ヴェルヌ・シンポジウム2024開催のお知らせ
日本ジュール・ヴェルヌ研究会では、このたびシンポジウムを行うことになりました。
仏文学会の若手研究者の研究発表と座談会というヴァラエティに富んだ内容となっておりますので、
たくさんの方のご来場をお待ちしております。
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日本ジュール・ヴェルヌ研究会主催公開シンポジウム
「ヴェルヌ・シンポジウム2024 ロラン・バルト、カリブ海文学、ロビンソンもの、翻訳」
3名の新進気鋭の若手研究者によるヴェルヌに関する研究発表と、
インスクリプトのヴェルヌ〈驚異の旅〉新訳コレクション第1期完結を記念して、
翻訳家で京都大学名誉教授の若島正氏を特別ゲストとしてお迎えし、
訳者4名による座談会をおこないます。
第1部ご登壇の研究者の方々はヴェルヌ以外の作家の研究者で、
ヴェルヌ研究の外からの斬新な視点でヴェルヌ作品の持つ今日的な魅力に
切り込んで頂きます。
第2部は2023年春の、インスクリプトのヴェルヌ〈驚異の旅〉新訳コレクション
全5巻完結から1年半(とちょっと時期的には間が空いてしまいましたが)、
若島正先生(第5巻『カルパチアの城、ヴィルヘルム・シュトーリッツの秘密』の書評を
ご執筆頂きました)をお招きして、インスクリプト版の翻訳者4名と、
ヴェルヌについて、また翻訳について、お話させて頂きます。
どなたでも聴講可、入場無料ですのでお気軽に足をお運びください。
お近くにお住まいの方は対面でのご参加をおすすめいたしますが、
ちょっと難しいというみなさまのために、
Zoomからもご参加頂けるように致します。
ご参加の方はお手数ですが荒原邦博arahara@tufs.ac.jp までご連絡ください。
Zoomでのご参加を希望される方はその旨、明記してください。
シンポジウム前日までにZoomのURLをお送り致します。
日時:9月22日(日)13時~17時
場所:慶應義塾大学日吉キャンパス来往舎中会議室
https://lib-arts.hc.keio.ac.jp/center/access/
13時-15時 研究発表(発表順)
浜永和希氏(東京大学)
「ノーチラス号、酔いしれた船、そして子供たち」
福島亮氏(日本大学)
「フランス語圏文学研究とジュール・ヴェルヌ――『旅行給費』を読む」
中江太一氏(東京大学)
「ロビンソンものの条件を再考する:ヴェルヌ作品におけるロビンソンになりそこねる人たち」
15時半-17時 インスクリプト・ヴェルヌ〈驚異の旅〉新訳コレクション第1期完結記念座談会、
若島正氏をお迎えして
ゲスト:若島正氏(京都大学名誉教授)
登壇者:荒原邦博(東京外国語大学)、石橋正孝(立教大学)、
三枝大修(成城大学)、新島進(慶應義塾大学)
司会:島村洋二(日本ジュール・ヴェルヌ研究会)
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添付ファイル(PDF):ヴェルヌ・シンポジウム 2024ポスター.pdf