2000年度秋季総会
ニュース107号(2000.12.1)より
幹事長 中地義和 |
議長 米山親能 書記 市川裕史 岩切正一郎 |
支部報告および委員会報告を除く一般会務報告と協議事項を、以下に記す。 報告事項 1.会員数および会費納入率 9月30日現在、会員数は2013(一般会員1791、学生会員161、賛助会員41、図書館関係20)で、予算に対して82%の会費が納入されている。 2.幹事会の活動 春季総会以後、幹事会が2度開かれた(6月10日、9月30日)。 (1)7月5日付で学会ニュース106号が発行され、2年ごとに更新されている名簿が刊行された。 (2)ホームページ運営小委員会では、テスト版での試行を経て、まもなく国立情報学研究所(旧学術情報センター)の電子図書館上に開設できる見通しである。 (3)学会と文部省の共催により、フランス大使館の後援を受けて実施されている夏期スタージュは、38回目にあたる今年、志賀高原ホテルの閉館に伴い、アートランドホテル蓼科に場所を移して開催された。広報活動が効を奏して応募者・参加者ともに大幅に増え、参加者には好評のうちに終了した。それが、ホテル側の好意的な受け入れと、何よりも運営委員、現地責任者の多大な努力に支えられていることを銘記したい。講師陣からの提案を受けて、渡仏スタジエールを複数の施設に分割派遣する可能性を検討している。また、高校教員にもフランス派遣の道が開かれることが望ましいが、文部省ではこの面での改善が検討されつつある。 3.「学会会則を再検討するための特別委員会」からの最終報告 西澤委員長(総務担当幹事・前幹事長)から、昨年度秋季大会の総会において設置された同委員会の一年間にわたる活動の総括が行われた。同委員会が当初掲げた三つの課題のうち最重要課題である幹事会構成に限定した会則の一部改正を行うこと、および、そのために「学会会則改正案の起草小委員会」を設置することが、本年度春季大会で承認されていた。これに従い、9月9日の「学会会則改正案の起草小委員会」で改正文案が作成され、それを同月23日の第3回「特別委員会」で確認したのち、第2回幹事会で検討し、総会における審議の運びとなった経緯が報告された(改正内容は協議事項を参照)。 また、同委員会において最終的な結論を得るに至らなかった他の二点(全国大会のあり方、支部の活性化)について、新構成による幹事会のもとに新たな委員会を設けて審議を継続し、現状との乖離が顕在化しつつある会則の全面改訂に向けて作業を進めてもらいたいという要望が出された。その際、竹内委員から同委員会に私案の形で示された「会則(案)」「運営規則(案)」が重要な資料として引き継がれるべきである、という見解が添えられた(詳しくは「最終報告書」を参照)。 4.善本孝氏の訴訟は、証人尋問を終え、近く結審を迎える段階に来ているとの報告を受けている。学会としては、幹事会において経過を報告しながら、今後の裁判の進展を注意深く見守りたい。 協議事項 1.2001年度秋季大会開催校の件 名古屋外国語大学において、2001年11月4日(日)に開催することが提案され、承認された。引き続き、同大学の滝沢隆幸氏から受諾の挨拶があった。 2.学会会則改正案の件 報告事項3に記した手続きを踏んで作成された会則改正案が、幹事長に代わって、「学会会則を再検討するための特別委員会」の西澤委員長から示された。現行会則と対照しながら改定内容が説明され、「合同役員会」に関わる現行会則第21条<2>に修正を加えることを前提に(文言の決定は幹事会に一任)、改正案は承認された(詳細はこちらを参照)。 3.「学会会則改正委員会」設置の件 報告事項3に記した、「学会会則を再検討するための特別委員会」の最終報告に盛り込まれた要望を受けて、会則の全面改正を準備する「学会会則改正委員会」を新たに設置すること、その構成員については幹事会に一任することが、幹事会、合同役員会の議を経たのち、総会において承認された。 |