2023年海外スタージュ(フランス)報告
2023年8月にフランス・ブザンソンで行なわれた海外スタージュの報告書を掲載します。
主催:日本フランス語フランス文学会、日本フランス語教育学会、在日フランス大使館
期日:2012年3月24日(土)13時 ~ 3月27日(火)18時30分
(時間に関しては、プログラム確定後に若干の変更の可能性あり)
会場:東京日仏学院(飯田橋)
東京都新宿区市谷船河原町15(JR・東京メトロ飯田橋駅徒歩5分)
目的と概要:
言語教育にかかわる分野を概観し、フランス語教授法および教育技能について基礎知識を習得する。フランス語教育の専門家を講師として、4日間の集中研修を行う。講義・演習を含めた研修内容により、参加者各自の教育活動の実情に即して改善すべき課題を明確にする。4日間すべての講座を修了した者には日本フランス語フランス文学会、日本フランス語教育学会、在日フランス大使館文化部による修了証が与えられる。本スタージュ修了者のうち若干名が選抜されて、2012年夏にフランスおよびケベックで実施される教員対象の研修コースに派遣される予定である(注)。
内容:p.3を参照のこと。
募集人数:20名程度。応募者から主催者が書類選考する場合がある。
応募資格:日本フランス語フランス文学会または日本フランス語教育学会の会員であって、現在フランス語教育にたずさわっている教員もしくは近い将来たずさわることを希望する大学院生。
参加費:16,000円
滞在費補助:遠隔地からの参加でホテル等に宿泊する参加者には、1泊上限5,000円の滞在費補助を行う。
提出書類:(1)参加申込書、(2)履歴書(フランス語)、(3)応募者アンケート
をフランス語教育国内スタージュ事務局宛てに角2封筒(A4サイズ)で郵送すること。(提出書類についてはpp.4-5をご参照ください。なお、(1)参加申込書は両学会のホームページからもダウンロードできます。)
応募期間:2011年12月1日~2012年1月10日(必着)
応募・問い合せ:フランス語教育国内スタージュ事務局
住所:〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿3-9-25 日仏会館505
日本フランス語フランス文学会気付
電話:03-3443-6671 fax:03-3443-6672 E-mail : sjllf@jade.dti.ne.jp
(注)フランスにおける夏季研修の選抜については、原則として教歴のある方を優先しており、フランス大使館文化部から下記の基準が示されています。フランスへの派遣を希望して決定した場合には、正当な理由なく辞退することはできません。
Critères de sélection des candidats boursiers à la formation professionnelle en France (juillet/août)
このスタージュは教え始めて間もない若手の先生方だけでなく、豊かな経験を積んでこられた先生方、そして近い将来フランス語を教えることを希望する大学院生も対象としています。既に教職にある先生方には教える仕事のあり方を振り返り、問題点や解決策をとらえ直す良い機会になり、これから教職を目指す方にはフランス語を教えるメティエをよく知る機会になることでしょう。
具体的にスタージュでは、日本におけるフランス語教育の現状をふまえ、教授方法や授業運営の技術について研修します。主な内容は次のようなものです。(プログラムの詳細は、12月中旬に日本フランス語フランス文学会、日本フランス語教育学会のホームページに掲載します。)
スタージュは、講義によって知識を得ることと、具体的な課題からディスカッションや作業をすることの組み合わせによって進めます。そして最終日にはスタジエールによる模擬授業を行います。スタージュを通じて、講義を担当する現職の教師の考えを具体的に聞くことができるだけでなく、他の参加者との意見交換をとおして互いに刺激し合い、横のつながりを作ることもできます。スタージュが終わったあとも、実践的な情報交換の場として新たなネットワークを構築できるでしょう。また、研究者としての興味と外国語の教師としての仕事のあいだをどのように関連づけていったらよいのかということについても、考えを交換することができるに違いありません。
本年度もフランスより、外国語としてのフランス語教育(FLE)の専門家を講師として招聘する予定です。詳細が決まりましたら両学会のホームページにアップいたしますのでご覧ください。
なお、2012年2月中旬から3月上旬頃に模擬授業の準備を兼ねて授業見学をしていただく予定です。
2012年フランス語教育国内スタージュ参加申込書はこちらからダウンロードをしてください。
PDFファイル/Wordファイル
