フランス語教育国内スタージュ(Stage)

2012年11月18日 23時59分 [admin]

2013年フランス語教育国内スタージュ募集要項

2013年フランス語教育国内スタージュ募集要項
    2012年11月8日

日本フランス語フランス文学会
    日本フランス語教育学会
 在日フランス大使館

 
日本フランス語フランス文学会、日本フランス語教育学会、在日フランス大使館の三者は、以下の要領でフランス語教育国内スタージュを共催します。参加を希望される方は指示にしたがってご応募下さい。


主催:日本フランス語フランス文学会、日本フランス語教育学会、在日フランス大使館
期日:2013年3月23日(土)13時 ~ 3月26日(火)18時30分
   (時間に関しては、プログラム確定後に若干の変更の可能性あり)
会場:東京日仏学院(飯田橋)
   東京都新宿区市谷船河原町15(JR・東京メトロ飯田橋駅徒歩5分)
目的と概要:
言語教育にかかわる分野を概観し、フランス語教授法および教育技能について基礎知識を習得する。フランス語教育の専門家を講師として、4日間の集中研修を行う。講義・演習を含めた研修内容により、参加者各自の教育活動の実情に即して改善すべき課題を明確にする。4日間すべての講座を修了した者には日本フランス語フランス文学会、日本フランス語教育学会、在日フランス大使館文化部による修了証が与えられる。
内容:p.4を参照のこと。
募集人数:20名程度。応募者から主催者が書類選考する場合がある。
応募資格:日本フランス語フランス文学会または日本フランス語教育学会の会員であって、現在フランス語教育にたずさわっている教員もしくは近い将来たずさわることを希望する大学院生。支部会のみの会員は応募ができません。
参加費:16,000円
滞在費補助:遠隔地からの参加でホテル等に宿泊する参加者には、1泊上限5,000円の滞在費補助を行う。
提出書類:(1)参加申込書、(2)履歴書(フランス語)、(3)応募者アンケート              をフランス語教育国内スタージュ事務局宛てに角2封筒(A4サイズ)で郵送すること。(提出書類についてはpp.5-6をご参照ください。なお、(1)参加申込書は両学会のホームページからもダウンロードできます。)
応募期間:2012年12月1日~2013年1月10日(必着)
応募・問い合せ:フランス語教育国内スタージュ事務局
  住所:〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿3-9-25 日仏会館505
       日本フランス語フランス文学会気付
  電話:03-3443-6671 fax:03-3443-6672 E-mail : sjllf@jade.dti.ne.jp


本スタージュの修了者を対象として、2013年夏に、以下の3件の奨学金が予定されています。
1.フランスで実施される教員研修コースへ若干名の派遣
(フランス大使館による奨学金)
2.ケベック州において実施される教員研修コースへの若干名の派遣
(ケベック州政府による奨学金)
3.日本国内で実施されるフランス語教員養成講座DEF(※) を受講するための費用の
一部補助(フランス大使館による奨学金)
(※DEF=Diplome d’enseignement du francais 東京での夏期3週間の研修及びその後3か月間の通信講座の受講することによって、フランスのFLEのリサンス相当の資格が取得できるコースです。)

上記1~3の奨学金の選抜にあたっては、前もって受講者の希望を伺います。
(注)フランスにおける夏季研修の選抜については、原則として教歴のある方を優先しており、フランス大使館文化部から下記の基準が示されています。フランスへの派遣を希望して決定した場合には、正当な理由なく辞退することはできません。
Critères de sélection des candidats boursiers à la formation professionnelle en France (juillet/août)
 La sélection des stagiaires du stage de mars se fera collégialement entre la SJDF, la SJLLF et le Service culturel de l'Ambassade de France. En revanche, la sélection des professeurs boursiers relève du Service culturel.
  Afin de sélectionner les professeurs boursiers et stagiaires (formation professionnelle en France durant l'été 2013), le Service culturel retiendra les critères de sélection suivants :
* l'expérience professionnelle antérieure du professeur
* la participation au stage de mars (on demandera un court compte rendu personnel de participation au stage de mars)
* un entretien avec l'Attaché linguistique du Service culturel de l'Ambassade de France au Japon et les secrétaires généraux de la SJLLF et de la SJDF
* le projet de formation du professeur
Le choix exprimé préalablement par le stagiaire (dans la mesure de possible).
2の奨学金については、SJDFの学会員を対象としており、同学会がケベック州政府に推薦を行います。


