フランス語教育国内スタージュ(Stage)

過去のスタージュ

2011年3月19日 09時00分 [WEB担当]

重要なお知らせ「開催中止」

2011

重要なお知らせ「開催中止」:震災の影響を考慮し、開催を中止いたしました。詳細は以下のページをご参照ください。https://www.sjllf.org/joe7bom7y-255/#_255

授業内容][2011]Samedi 19 mars : Stage de mars 2011 スタージュ講座概要(1)

Samedi 19 mars

14h20-15h20

Situation actuelle de l’enseignement du français au Japon et Mise en commun d’Observations de classe

日本のフランス語教育日本のフランス語教育の現状と授業見学総括

土屋良二(津田塾大学)、中村公子(獨協大学)
 現在、日本における外国語教育をとりまく環境は非常に厳しい状況にあります。そもそも、誰が、どこで、どのようにフランス語を教えているのでしょうか。まず、日本のフランス語教育の今の姿について、いくつかの資料を元に、様々な場所で教えていらっしゃる皆さんご自身の位置づけについて考えてみましょう。

 そして、ご自身の位置づけが見えてきたら、このスタージュ開始前に行った授業見学の 時の « grille d’observation » を元に、少人数のグループで見学した授業が「どのような授業だったのか」を話し合いながらまとめてみましょう。他の人たちと意見交換をする中で、きっと皆さんが日頃行っている授業との共通点や相違点がよりはっきりと見えてくることでしょう。

 この séance のまとめとして、ご自身の置かれている環境の中で、授業見学を通しておぼろげながら見えてきていると思われる、皆さんが今後、実践してみたいと思う授業とはどのような授業なのか、そして、それを実現するために必要なことは何なのかについて考えてみましょう。皆さんがこのスタージュで「学びたいこと」や「得たいもの」をよりはっきりと意識していただけたら幸いです。

 現在、日本における外国語教育をとりまく環境は非常に厳しい状況にあります。そもそも、誰が、どこで、どのようにフランス語を教えているのでしょうか。まず、日本のフランス語教育の今の姿について、いくつかの資料を元に、様々な場所で教えていらっしゃる皆さんご自身の位置づけについて考えてみましょう。

 そして、ご自身の位置づけが見えてきたら、このスタージュ開始前に行った授業見学の時の « grille d’observation » を元に、少人数のグループで見学した授業が「どのような授業だったのか」を話し合いながらまとめてみましょう。他の人たちと意見交換をする中で、 きっと皆さんが日頃行っている授業との共通点や相違点がよりはっきりと見えてくることでしょう。

 この séance のまとめとして、ご自身の置かれている環境の中で、授業見学を通しておぼろげながら見えてきていると思われる、皆さんが今後、実践してみたいと思う授業とはどのような授業なのか、そして、それを実現するために必要なことは何なのかについて考えてみましょう。皆さんがこのスタージュで「学びたいこと」や「得たいもの」をよりはっきりと意識していただけたら幸いです。

<受講者へのお願い>
★授業見学が終わる3月上旬に、皆さんお一人ずつに、メールで「授業見学を終えて」 というシートを送らせていただきます。授業見学を振り返りながら、ご自身の感想や考えなどをまとめてください。そのシートは3月中旬頃までに返信していただく予定です。

★授業見学の際にメモされた « grille d’observation » を、忘れずに、スタージュ初日にお持ちください。

15h30-17h30

Élaborer un cours

Pierre-Yves Roux (Centre international d'études pédagogiques)

Quelles que soient la qualité et la pertinence des méthodes utilisées durant le cours de français langue étrangère, l’enseignant peut être amené à élaborer ses propres fiches pour pallier d’éventuelles insuffisances ou mieux contextualiser l’approche notamment

socioculturelle. Quels activités sélectionner dans le manuel, selon quels critères, avec quels objectifs, en respectant quelle progression interne, et quel traitement envisager, feront partie des questions auxquelles cette intervention se propose d’apporter des réponses, sous forme de travaux pratiques et concrets devant permettre de dégager des principes directeurs.

17h45-18h15

Pratique de classe : orientation

模擬授業:オリエンテーション

常盤僚子(東京日仏学院)、中村公子(獨協大学)

チューター: 原田早苗(上智大学)、室井幾世子(上智大学) 中野茂(早稲田大学高等学院)、土屋良二(津田塾大学)
善本孝(白百合女子大学

 ここでは、スタージュ最終日にstagiairesの皆さんに行っていただく「模擬授業」の準備の進め方についてご説明いたします。皆さんには少人数のグループに分かれて、いくつか の教室活動を考えていただく予定です。各グループにチューターが一人つきます。

 また具体的に模擬授業をしていただく上で、「どのような題材を使って」「何について」の 授業を準備するのか、また模擬授業実践における注意点などについても各グループのチューターからより詳しくお話いたします。

18h15-19h15

Pratique de classe : préparation 1

模擬授業:準備1

鵜澤恵子(東京日仏学院)
 授業でactivités を行うとき、教師にとって一番問題となるのは学習者の間にコミュニケーションが成り立つかどうかということです。コミュニケーションを成立させるためには、どのような教室活動を設定し、それをどのように学習者に提示すればいいでしょうか。

 このアトリエでは、具体的に教室の場面をイメージしながら、activitésを行うときの指示の出しかた、教室空間の使い方、グループの作り方、教師の参加のしかたなどを考えます。