00 イザベル・レック「演劇性と喪の儀式(ガリシア州演劇)」

 【午後の部】
13:3014:30 藤井慎太郎「カタストロフィと演劇性」
14:3014:45 休憩
14:4516:15 ジョゼット・フェラル「演劇的なものパフォーマティヴなもの、両者のあいだで」

16:15
16:30 休憩

16:3017:30 鴻英良「演劇性とその脱イデオロギー化作用をめぐって」
17:3017:40 総評・閉会の辞(藤井慎太郎)

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主催 早稲田大学 坪内博士記念演劇博物館 演劇映像学連携研究拠点

共催 ストラスブール大学、アルザス・欧州日本学研究所(CEEJA

後援 早稲田大学文化推進部文化企画課