<参考>
選抜人数と国外研修先: 
2006年度 14名 CLA (Besançon)
2007年度 10名 CAVILAM (Vichy) ou CLA (Besançon)
2008年度  5名 CAVILAM (Vichy) ou Institut de Touraine (Tours)
2009年度  6名 CAVILAM (Vichy) ou Institut de Touraine (Tours)
2010年度 7名 CLA (Besançon), 1名 Université de Montréal (Québec)
2011年度 7名 CLA (Besançon), 1名 Université de Montréal (Québec)
2012年度 8名 CLA (Besançon), 1名 Université de Montréal (Québec)、3名 DEF
 


2013年フランス語教育国内スタージュの内容についての説明

このスタージュは教え始めて間もない若手の先生方だけでなく、豊かな経験を積んでこられた先生方、そして近い将来フランス語を教えることを希望する大学院生も対象としています。既に教職にある先生方には教える仕事のあり方を振り返り、問題点や解決策をとらえ直す良い機会になり、これから教職を目指す方にはフランス語を教えるメティエをよく知る機会になることでしょう。

具体的にスタージュでは、日本におけるフランス語教育の現状をふまえ、教授方法や授業運営の技術について研修します。主な内容は次のようなものです。(プログラムの詳細は、12月中旬に日本フランス語フランス文学会、日本フランス語教育学会のホームページに掲載します。)
・ 外国語教育の観点から言語習得についての理解を深める。
・ クラス内での教師と学習者の関わり方について具体的に考えながら、授業の組み立て方や学習者が活発に参加する学習活動とはどのようなものか理解する。
・ 発音、文法、文学などの教え方について理解を深める。
・ 学習の結果、習得されたことをどのように評価するのか、その方法を学ぶ。
・ 教科書やさまざまな資料の選択基準、それらの教材を使いこなすために授業プラン作成や授業展開について考える。

 スタージュは、講義によって知識を得ることと、具体的な課題からディスカッションや作業をすることの組み合わせによって進めます。そして最終日にはスタジエールによる模擬授業を行います。スタージュを通じて、講義を担当する現職の教師の考えを具体的に聞くことができるだけでなく、他の参加者との意見交換をとおして互いに刺激し合い、横のつながりを作ることもできます。スタージュが終わったあとも、実践的な情報交換の場として新たなネットワークを構築できるでしょう。また、研究者としての興味と外国語の教師としての仕事のあいだをどのように関連づけていったらよいのかということについても、考えを交換することができるに違いありません。
 本年度もフランスより、外国語としてのフランス語教育(FLE)の専門家を講師として招聘する予定です。詳細が決まりましたら両学会のホームページにアップいたしますのでご覧ください。
 なお、2013年2月中旬から3月上旬頃に模擬授業の準備を兼ねて授業見学をしていただく予定です。


■募集要項ダウンロード■
stage2013.doc
stage2013.pdf

過去のスタージュ

2009年3月24日 11時31分 [WEB担当]

Mardi 24 mars 2009

2009


10h00-11h30
Utilisation de TICE
國枝孝弘(慶応義塾大学)

 外国語教育はメディアとの深い関連をもって歩んできました。本だけで勉強したという学習者は今はほとんどいないのではないでしょうか。カセットやCD、ヴィデオなど、外国語学習にはさまざまなメディアが使われてきました。なかでもコンピュータの教育現場での活用は「パラダイム・シフト」と呼んでもおかしくないほど、学習環境に大きな変化をもたらしています。このアトリエでは、具体的な実践例を紹介しながら、TICE (technologie de l'information et de la communication pour l'enseignement)がもたらす新たな教育の可能性について、みなさんと一緒に考えていきます。