東北地方で起きました今回の震災では、まだM7以上の大きな余震が予想されており、福島第一原発では爆発が起き、放射能の拡散が危惧されております。そのため、フランス大使館はフランス人の東京への渡航を自粛するよう要請しており、今回スタージュの講座を担当しますフランス人講師も東京へ来ることが難しくなりました。また、東京日仏学院では地震のために建物に補修工事が必要になり、教室の使用が不可能になりました。さらには、本日より実施されています計画停電のために、明日以降も交通手段に混乱が予想され、皆さまの来校の安全を保証することができません。
このような理由から、スタージュ運営委員会では、誠に残念ではございますが今年度のフランス語教育国内スタージュの開催を中止することを決定いたしました。またこれに伴いまして3月21日に予定されていましたPierre-Yves Roux氏の公開アトリエも中止いたします。このような事態となりましたことを深くお詫び申し上げるとともに、なにとぞご了承下さいますようお願い申し上げます。
フランス語教育国内スタージュ運営委員会
「開催中止」:震災の影響を考慮し、開催を中止いたしました。
[授業内容][2011]Mardi 22 mars : Stage de mars 2011 スタージュ講座概要(4)
Mars 22 mars
9h30 – 11h30
Comment enseigner la grammaire ?
文法をどう教えるか?
山根祐佳(慶應義塾大学)
入門レベルや初級のクラスを教えていると、「フランス語」ではなく、「フランス語文法」を教えているように思えることがあります。教室で初級レベルまでを教える場合、文法の比重が比較的高くなることは否めません。そして、これは、フランス語は習いたいが文法は習いたくない(!)学習者にとって、授業が眠く退屈なつらい時間となってしまうことの一因となります。
しかし、当然のことですが、文法を無視してフランス語を身につけることはできません。
文法の必要性(または有用性と言ってもいいでしょう)を多少なりとも自覚すれば、学習者は興味を持ち文法に取り組むことができるはずです。このアトリエでは、学習者がその必要性や有用性を感じながら、文法を学ぶことのできる授業を、みなさんといっしょに考えてみたいと思います。
11h40 – 13h10
Comment enseigner la littérature ?
文学をどのように教えるか?
湯沢英彦(明治学院大学)
「文学をどのように教えるか」という問いは、「文学をなぜ教えるのか」という問いと表裏一体のものでしょう。そこでこの授業ではまず、昨今のフランスにおける文学の存在理由をめぐる議論のいくつかを紹介し、なかでも「モラル」や「人生の意味」を強く押し出す論調に注目したいと思います。それを踏まえつつ、フランス語の初歩を履修した大学2年生のクラスを想定し、具体的なテクストを使いながら、授業展開の工夫をいくつか提示する予定です。たいへん困難な課題ですが、外国語で書かれた文学作品を読むという、これ以上ない「他者理解」の現場の演出をみなさんと一緒に考えたいと思います。
14h00 – 17h30, 17h30 - 18h10
Pratique de classe : Présentation / Pratique de classe : Mise en commun
模擬授業 /模擬授業の総括
常盤僚子(東京日仏学院)、中村公子(獨協大学)
与えられた教材を用い、stagiairesの皆さんが組み立てた教案に従って模擬授業を行っていただきます。一人あたり10分程度で、自分以外のstagiairesを学習者に見立てて授業をしてください。発表の順番は当日発表します。
自分以外のstagiaireが授業を行う際には、観察者として気づいたことをメモしてください。それをもとにあとで意見交換を行います。
当日は、授業見学にご協力いただいた東京日仏学院の飯田良子さんと鵜澤恵子さんにコメンテーターとして参加していただくほか、都合のつく講師や準備委員会メンバーも見学する予定になっています。
<担当者より一言>
教職経験の豊富な方も、そうでない方も、たとえ短い時間でも授業を見られるのはとても緊張するものです。でも、ここは皆さんのパフォーマンスを評価・査定する場ではありません。あくまでご自身が普段の授業を振り返り、新しい発見をし、それぞれの個性や職場環境に合った授業スタイルを練り上げていただくための一つのプロセスですので、怖がらずに新しいことに挑戦してみてください。この模擬授業が皆さんの「自分の授業スタイル」を見つける一助となれば、私たちもとてもうれしく思います。
重要なお知らせ「開催中止」:震災の影響を考慮し、開催を中止いたしました。詳細は以下のページをご参照ください。https://www.sjllf.org/joe7bom7y-255/#_255
授業内容][2011]Lundi 21 mars : Stage de mars 2011 スタージュ講座概要(3)
Lundi 21 mars
9h30 – 11h30
Comment enseigner la prononciation ?
