シンポジウム「鈴木信太郎の青春 フランス文学との出会いー東京帝国大学在学中の受講ノートよりー」
日本で本格的なフランス文学研究を確立した鈴木信太郎(1895-1970)は、大学在学中から亡くなるまで現在の東京都豊島区東池袋に居住していました。1916年に東京帝国大学に入学した信太郎は、その青春の日々、大学でどのような講義を受けて研究者としての素養を磨いたのでしょうか。今回のシンポジウムでは、信太郎の旧宅である鈴木信太郎記念館に所蔵されている信太郎の受講ノートを繙き、大正期フランス文学受容の実像に迫ります。
◇日時:2025年12月6日(土)13時〜15時50分
◇会場:南大塚地域文化創造館 第一会議室
〒170-0005 東京都豊島区南大塚2-36-1 TEL 03-3946-4301(休館日を除く9:00~21:00)
◇登壇者(所属)、演題
[報告]
奥村景子(豊島区立鈴木信太郎記念館 学芸研究員)「フランス文学者鈴木信太郎と豊島区立鈴木信太郎記念館について」
学谷亮(中央大学文学部 准教授)「鈴木信太郎とフランス・ロマン主義文学──講義ノート『文学史概説Ⅲ」をめぐって」
藤貫裕(京都大学大学院文学研究科 研究員)「日本美学史の観点から紐解く信太郎の受講ノート「最近欧州文芸史」」
菅原百合絵(京都大学人文科学研究所 准教授)「鈴木信太郎と啓蒙の世紀──『ジャン゠ジャック・ルソー』講義録ノートより」
[コメンテーター]
大出 敦(慶應義塾大学法学部 教授)
[司会]
森本 淳生(京都大学人文学研究所 教授)
◇定員・費用:
50名(※先着順)、無料
◇主催:
公益財団法人としま未来文化財団
京都大学人文科学研究所附属人文情報学創新センター
豊島区立鈴木信太郎記念館
◇お申し込み:
下記Webページの「申込方法」よりお願いします。
https://www.toshima-mirai.or.jp/tabid216.html?pdid1=3415
◇お問い合わせ:
南大塚地域文化創造館
〒170-0005 東京都豊島区南大塚2-36-1 TEL 03-3946-4301(休館日を除く9:00~21:00)
添付ファイル(PDF):チラシ・鈴木信太郎シンポ2025.12.06.pdf