 とはいえ、ITの外国語教育への活用は端緒についたばかりですし、e-learningと一口にいっても、WEB教材, podcast、遠隔TV会議、LMS(learning management system)など、実に様々です。このアトリエでは焦点をしぼるために、「自律」と「交流」というキーワードから、ITを用いた学習のあり方にアプローチしていきます。

 その際にもっとも大事なことは、コンピュータはあくまで「手段」であり、どのような学習目標をたてるかによって、その手段の生かし方は変わってくるという点です。

 教育の目的をどこに定め、学習者のどんな力を育てるために、どのようなカリキュラムを設計して、その中でどのようなテクノロジーを使うのか ― 教育、学習者、そして学習環境をトータルに考えながら、TICEにしかできないことの見極めをみなさんと行ないたいと考えています。

11h40-13h10, 14h20-15h50
Pratique de classe
II. Présentation du plan de leçon

Christelle LE CALVÉ、中村公子+出席可能な講師+運営委員会メンバー

 与えられた教材からそれぞれが組み立てた教案に従って模擬授業を行います。Stagiaires を二つのグループに分け、一つのグループは Christelle Le Calvé が担当し、もう一つのグループを中村が担当します。各グループ9名ずつ、一人あたり15分程度を予定しています。

 「模擬授業」を行う順番は前日のséance中に発表します。なお、当日の具体的な進め方は前日のséanceで説明します。また、当日は都合のつく講師や運営委員会メンバーもどちらかのグループに、学生たちと共に参加してくれることになっています。

(担当者から一言)
 この模擬授業に参加してくれる学生たちと一緒に、他の受講生の方々や出席している講師たち、スタージュ運営委員会メンバーの方たちを学習者に見立てて実際に授業をしてみましょう。実際に教壇に立っている方も、まだ教えていない方も、たとえ短い時間でも人前で授業をするのは不安なものです。でも、怖がらないでください。学習者役の講師たちや委員会メンバーは、皆さんがそれぞれに「自分らしさ」をより出せる授業にするために心から応援しています。他の人と比べたり、授業評価をするためのものではありません。

16h00-17h50
Pratique de classe
III. Mise en commun

Christelle LE CALVÉ、中村公子+出席可能な講師+準備委員会メンバー

 この最後のséanceでは、stagiairesの模擬授業を終えての感想や反省、また実現が困難だったことなどをざっくばらんに話し合いましょう。参加している講師たちや委員会メンバーの経験に基づく貴重なアドバイスやテクニックが聞き出せるかもしれません!また、それまで自分では気づかなかった様々なことについてのコメントも受け取られることでしょう。それは時として自分の意図したこととは違うことかもしれません。

 授業には個性が反映されますが、その授業を観察する側についても同じことが言えます。 受け取り方は個人によって差があります。それは各自の持つ価値観や考え方の違いから当然のことです。従って、寄せられるコメントは様々でしょう。ある人にとっては「良い」と思われることが、別の人には「物足りない」と思われるかもしれません。でも、これは実際の授業で「ある学生(生徒)には・・・」というのと同じことです。大切なのは、日頃、「自分では気づかないことを知ること」です。「とらえ方」は個人の数と同じだけあります。そういうコメントは決して決定的なものではありません。受講者の皆さんが、このスタージュ後(あるいは、もっと先の将来)、フランス語教育に携わっていかれる時の参考材料として(今回のコメントを活かして)いただければ幸いです。Bonne continuation !

