1999年度秋季総会報告
ニュース104号(1999.12.10)より
幹事長 西澤文昭 |
議長 渡邉英夫 書記 永瀬春男 若森栄樹 |
支部報告および委員会報告(別掲)以外の一般会務報告と協議事項のみ以下に記す。 報告事項 1.10月27日現在の会員数は2061(一般会員1837,学生会員160,賛助会員44,図書館関係20)で、会費納入率は予算に対して約80%である。 2.春季総会後以降、計3回の幹事会が開催された(6月22日、9月14日、10月22日)。現在まで順調に経過している。 3.幹事長から、特に補足するという意味で、次のような報告があった。 (1)今年の夏に行われた志賀高原スタージュは、さまざまな困難にも拘わらず、幸い参加者には好評のうちに終了することができた。実際の運営面での現地責任者、担当幹事をはじめ委員の方々が大変な努力をされたことを強調したい。また、スタージュそのものについては幹事会でも議論されており、重大な転機を迎えているという認識である。存続とさらなる発展のために会員の皆さまの協力をお願いする。 (2)学会事務および大会運営のスリム化を目指している。今秋季大会では、まず受付を縮小して開催校の負担を軽減することを試みている。学会誌郵送、会費の振込、名簿についても省力化、安全性、管理の効率化を図りたい。 (3)過去数年の「あり方検討委員会」の議論を踏まえて、顕在化してきた会則と現状の乖離を解消すべく、特別委員会の設置を幹事会として了承し、提案するに至った(協議事項参照)。 (4)春の総会で提案のあった「人文系基礎学問の充実」に関する声明文の件については、幹事長が日本文学関連連絡会議にオブザーバーとして参加するなど、本学会としてどのような活動ができるか探っている。幹事会では、他学会と連絡を取りながら、検討していくことが了承された。 協議事項 1.科学研究費補助金審査委員候補者推薦の件 学術会議より第2段階2名、第1段階10名の推薦以来を受けたので、次の各氏を推薦した旨が報告され、了承された。 第2段階:植田祐次(青山学院大学)、原野昇(広島大学)。 第1段階:月村辰雄(東京大学)、斉藤広信(日本女子大学)、清水康子(国立音楽大学)、柏木隆雄(大阪大学)、湯浅博雄(東京大学)、塚原史(早稲田大学)、東郷雄二(京都大学)、青井明(国際基督教大学)、西川直子(東京都立大学)、吉井亮雄(九州大学)。 2.2000年度春季大会開催日程の件 日程は5月20日(土)、21日(日)の両日、明治学院大学で行われる。大使館のレセプションは19日(金)を予定している。 3.2000年度秋季大会開催校の件 弘前大学にて10月21日(土)、22日(日)に開催することが提案され承認された。引き続き、寺田光徳氏(弘前大学)の受諾の挨拶があった。 4.「学会会則を再検討するための特別委員会」設置の件 幹事会、合同役員会の議を経た後、総会にて上記特別委員会の設置が承認された。 |