Bertrand LAURET (Institut de Linguistique et Phonétique Générales et Appliquées – Sorbonne Nouvelle Paris III)
La prononciation est une composante de la langue qui doit faire appel à une approche spécifique tant en enseignement qu’en apprentissage. La prononciation d’une langue étrangère nécessite en effet une « perméabilité de l’ego » impliquant l’acceptation de / voire l’adhésion à une nouvelle esthétique vocale pour permettre à chaque apprenant de vouloir s’approprier la musique (niveau suprasegmental) et les sons (niveau segmental) de la nouvelle langue. La recherche a montré qu’il s’agit là d’une part essentielle de l’apprentissage, bien avant les explications acoustiques et articulatoires et les exercices d’entraînement.
L’atelier abordera donc les aspects suivants :
重要なお知らせ「開催中止」:震災の影響を考慮し、開催を中止いたしました。詳細は以下のページをご参照ください。https://www.sjllf.org/joe7bom7y-255/#_255
授業内容][2011]Dimanche 20 mars : Stage de mars 2011スタージュ講座概要(2)
Dimanche 20 mars
9h30-12h30
Documents authentiques oraux et écrits pour la classe de français
Isabelle Morieux (Fondation Alliance française), Michel Boiron (CAVILAM)
Notre objectif est de donner le goût du français et d’associer intimement l'acquisition systématique des connaissances linguistiques à la compréhension des contextes culturels.
Sous le terme « documents authentiques » se cache toute une série de documents oraux, écrits et/ou visuels qui, au départ, n’étaient pas destinés à une utilisation dans une salle de classe : chansons, bandes dessinées, courts métrages, émissions de télévision ou de radio, articles de presse, publicités et même, textes littéraires….
Notre objectif est d’encourager l’utilisation de tels documents dès les premiers niveaux car ils permettent un contact vrai avec la langue cible et contribuent à donner du sens à l’apprentissage.
A partir d’exercices créatifs et récréatifs directement applicables en classe, de réflexions sur des stratégies d'enseignement et d'apprentissage à la fois sérieuses et conviviales, nous explorerons différentes approches de ces documents.
L'atelier alternera exposés, travaux de groupes, simulations de classe et discussions critiques.