2009年3月23日 11時26分 [WEB担当]

Lundi 23 mars 2009


10h00-11h30
Comment utiliser les manuels français
教科書の活用

飯田良子(東京日仏学院)

 ふつう授業では教科書を使います。しかし、教科書が使いにくいと感じた経験はありませんか。教科書を使いこなせるようになることは良い授業のために大切なことです。

 このséanceでは、しばしば使いづらいと言われるフランスで出版された教科書を取り上げ、「使いこなす」をキーワードにとして、授業での活用の仕方を考えていきます。

 自分で教科書を選んだり、指定された教科書を理解するためには「教科書分析」が必要になりますが、そのことについても触れる予定です。

11h40-13h10, 14h20-15h50
Pratique de classe
I. Préparation du plan de leçon

Christelle LE CALVÉ (Insititut franco-japonais de Tokyo)
中村公子 (獨協大学)

 スタージュ最終日に行う「模擬授業」の準備のためのséanceです。模擬授業の教材として扱うものをあらかじめこちらで準備し、stagiairesに配布します。このséanceでは教案作成、「模擬授業」当日の進め方、注意点、等についてお話しする予定です。また、「模擬授業」は二つのグループに分けて行いますが、各グループのメンバーはこの準備のためのséance 内で発表します。

16h00-17h30
Évaluation
Pratiques d'évaluation :le CECR (Cadre europeen commun de reference pour les langues) et les portfolios des langues

Véronique CASTELLOTTI (Université François Rabelais – Tours & Université de Kyoto)

  En partant des 4 catégories descriptives proposées par le CECR (production, réception, interaction, médiation), on réfléchira aux principaux objectifs pouvant être définis en fonction de ces catégories et des besoins des apprenants, selon leur niveau et les finalités de leur apprentissage, afin d'identifier les directions principales et le cadre de l'évaluation. En effet, si le CECR propose des orientations générales, il insiste aussi sur la nécessité, à chaque étape, d'envisager et d'expliciter les caractéristiques pertinentes pour les lieux / publics / actions concernées.

  Les « échelles » servant de référence à l'évaluation sont alors à adapter et contextualiser ; dans cette perspective, les portfolios des langues apparaissent comme des outils souples et modulables, centrés sur l'activité individuelle, son évolution et sa reconnaissance, qui peuvent être utilisés de différentes façons. On examinera, concrètement, quelques extraits de portfolios existants pour s'interroger sur des usages en contexte et / ou sur la construction d'outils du même type, adaptés à différentes situations.

2009年3月22日 11時12分 [WEB担当]

Dimanche 22 mars 2009

2009


10h00-11h30
Méthodologie de l'enseignement de l'oral (prononciation, écoute, conversation)
発音・聞く・話す

鵜澤 恵子(東京日仏学院)

 特に初級(A1)の授業でのフランス語の音声面を扱います。

 まず、FLEの授業で発音として取り上げる事象を確認し、学習者にとっての困難な点とその解決のしかたを例示します。次に、発音の練習がどのような教室活動に成り得るかを探ります。

 最後に、聞き取りや会話の練習のあり方を考えます。学習者の聞く力やコミュニケーション能力は、どのような練習をすることにより伸ばせるのでしょうか。        

11h40-13h10
Méthodologie de l'enseignement de l'écrit (grammaire, orthographe)
古石 篤子(慶應義塾大学)

 とかく外国語学習の同義語になりがちな「文法」について皆さんと一緒に考えてみたいと思います。「文法」って何でしょうか。そもそも「文法」って必要なのでしょうか、学習者にとって、教師にとって・・・ そして、もし必要だとしたら何のためでしょうか。また、「文法」を教室で扱うとしたらどのような方法がありうるでしょうか。短い時間ですが、第二言語習得理論や外国語教授法の知見を援用しつつ、学習者としての、そして教師としての皆さんの経験にも基きながら「文法」に迫っていきましょう。
 時間の許す限り、具体例の分析や教室活動の提案なども行っていただこうと考えています。

14h20-15h50
Comment enseigner la Civilisation

Patrice LEROY (Université Keio)

