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2021/08/05

日仏文化講演シリーズ 第354回

Tweet ThisSend to Facebook | by 広報委員会
山田広昭講演会「贈与交換と新たなアナキズムーマルセル・モースから出発して」(日仏文化講演シリーズ 第354回)

山田広昭(東京大学大学院総合文化研究科教授
)先生は、2020年に上梓した『可能なるアナキズム-マルセル・モースと贈与のモラル』(インスクリプト刊)において、モースを起点としてアナキズムの可能性、あるいは「実現可能な」アナキズムについて検討されました。
資本主義、経済、市場、そして贈与と交換など、基本概念を丁寧に拾いながら、モース、サーリンズ、クラストル、レヴィ=ストロースなどの人類学的考察、中心にマルクスを挟んでカール・ポランニーの経済人類学的考察、柄谷行人の交換様式論、またグレーバー、J.C.スコットなどの新しいアナキズムを検討する山田氏の考察は、アナキズムを可能なものにするための理論的な反省に満ちています。それと同時に、アナキズム入門としての価値をも備えており、これからアナキズムを知りたいという方たちによってよき道しるべとなるものです。
本講演では、アナキズムの歴史の簡単なふり返りと、いまなぜアナキズムが話題になり、そこでどのような側面にスポットライトが当たっているのかについてお話しいただいたあと、山田氏のアナキズム論の特徴や、いくつかの主要論点に立ち入った解説をお願いする予定です。
詳細は日仏会館のホームページで見ることができます。

開催日時:2021/09/17 18:30 (Zoom)

19:52 | イベント