中国・四国支部会誌『フランス文学』31号
中国・四国支部会誌『フランス文学』31号がリポジトリ公開されましたのでお知らせします。本号には2015年11月に行われました三木原浩史氏(神戸大学名誉教授)による特別講演「シャンソン受容の揺籃期―白井鐵造とリラとスミレとツクバネソウ―」と昨年11月のシンポジウム「『ヒロシマ・モナムール』-トポスとしてのヒロシマ」の報告、シンポジウムで発表されました研究発表3件を含む次の研究論文5点が掲載されています。杉浦順子 L.-F. セリーヌにおける「民衆」—『夜の果てへの旅』から『なしくずしの死』へ —横山昭正 ボードレール「読者に」Au Lecteurの詩法-外界と内界または具象と抽象-関未玲 『ヒロシマ・モナムール』2つの都市をつなぐ試みとしての日仏映画大久保清朗 原爆とメロドラマ『原爆の子』、『忘れえぬ慕情』、『二十四時間の情事』平手友彦 『二十四時間の情事』Hiroshima mon amourのトラベリング—トポスとしてのヒロシマ、記憶と忘却—(支部長 平手友彦)