  Pour faire un cours de civilisation, déjà faudrait-il s'entendre sur ce mot. Doit-on parler des grandes civilisations ou d'anthropologie à la manière d'un Lévi-Strauss ? De psycho-sociologie ou de politique ? De faits divers ou des mérites comparés entre SFR et NTT-Docomo ? C'est peut-être un peu tout ça, nos sociétés n'étant que la synthèse temporaire d'éléments qu'il nous faut décortiquer en amont pour mieux les percevoir en aval. Mais comment le faire ou plutôt comment le faire faire à nos étudiants ? Je n'ai pas de réponse seulement quelques petits "trucs" bien loin des manuels et autres cours magistraux. Partir, par exemple, de ce que nos étudiants connaissent, les faire travailler en groupe pour les amener à découvrir des choses qu'ils auraient jugées inintéressantes si elles leur avaient été présentées de but en blanc... Bref, les faire réfléchir sur le monde autour d'eux afin qu'ils s'éveillent à l'autre tout en prenant conscience de leur propre altérité. C'est peut-être cela la clef de la réussite et le but d'un cours de civilisation, non ?

  A suivre... (avec vous) !

16h00-17h30
Comment enseigner la littérature
平野 隆文(立教大学)

 文学テクストを含め、様々なテクストを教室で読ませる「速読」の授業展開についてお話します。このメソッドは、青山学院大学文学部フランス文学科(私の以前の本務校)が開発したものです。それに私なりの工夫を加えた方法をご紹介したいと思います。

 外国語のテクストと向き合った途端、知らない単語を片っ端から引いて、「意味」を繋げていく、いわゆる精読形式の学習法だけでは、広義の読解力を身につけるのは困難でしょう。まずは、辞書なしで、易しいテクストの大意を摑ませる練習から始めます。その後、教室で辞書を多少引かせ、大まかな意味を把握させた上で、こちらが準備した設問などに答えさせる授業です。この「速読」形式を、ディクテの練習や「精読」といかに接ぎ木させるか、についても実践的な形式で「実演」してみたいと思います。

 語学力は、細かい記憶や作業と、大雑把な意味把握の「両輪」がなければ、なかなか伸びません。今回は「質」よりも「量」を重視した語学教育の実践に触れていただきたいと存じます。

Henri BESSE 講演会

Conférence d'Henri BESSE

今、外国語としてフランス語を学ぶ理由
"Pourquoi apprend-on encore de nos jours le français en tant que langue étrangère ?"

日時:2009年3月22日(日)18:00~19:00

  dimanche 22/03 18h00-19h00

入場無料 Acces libre

場所:東京日仏学院 エスパス・イマージュ

http://www.institut.jp/agenda/evenement.php?evt_id=1347

〒162-8415 東京都新宿区市谷船河原町15

Institut Franco-Japonais de Tokyo - Esapce Images

15 Ichigaya-funagawara-cho Shinjuku-ku, Tokyo 162-8415

    Tél:03-5206-2500

詳細 En détail:

http://www.institut.jp/agenda/evenement-fr.php?evt_id=1347

*Henri Besse (アンリ・ベス)*
フォントネー/サン=クルー高等師範学校、パリ第8大学、パリ第3大学等で教鞭を取る。欧州評議会での仕事も多い。2000年 国家博士号を取得。FLE(外国語としてのフランス語)、およびFLS(第二言語としてのフランス語)教育に関して多数の著作がある。特に、フランス語教育における文法の扱いや教材の問題に造詣が深い。

本講演会は日本フランス語フランス文学会、日本フランス語教育学会、在日フランス大使館共催によるフランス語教育国内スタージュのプログラムの一環として行われますが、広く一般に開かれた講演会です。多くの皆様のご来場をお待ちしております。

      2009年フランス語教育国内スタージュ運営委員会

2009年3月21日 11時06分 [WEB担当]

Samedi 21 mars 2009

2009

14h00-17h00
Méthodologie du FLE : Comment enseigner aux débutants
Henri BESSE (ENS LSH Lyon)
Sachiko TANAKA (Université Sophia)