13h45-14h15
Présentation du CECR
ヨーロッパ言語共通参照枠(CECR)について
西川葉澄(上智大学)、中野 茂(早稲田大学高等学院)
ヨーロッパ統合の一連の流れにおいて、欧州評議会の言語政策の柱として2001 年に打ち出されたヨーロッパ言語共通参照枠(le Cadre Européen Commun de Référence pour les langues, 略CECR、英語表記はCEFR)は、現在のフランス語学習において重要な指標となっています。このセッションでは、30 分という限られた時間ではありますが、ヨーロッパ共通参照枠についてフランス語教師として押さえておきたい必要最低限の点に絞ってご紹介したいと思います。
共通参照枠の成り立ちと意義ならびに、A1からC2までのレベル概要を主に扱いますが、CECRに代表されるヨーロッパの言語政策が日本のフランス語教育に及ぼす影響についても簡単に触れたいと思います。
14h15 – 16h15
Méthodologie du FLE
Pierre-Yves Roux (Centre international d'études pédagogiques)
Connaître le passé pour mieux se situer dans le présent, tel pourrait être l’objectif de cette intervention qui proposera un historique des principaux courants méthodologiques de l’enseignement du français langue étrangère au cours du XXe siècle. Une découverte active des différentes méthodologies permettra d’identifier les ruptures mais aussi les continuités d’un courant à l’autre, tout en insistant sur le fait que si les méthodes du passé peuvent aujourd’hui faire sourire, elles se sont révélées efficaces en leur temps, et les approches actuelles feront certainement sourire à leur tour dans quelques décennies…
16h30 – 17h30
Utilisation des TICE
TICEの利用法
國枝孝弘(慶應義塾大学)、古石篤子(慶應義塾大学)
テクノロジーとは何でしょうか?このアトリエでは、教室空間を越えて「人と人をつなぎあわせるメディア」と捉えたいと思います。テクノロジー「で」学ぶのではなく、テクノロジーを「通して」学ぶことを考えます。
昨今のe-learningの進展には目覚ましいものがあります。かつてはコンピュータのスキルをもった教員が自ら教材を作成して(プログラミングして)授業を行っていました。しかし、現在では「どのような教材を作成するか」から「教材をどのように用いるか」という問いにシフトしてきています。
そもそも、なぜ既存の教科書やCDではなく、TICE (Technologie de l'Information et de la Communication pour l'Enseignement)に着目するのか。それは時代の最先端だからではありません。TICEを用いることで、学習の環境が教室という閉じられた空間から、その外へと一気に広がるからです。またそのことによって、学習者は、教室の外で、他の学習者と出会う機会を得ることができるからです。
このアトリエでは、WEB教材, podcast、遠隔TV会議、LMS(learning management system) などをもちいた実践的な授業例を紹介しながら、ITを用いた学習のあり方にアプローチしていきます。
そして、教育の目的をどこに定め、学習者のどんな力を育てるために、どのようなカリキュラムを設計して、その中でどのようなテクノロジーを使うのか ! 教育、学習者、そして学習環境をトータルに考えながら、TICEにしかできないことの見極めをみなさんとしたいと思います。
17h40 – 19h00
Pratique de classe : préparation 2
模擬授業:準備2
チューター: 原田早苗(上智大学)、室井幾世子(上智大学)中野茂(早稲田大学高等学院)、土屋良二(津田塾大学) 善本孝(白百合女子大学)
それぞれのグループ担当のチューターとともに、最終日の「模擬授業」のための準備を行います。また、チューター以外でも準備に協力してくださる講師もいますので、お気軽に声をかけてご相談ください。
重要なお知らせ「開催中止」:震災の影響を考慮し、開催を中止いたしました。詳細は以下のページをご参照ください。https://www.sjllf.org/joe7bom7y-255/#_255
授業内容][2011]Samedi 19 mars : Stage de mars 2011 スタージュ講座概要(1)
Samedi 19 mars
14h20-15h20
Situation actuelle de l’enseignement du français au Japon et Mise en commun d’Observations de classe
日本のフランス語教育日本のフランス語教育の現状と授業見学総括
土屋良二(津田塾大学)、中村公子(獨協大学)
