日本学術会議・学術フォーラム「大学教育の質的転換を考える」
日本学術会議におきまして、下記のフォーラムが開催されます。
「大学教育の質的転換を考える
分野別の参照基準と人文・社会科学教育の可能性」
日時:平成25年2月2日(土)13時~17時
場所:日本学術会議講堂(東京都港区六本木7丁目22-34) (定員:申込み先着300名)
<趣旨>
現在、大学教育の分野別質保証推進委員会では、各分野の教育課程編成上の参照基準の策定を進めており、昨年8月には経営学分野の参照基準(報告)を公表し、今後、他の分野についても順次成案を取りまとめ、公表することとしている。
しかしながら、参照基準が具体的にどのようなものなのか、またそれを実際にどのように教育改善に活用できるのか、従来も様々な機会を通じて情報発信に努めてきたが、未だ各大学で必ずしも十分に理解されているとは言えない状況にある。今回のフォーラムでは、実際の参照基準を紹介することで各大学の具体的な理解を促すとともに参照基準を一つの出発点として、これからの新しい大学教育の可能性について考えを深めることを目指したい。
<プログラム>
13:00 開会 挨拶 髙祖敏明
(日本学術会議大学教育の分野別質保証委員会委員、学校法人上智学院理事長)
13:05 特別講演「答申新たな未来を築くための大学教育の質的転換に向けて」について
佐々木雄太 (文部科学省中央教育審議会大学分科会大学教育部会部会長、
名古屋経済大学・名古屋経済大学短期大学部学長)
13:35 分野別の参照基準について
・全体説明 広田照幸(日本大学文理学部教授)
・経営学 奥林康司(大阪国際大学副学長・教授)
・言語・文学 塩川徹也(東京大学名誉教授)
・法学 河合幹雄(桐蔭横浜大学法学部長・教授)
14:55 休憩
15:15 パネルディスカッション分野別の参照基準と学士課程教育の質保証をめぐって
パネリスト
・佐々木雄太、奥林康司、塩川徹也、河合幹雄(以上前掲)
・藤永弘(青森公立大学大学院経営経済学研究科教授)
・長島弘明(東京大学大学院人文社会系研究科教授)
・横山晋一郎(日本経済新聞社編集委員)
コーディネーター 吉田文(早稲田大学教育・総合科学学術院教授)
16:50 挨拶 常盤 豊(文部科学省大臣官房審議官)
16:55 挨拶 北原和夫
(日本学術会議大学教育の分野別質保証委員会委員
東京理科大学大学院科学教育研究科教授)
17:00 閉会
<案内チラシ>
学術フォーラム「大学教育の質的転換を考える」.pdf
日本学術会議事務局企画課学術フォーラム担当
〒106-8555 東京都港区六本木7-22-34
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FAX:03-3403-1260
参加申し込みフォーム
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