  教授法のはじめのséanceでは、「教師の仕事と聞いて何をイメージするか・・・」というブレインストーミングのディスカッションを行います。互いに考えを出し合い、それを出発点に、外国語を教えるという仕事を構成する要素について整理していきます。教室のなかで展開していく教師と学習者のあいだのやりとり、そして学習者間のやりとりは、常に変化して二度と同じなりゆきが繰り返されることはありません。そのような「生きた」ものである教室という場にあって、わたしたち教員がどのような役割を果たせば、学習者がそれぞれに学習の糸口をつかむ機会を作り出して積極的に参加し、学習に自分なりの方法で取り組むことができるのでしょうか。(田中幸子)

  Quelques méthodes, surtout pour débutants, ont marqué l'histoire de la didactique des langues occidentales : la méthode grammaire-traduction ; la méthode lecture-traduction ; la méthode directe ; la méthode audio-linguale ou audio-orale ; la méthode structuro-globale audio-visuelle (SGAV) ; la méthode communicative. Nous les caractériserons, à partir de manuels qui les appliquent, en examinant les réponses qu'elles apportent aux cinq questions que pose tout enseignement d'une langue étrangère à des débutants : comment la leur présenter ? comment leur apprendre à la prononcer ? comment les aider à comprendre le sens de ses mots et phrases ? comment en enseigner la "grammaire" ? quelle progression d'enseignement vaut-il mieux suivre ? ( Henri BESSE )

2009年2月27日 15時39分 [WEB担当]

Stage de mars 2009 - Programme

2009

時間割(印刷用pdf)

SAMEDI 21/03

13h00-14h00 Séance d'ouverture - présentation des intervenants et des stagiaires
14h00-17h00 Méthodologie du FLE : Comment enseigner aux débutants
  (Henri Besse, Sachiko Tanaka)
17h00-17h40 Rencontre avec les éditeurs

DIMANCHE 22/03
10h00-11h30 Méthodologie de l'enseignement de l'oral(prononciation, écoute, conversation)
  (Keiko Uzawa)
11h40-13h10 Méthodologie de l'enseignement de l'écrit (grammaire, orthographe)
  (Atsuko Koishi)
déjeuner
 
14h20-15h50 Comment enseigner la Civilisation
  (Patrice Leroy)
16h00-17h30 Comment enseigner la littérature
  (Takafumi Hirano)
18h00-19h00 Conférence (ouverte au public)
  (Henri Besse)

LUNDI 23/03
10h00-11h30 Comment utiliser les manuels français
  (Ryoko Iida)
11h40-13h10 Pratique de classe / Préparation du plan de leçon
  (Kimiko Nakamura, Christelle Le Calvé)
déjeuner 
14h20-15h50 Pratique de classe / Préparation du plan de leçon
  (Kimiko Nakamura, Christelle Le Calvé)
16h00-17h30 Evaluation
  (Véronique Castellotti)

MARDI 24/03
10h00-11h30 Utilisation de TICE
  (Takahiro Kunieda)
11h40-13h10 Pratique de classe / Présentation du plan de leçon
  (Kimiko Nakamura, Christelle Le Calvé)
déjeuner 
14h20-15h50 Pratique de classe / Présentation du plan de leçon
  (Kimiko Nakamura, Christelle Le Calvé)
16h00-17h50 Pratique de classe / Mise en commun
  (Kimiko Nakamura, Christelle Le Calvé)
18h00-19h30 Evaluation de stage Pot de clôture

研修テーマと担当講師
Méthodologie du FLE :Comment enseigner aux débutantsHenri Besse(ENS LSH Lyon)
田中幸子(上智大学)
Méthodologie de l'enseignement de l'oral鵜澤恵子(東京日仏学院)
Méthodologie de l'enseignement de l'écrit古石篤子(慶應義塾大学
EvaluationVéronique Castellotti(Université François Rabelais- Tours)
Comment utiliser les manuels français飯田良子(東京日仏学院)
 Comment enseigner la littérature平野隆文(立教大学)
 Comment enseigner la CivilisationPatrice Leroy(Université Keio)
 Utilisation de TICE國枝孝弘(慶應義塾大学)
 Pratique de classe中村公子(獨協大学)、Christelle Le Calvé (Institut franco-japonais de Tokyo)