現在、日本における外国語教育をとりまく環境は非常に厳しい状況にあります。そもそも、誰が、どこで、どのようにフランス語を教えているのでしょうか。まず、日本のフランス語教育の今の姿について、いくつかの資料を元に、様々な場所で教えていらっしゃる皆さんご自身の位置づけについて考えてみましょう。
そして、ご自身の位置づけが見えてきたら、このスタージュ開始前に行った授業見学の 時の « grille d’observation » を元に、少人数のグループで見学した授業が「どのような授業だったのか」を話し合いながらまとめてみましょう。他の人たちと意見交換をする中で、きっと皆さんが日頃行っている授業との共通点や相違点がよりはっきりと見えてくることでしょう。
この séance のまとめとして、ご自身の置かれている環境の中で、授業見学を通しておぼろげながら見えてきていると思われる、皆さんが今後、実践してみたいと思う授業とはどのような授業なのか、そして、それを実現するために必要なことは何なのかについて考えてみましょう。皆さんがこのスタージュで「学びたいこと」や「得たいもの」をよりはっきりと意識していただけたら幸いです。
現在、日本における外国語教育をとりまく環境は非常に厳しい状況にあります。そもそも、誰が、どこで、どのようにフランス語を教えているのでしょうか。まず、日本のフランス語教育の今の姿について、いくつかの資料を元に、様々な場所で教えていらっしゃる皆さんご自身の位置づけについて考えてみましょう。
そして、ご自身の位置づけが見えてきたら、このスタージュ開始前に行った授業見学の時の « grille d’observation » を元に、少人数のグループで見学した授業が「どのような授業だったのか」を話し合いながらまとめてみましょう。他の人たちと意見交換をする中で、 きっと皆さんが日頃行っている授業との共通点や相違点がよりはっきりと見えてくることでしょう。
この séance のまとめとして、ご自身の置かれている環境の中で、授業見学を通しておぼろげながら見えてきていると思われる、皆さんが今後、実践してみたいと思う授業とはどのような授業なのか、そして、それを実現するために必要なことは何なのかについて考えてみましょう。皆さんがこのスタージュで「学びたいこと」や「得たいもの」をよりはっきりと意識していただけたら幸いです。
<受講者へのお願い>
★授業見学が終わる3月上旬に、皆さんお一人ずつに、メールで「授業見学を終えて」 というシートを送らせていただきます。授業見学を振り返りながら、ご自身の感想や考えなどをまとめてください。そのシートは3月中旬頃までに返信していただく予定です。
★授業見学の際にメモされた « grille d’observation » を、忘れずに、スタージュ初日にお持ちください。
15h30-17h30
Élaborer un cours
Pierre-Yves Roux (Centre international d'études pédagogiques)
Quelles que soient la qualité et la pertinence des méthodes utilisées durant le cours de français langue étrangère, l’enseignant peut être amené à élaborer ses propres fiches pour pallier d’éventuelles insuffisances ou mieux contextualiser l’approche notamment
socioculturelle. Quels activités sélectionner dans le manuel, selon quels critères, avec quels objectifs, en respectant quelle progression interne, et quel traitement envisager, feront partie des questions auxquelles cette intervention se propose d’apporter des réponses, sous forme de travaux pratiques et concrets devant permettre de dégager des principes directeurs.
17h45-18h15
Pratique de classe : orientation
模擬授業:オリエンテーション
常盤僚子(東京日仏学院)、中村公子(獨協大学)
チューター: 原田早苗(上智大学)、室井幾世子(上智大学) 中野茂(早稲田大学高等学院)、土屋良二(津田塾大学)
善本孝(白百合女子大学)
ここでは、スタージュ最終日にstagiairesの皆さんに行っていただく「模擬授業」の準備の進め方についてご説明いたします。皆さんには少人数のグループに分かれて、いくつか の教室活動を考えていただく予定です。各グループにチューターが一人つきます。
また具体的に模擬授業をしていただく上で、「どのような題材を使って」「何について」の 授業を準備するのか、また模擬授業実践における注意点などについても各グループのチューターからより詳しくお話いたします。
18h15-19h15
Pratique de classe : préparation 1
模擬授業:準備1
鵜澤恵子(東京日仏学院)
授業でactivités を行うとき、教師にとって一番問題となるのは学習者の間にコミュニケーションが成り立つかどうかということです。コミュニケーションを成立させるためには、どのような教室活動を設定し、それをどのように学習者に提示すればいいでしょうか。
このアトリエでは、具体的に教室の場面をイメージしながら、activitésを行うときの指示の出しかた、教室空間の使い方、グループの作り方、教師の参加のしかたなどを考えます。